舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』は、小説の最終巻から 19年後、父親になった 37 歳のハリー・ポッターとその息子・アルバスの関係を軸に描かれる新たな冒険物語は、世界中で多くの演劇賞を獲得するなど好評を博しており、国内でも第30回読売演劇大賞の選考委員特別賞、第48回菊田一夫演劇大賞を受賞するなど高い評価を獲得。2024年6月には総観客数が 95万人を突破し、8月にいよいよ 100万人突破見込み。
2024年11月以降の公演延長が決定し、ますます盛り上がりを見せる本作。今回の登壇は、平方元基(ハリー・ポッター役)、吉沢 悠(ハリー・ポッター役)、木村花代(ハーマイオニー・グレンジャー役)、、ひょっこりはん(ロン・ウィーズリー役)、矢崎 広(ロン・ウィーズリー役)、永井 大(ドラコ・マルフォイ役)、姜 暢雄(ドラコ・マルフォイ役)、大沢あかね(ジニー・ポッター役)、初めて役衣裳で集結。
いよいよ新キャスト、会見が行われた。初めて勢揃い、稽古中のエピソードやいよいよ開幕する作品への意気込みを語った。
平方元基(ハリー・ポッター役)「衣装、いかがでしょうか。一人一人フィッテイングしましてそれぞれ8時間以上かかってます。誰一人、かけることなく。2ヶ月みんなと一緒に稽古してきまして、チームワークよく進んできました。いかに楽しめるか…(見どころは)魔法もそうですが、内にある人間模様、喜び、悲しみ、怒り、いろんな感情がありますので」
吉沢 悠(ハリー・ポッター役)「こういう形で揃うのは最初で最後だと思います。3年目がスタートします。力強さが溢れています。演出家が違うと解釈が変わります。”今までと違うかも”です。キャストも変わりましたので、ぜひ、体感してください」
木村花代(ハーマイオニー・グレンジャー役)「長いようで短い稽古、まだまだ課題はたくさん、テンパってます。作品の力、誠心誠意、全身全霊で新しい”ハリー”を!生まれ変わると思います」
ひょっこりはん(ロン・ウィーズリー役)「みんなで稽古してきて、毎日、(ハリーの)夢を見ます、ワクワクしています。見どころとしては、たくさんのキャストさんがいて、皆、重要な役割を担っています。そこに着目していただければ」
矢崎 広(ロン・ウィーズリー役)「ここまできましたが、まだまだ頑張っていかなきゃいけない。赤坂はハリー・ポッターの世界、”今日はハリーdayだ”と来ていただけたら」
永井 大(ドラコ・マルフォイ役)「ワクワク、ドキドキ、チーム一丸となって!3年目、1年目、2年目の方々の思いを引き継いで…もう100万人ですか!こんなにたくさんの方々に観に来ていただける舞台、東京にしかない舞台です」
姜 暢雄(ドラコ・マルフォイ役)「2ヶ月の稽古の時間、明日本番、結婚式のような気持ちです(一同、笑)。みんながWキャストなので明日の方にはお父さんのような気持ち(息子や娘を送り出す父親の気持ち?)、家族のようになっていくのでは?と思います」
大沢あかね(ジニー・ポッター役)「覚えることがたくさんあって、38年の間で(生きてきて)大変だなーーと。誰かが必ず声をかけてくれる”大丈夫?”と。ロングランを乗り切っていきたい、人間誰も完全ではない、それを友情とか関係で乗り切っていくのかな?と。子供達に観てほしいです」
それから質疑応答、あたらめてハリー役をやることについて
平方元基「ファミリーに入った気分、プレッシャーはありました」長期にわたるカンパニー、会見の間もファミリー感いっぱい。また、吉沢悠は「どういうハリーを演じればいいのかわからなくなって。平方さんとは違うと言われてどこが違うのか…演出されたことを信じて!また、ワークショップでは下の名前で呼ぶので、そこでだんだんファミリーに頑張らなくても自然になれた」とコメント。つまり、普通は苗字で「○○さん」吉沢悠は「”あかね”って呼んでますが、普通の現場だったら”大沢さん”と言ってると思うんですよ」と説明。
そこで気になるのはひょっこりはん、「”さとし”です(笑)、人と見ててくれているみたいで嬉しいです。別に妖怪とかではないですが、人間としてみてくれているみたいで。”さとし”と呼ばれると嬉しいです」と笑顔満面。
