`23年12月~1月の舞台『海をゆく者』をWOWOWで放送・配信する。
『海をゆく者』はアイルランド気鋭の劇作家コナー・マクファーソンの出世作にして代表作。`06年に自らの演出により、ロンドンのナショナル・シアターにてデビューした本作は、ローレンス・オリヴィエ賞“BEST PLAY”、トニー賞“BEST PLAY”にノミネートされ世界中で上演。日本では、演出家・栗山民也の元、2009年、2014年に上演され大好評。
“PARCO劇場50周年”の記念すべき年に、小日向文世、浅野和之、大谷亮介、平田満、そして高橋克実が新たに加わり、第一線で活躍する俳優陣たちの見事なアンサンブルで観客を魅了した。5人が主役、しかもサスペンスでありコメディ。高橋克実が第31回読売演劇大賞男優賞にこの作品ノミネートされ、2月に発表される大賞にも期待。WOWOWで`24年初夏放送・配信。
ストーリー
アイルランド、ダブリン北部。海沿いの町にある古びた家に、若くはない兄弟が二人で暮らしている。兄のリチャード(高橋克実)は大酒のみで、最近、目が不自由になり、その世話のために戻ってきたという弟のシャーキー(平田 満)は、酒癖の悪さで多くのものを失い、今は禁酒中。陽気で解放的な性格のリチャードは、クリスマス・イヴも朝から近所の友人アイヴァン(浅野和之)と飲んだくれ、シャーキーが顔を合わせたくないであろう男ニッキー(大谷亮介)を「クリスマスだから」とカードに誘ってシャーキーを怒らせる。さらには、ニッキーが連れてきた一人の男、ロックハート(小日向文世)。彼こそが、シャーキーが忘れたくとも忘れられなかった男だった。
概要
番組名:『海をゆく者』
放送・配信日:初夏 放送・配信
作:コナー・マクファーソン
翻訳:小田島恒志
演出:栗山民也
出演:小日向文世、高橋克実、浅野和之、大谷亮介、平田満