奇妙な銀行強盗に“魂の51%”を奪われた13人の被害者彼等の身に起こる不思議な事件と奇跡を描いた傑作小説が世界初の舞台化!!
出演の花總まりは、宝塚歌劇団で歴代最長となる12年3ケ月の間、トップ娘役を務め、2006年の退団後も『エリザベート』や『マリー・アントワネット』など数々の大ヒットミュージカルに主役。谷原章介は、大河ドラマ『麒麟がくる』や舞台『ドライブインカリフォルニア』、情報番組『めざまし8』、NHK『うたコン』などの司会と幅広いジャンルで活躍。
イントロダクション
その日その銀行には、13人の人々がいた。
窓口係が2人、副支店長が1人、列に並んで待っている客が10人。
そこに紫色の帽子を被った風変わりな強盗が現れた。
天井に向けて一発の銃弾を放つと、強盗は言った。
「今持っている物の中で最も思い入れのある物を差し出せ」
先頭に立っていた男が100ドル札を差し出した。
強盗はそれを破らせ再び口を開いた。
「言葉の意味をよく考えろ。最も大切な物を差し出すんだ」
13人それぞれが思い出の品を渡すと、強盗は
「私はあなた達の魂の51%を手にした。それによりあなた達の身に
奇妙な出来事が起きる。自ら魂の51%を回復しない限り、命を落とすことになるだろう」
事件から3日後、妻は自分の身長が縮み始めていることに気づいた―。
概要
舞台『銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件』
日程:2024年4月 日本青年館ホール
出演:花總まり 谷原章介 他
製作:TBS