それから7月7日、七夕にちなんで。平方元基は「おばあちゃんっ子だったのでおばあちゃんに見てもらいたかった」と語り、吉沢悠は魔法にちなんだ回答「よくわからない何かが包んでくれたら」木村花代は「皆さんが幸せになりますように、愛される作品になりますように」、ひょっこりはんは「たくさん寝られますように」などいくつか出たところで大沢あかねが「8月誕生日なので、”素敵なお祝いを、美味しいご飯を”」これはかなり高い確率で実現しそう(笑)。
時間も押し迫り、最後に公演PR。
平方元基「ロングラン公演ができるということは観に来てくださるお客様あってこそだと思っております。僕たちが3年目にデビュー、明日から素晴らしい3年目になるように、そして4年目5年目ずっと続きますようにという願いを込めて、ここで挨拶に代えさせていただきたいと思います。本当に皆さんぜひ見に来てください」
吉沢悠「改めまして、この舞台は19年後の内容になってますが、僕が少年期のハリー・ポッターをやってると思ってる人が何人かいたので、ちゃんと言っておきたいです。新しいハリー・ポッターがこの3年目に生まれます。地方でもやってほしいっていう声もたくさん聞きますが、アジアそして日本で観れるのはこの赤坂ACTシアターだけなので、この夏休みをスタートにたくさんの方々にきていただきたい、我々の、この熱い魔法の世界をぜひ、この劇場で体感していただきたいと思います」
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』3年目、まだまだ続くこのロングラン、新キャストに会いに、そして魔法の世界を赤坂で!体感!
吉沢 悠(ハリー・ポッター役)インタビュー記事
イントロダクション
ハリー、ロン、ハーマイオニーが魔法界を救ってから19年後、かつての暗闇の世を思わせる不穏な事件があいつぎ、人々を不安にさせていた。魔法省で働くハリー・ポッターはいまや三人の子の父親。 今年ホグワーツ魔法魔術学校に入学する次男のアルバスは、英雄の家に生まれた自分の運命にあらがうように、 父親に反抗的な態度を取る。幼い頃に両親を亡くしたハリーは、父親としてうまくふるまえず、関係を修復できず にいた。そんな中、アルバスは魔法学校の入学式に向かうホグワーツ特急の車内で、偶然一人の少年と出会う。彼は、父ハリーと犬猿の仲であるドラコ・マルフォイの息子、スコーピウスだった! 二人の出会いが引き金となり、暗闇による支配が、加速していく…。
7月からの出演キャスト一覧 ★は継続出演キャスト
ハリー・ポッター 平方 元基/吉沢 悠
ハーマイオニー・グレンジャー 木村 花代/豊田 エリー
ロン・ウィーズリー ★石垣 佑磨/ひょっこりはん/矢崎 広
ドラコ・マルフォイ ★内田 朝陽/永井 大/姜 暢雄
ジニー・ポッター ★白羽 ゆり/大沢 あかね
アルバス・ポッター 佐藤 知恩/渡邉 蒼
スコーピウス・マルフォイ ★西野 遼/浅見 和哉/久保和支
嘆きのマートル 出口 稚子
ローズ・グレンジャー・ウィーズリー 飛香 まい
デルフィー ★鈴木 結里/乃村 美絵/高山璃子
組分け帽子 ★尾尻 征大
エイモス・ディゴリー ★間宮 啓行
マクゴナガル校長 ★榊原 郁恵/★高橋 ひとみ
★秋山 和慶/★安藤 美桜/★安楽 信顕/★荒澤 恵里奈/チョウヨンホ/★半澤 友美
隼海 惺/久道 成光/星 郁也/★伊藤 優佑/亀井 陵市/柏村 龍星/北代 祐太/小結 湊仁
★倉澤 雅美/黒田 陸/松尾 樹/★馬屋原 涼子/仲本 詩菜/★小川 希/★扇 けい/★岡 直樹
★大竹 尚/★篠原 正志/★髙橋 英希/★手打 隆盛/土屋 舞/★上野 聖太/★薬丸 夏子/★横山 千穂
ルード・バグマンの声 吉田鋼太郎
概要
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』
ロングラン上演中
会場:TBS赤坂ACTシアター
上演時間:3時間40分
※休憩あり
主催:TBS ホリプロ The Ambassador Theatre Group
特別協賛:Sky株式会社 With thanks to TOHO In association with John Gore Organization
公式サイト:https://www.harrypotter-stage.jp