世界的ファッション・デザイナーのジャンポール・ゴルチエの半生を自身で描いたランウェイミュージカル『ファッション・フリーク・ショー』が5月〜6月に東京・大阪で日本公演が行われる。
デヴィッド・ボウイや、ナイル・ロジャース「Le Freak」を取り入れた音楽にのせて実際にパリコレを飾った200着を超えるオートクチュールが衣装として舞台を彩る。2022年7月にロンドン公演に続き、フランスでも上演。30万人が劇場に来場している。ヨーロッパ、アジア、オセアニア、北米など世界15ヶ国ほどで上演が予定されている。
今回のアジア初となる日本公演の発表会見が2月7日に開かれた。
会見の冒頭にプロデューサーの山浦哲也からの挨拶の中で、次のゴルチエからのコメントが披露された。
ジャンポール・ゴルチエ コメント
私が手がけた、 『ファッション・フリーク・ショー』が、5月と6月に日本で開催されることを、心から嬉しく思っています。 日本の皆様は、 私のキャリア当初より応援してくださっており、 皆様のおかげで、私の人生は大きく変わったと思います。 私は何度もこの美しい日本を訪れており、 5月に迎える日本初演に向けて、心をこめて準備をしております。
『ファッション・フリーク・ショー』は、私の人生を描いた物語です。 パリ郊外に住む小さな男の子が、テレビでフォリー・ベルジェールを見て、 自分のショーを作ることを夢見ます。 やがて、パリのファッション・ハウスを描いた映画『ファルバラスー偽れる装い』 の主人公のように、 自分もクチュリエ(デザイナー)になりたいと思うようになります。
音楽が始まったのにモデルが準備できていなかった最初のショー、ロンドンや宮殿でのパーティー、 身近な人の死など、 山あり谷ありでしたが、それでも自分の作品に込めた喜びを通して、多くの方々に私の世界を見ていただきたいと思いました。 そして何よりも、 全ての人、誰もが美しいということ、フリークはシック、変わっていることは素敵なこと、 そして自分らしくいることが大切だということを伝えたいと思っています。
皆さまにお会いすることを心待ちにしております。
続いて、スペシャルサポーターのトークセッション。
会見に登壇したのは、近年デザイナーとして目覚ましい活躍を見せ、カラフルでポップなキャラクターで90時代後半のアイコンとなった篠原ともえ、世界的にヒットとなった『ペンパイナッポーアッポーペン』を生み出したピコ太郎、19歳でモデルデビューを果たしパリコレにも出演経験のある森泉の『ファッション・フリーク・ショー』スペシャルサポーターの3名。華やかな衣装を身に纏いトークセッションが催された。
映像で公演を鑑賞して_スペシャルサポーターからのコメント
篠原ともえ
ゴルチエは、憧れの存在なので、とてもに楽しみにしています。
豪華絢爛。ゴルチエに引き寄せられて、プロフェッショナルなエンターテイメントが見られるのが非常に楽しみ。モードをエンターテイメントにした人だと思います。
ピコ太郎
ジャン・ゴルチエ定食 おかわり無料という感じ。ゴルチエが全部詰まっている感じで「0→1」を生み出す発想を聞いてみたい。
森泉
公演は終始きらびやか。圧巻!このファッションエンターテイメントショーは、絶対観た方がいいよね!
日本公演独自のファッショニスタとして、水原希子が発表された。
CREATIVE TEAM
JEAN PAUL GAULTIER:CREATOR, WRITER, DIRECTOR AND COSTUME DESIGNER
ONIE MARSHALL:CO DIRECTOR
MARION MOTIN:CHOREOGRAPHER
SIMON PHILPS:ARTISTIC ADVISOR
FANNY COINDET:ASSISTANT DIRECTOR
PER HÖRDING:LIGHTING DESIGN
JUSTIN NARDELLA:SET DESIGN AND VIDEO CO-DESIGN
RENAUD RUBIANO:VIDEO CO-DESIGN
PRODUCERS
KATSUMI KUROIWA:President, CEO, Avex Inc / Avex Entertainment Inc. International Tour Producing Partner
GARRY MCQUINN:International Producer
THIERRY SUC:Original Producer公式WEB:https://fashionfreakshow.jp