モーツァルト晩年のオペラ『魔笛』上演@新国立劇場 18歳以下無料招待も_

モーツァルト晩年のオペラ『魔笛』、子どもから大人まで広い世代から愛される不朽の名作。

ウィリアム・ケントリッジのプロダクションは、素描をプロジェクションに用いた神秘的な舞台。人間の影と光を対比させる素朴な映像美と「善」や「力」についての洞察に満ちた傑作で、ケントリッジならではの深い知性とポエジーがあふれ出る。
オペラファンはもちろんのこと、現代アートファンも必見のオペラ。
指揮はチェコの俊英トマーシュ・ネトピル。出演者には、世界最人気のモーツァルト歌いパヴォル・ブレスリックがタミーノに登場するほ か、ヨーロッパで頭角を現すマテウス・フランサが来日。夜の女王役の安井陽子をはじめ、実力派日本人歌手が勢揃い。

過去公演より

文化庁劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業により、『魔笛』に18歳以下181名様をご招待。
また、同伴される保護者等につきましては半額でS席を提供。

大野和士のオペラ玉手箱 with Singers Vol.1『魔笛』 YouTube 公開中!

大野和士(新国立劇場オペラ芸術監督)自らがピアノを弾き、歌手による歌唱を交えながら、ユーモアたっぷりに『魔笛』の魅力をご紹介。
出演:大野和士(ピアノ・お話)、長谷川顯(ザラストロ)、鈴木准(タミーノ)、馬原裕子(パミーナ)、吉川健一(パパゲーノ)、西尾友香理(パパゲ ーナ)、高橋維(夜の女王)ほか

KENTRIDGE STUDIO 公式サイト「魔笛」プロジェクト

https://www.kentridge.studio/projects/the-magic-flute/

ウィリアム・ケントリッジの演出ノートはもちろん、創作中にしたためた考察、模型写真や製作風景の記録を公開。ケントリッジの洞察の世界へ。

あらすじ
王子タミーノが大蛇に襲われ、夜の女王に仕える3人の侍女に助けられる。侍女たちから夜の女王の娘パミーナが悪者ザラストロに捕らえられていると聞いたタミ ーノは、彼女の救出を決意。身を守るためタミーノは魔笛を、お供の鳥刺しパパゲ ーノは魔法の鈴を与えられ、ザラストロの神殿へ向かう。タミーノはザラストロが徳 の高い高僧だと知り、パミーナと結ばれるために修行をすることに。試練を乗り越 えた2人は、祝福のうちに結ばれる。夜の女王は雷鳴とともに地獄に落ち、ザラス トロを讃える声が響く。

概要
日程・会場:2024年12月10日〜15日 新国立劇場 オペラパレス

公演情報公式サイト:https://www.nntt.jac.go.jp/opera/die-zauberflote/

新国立劇場『魔笛』2018年公演より 撮影:堀田力丸