喜劇王ニール・サイモンの傑作『サンシャイン・ボーイズ』が再び本多劇場にて上演される。
ニール・サイモン(Neil Simon)はアメリカ合衆国の劇作家、脚本家。1961年の『カム・ブロー・ユア・ホーン』でのデビューから始まり、『おかしな二人』(1965年)、『サンシャイン・ボーイズ』(1972年)、『ビロキシー・ブルース』(1985年)などのヒット作を生み、ブロードウェイを代表する喜劇作家に。映画やテレビの脚本も数多く手がけ、トニー賞、ゴールデングローブ賞、ピューリッツァー賞など多くの賞を受賞。
加藤健一事務所でのニール・サイモン作品は『おかしな二人』(1989)、『第二章』(1992)がある。
『サンシャイン・ボーイズ』は昨年の初演にて、加藤健一は第64回毎日芸術賞、 佐藤B作は第47回菊田一夫演劇賞を“W 受賞”。
本作は現在、約半年にわたる地方公演中。
加藤健一コメント
『サンシャイン・ボーイズ』 は、数あるニール・サイモン作品の中でも最高傑作と言えるコメディ作品です。ヴォードヴィリアンとして43年間もコンビを組んでいた2人の男の物語は、54年間、舞台役者として同じ道を走り続けて来た僕と佐藤B作さんにピッタリの作品です。東京公演の前に全国各地を巡演していますが、何処に行っても大変な反響で、日々舞台に立つ喜びを全身で感じとっています。長引くコロナと新たなインフルエンザの影響で、演劇はまだまだ苦しい状況が続いていますが、僕たちは素晴らしい劇空間を作り続けています。劇場でお待ちしています。
佐藤B作コメント
これまでに何度かコロナで挫折したこの芝居ですが、2023年秋から始まった全国巡演で面白く仕上がったぞと言う自覚が持てる公演に成った気がします。しかし芝居はナマモノ、油断はなりません。これまでに私が出逢った喜劇作家、松原敏春さん、喰始さん、高平哲郎さん、井上ひさしさん、三谷幸喜さん等々の作品に挑んだ情熱を忘れる事なく、ニール・サイモンさんにもまだまだ挑戦していこうと思っています!!御期待下さい!!
概要
東京公演
日程・会場:2024年1月24日(火)~31日(水) 本多劇場
作:ニール・サイモン
訳:小田島恒志・小田島則子
演出:堤泰之
出演:加藤健一・佐藤B作・加藤義宗・田中利花・照屋実・韓佑華・佐野匡俊
声の出演:清水朋彦(文学座)・加藤忍
公式サイト:http://katoken.la.coocan.jp/116-index.html
2024年ラインアップ:http://katoken.la.coocan.jp/top-2024-lineup.pdf