劇団ミリー旗揚げ公演『サロメ』を祝祭劇で上演_

オスカー・ワイルド作の戯曲『サロメ』は、今年出版130周年。
世界中で上演され続けているこの【悲劇】を、劇団ミリーは【祝祭劇】としてよみがえらせる。
演出は、劇団ミリー主宰でもあるKanoが務め、翻訳はKano・澤井みのりによるオリジナル版を使用。
美しくエネルギッシュなサロメの生き様を、劇場で。

劇団ミリー 主宰・演出 Kano コメント
悲劇のヒロインを「かわいそうな人」で終わらせない。
劇団ミリーの演出家として、私が心に決めていることです。彼女たちの【悲劇性】ではなく【生き様】に目を向け、そのエネルギーと輝きを伝えたいと考えています。
『サロメ』を初めて読んだ時、戯曲からあふれ出る彼女の熱い想いに圧倒されました。彼女の熱はきっとお客様の心にも火をともし、明日を生きる活力となる。そう確信しました。美しく力強いサロメの生き様を、是非、劇場で見届けてください!

あらすじ
月の美しい晩、ヘロデ王の宮殿では宴が催されていた。
参加者の注目の的はサロメ姫。
その美しさに皆が目を奪われていた、継父であるヘロデさえも。
しかし、サロメが惹かれたのは預言者のヨカナーン。
ヘロデと妻のヘロディアを侮辱した罪で、
水溜に囚われている男だった。
ヨカナーンにくり返し愛を伝えるサロメ
サロメからの愛を頑なに拒絶するヨカナーン
サロメの初恋の結末とは……?

概要
日程・会場:2023年12月1日 (金) ~ 12月3日 (日) キーノート・シアター
作:オスカー・ワイルド
訳:Kano(劇団ミリー)、澤井みのり(劇団ムガル)
演出:Kano(劇団ミリー)
出演:市原麻帆、創雪院銀仁朗(劇団ガラパゴス)、宇佐美、丹野武蔵、大月健三、岡本珠実、harry、 富山華佳、馬田めぐみ
舞台監督:Kano(劇団ミリー)
演出補:澤井みのり(劇団ムガル)
舞台監督補佐:伊藤セナ(名前はない劇団)
照明:田中知之(キーノート・プランニング)
音響:増田基生
衣裳:Kano・澤井みのり・はりー工房
メイク:椿凰
web 制作:大木夏子
宣伝美術:せんか
映像撮影:創雪院銀仁朗(劇団ガラパゴス) 撮影:松本しゅりか(息切れカメレオン) 制作:臼田菜南(劇団ミリー)、田村光(劇団ユニットスターチス) 票券:TM ステージ
制作協力:演劇ユニットスターチス
主催:劇団ミリー

公式サイト:https://milisinfo3.wixsite.com/milis-performance

サロメ役=市原麻帆、撮影=松本しゅりか