紅ゆずる 室龍太 林翔太 綾凰華 ドロンズ石本 珠城りょう 出演舞台『あなたに会えてよかった』開幕

1994年に英国スティーヴン・ジョゼフ劇場にて初演され、その後、ロンドン・NYで、何度も再演を繰り返すイギリス劇作家アラン・エイクボーンによる戯曲『あなたに会えてよかった』が5月2日に三越劇場で開幕。大阪ではCOOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて5月10 日11日。

主演のプーペイ役に紅ゆずる、ジュリアン役に室龍太、リース役に林翔太、ジェシカ役に綾凰華、ハロルド役にドロンズ石本、そして、ルエラ役に珠城りょうの顔ぶれ。
この作品は、状況を巧みに構築することで笑いを引き起こし、人間描写を得意とするアラン・エイクボーンならではの緻密な3重構造で物語が進行。売春婦・プーペイがたまたま巻き込まれた事件から、ある共通項で結ばれたそれぞれの時代の女性たちが次第に結びつき、最後には希望に満ちたエンディングが待ち受けている。演出は、数々のミステリ舞台を手掛けてきた野坂実。

ゲネプロの初日に行われ、取材会がプレス向けに開かれた。

コメント
紅ゆずる

「私は、コメディエンヌと言われて来たのですが、考えさせられた作品です。シチュエーション・コメディが初めてだったのですが、今まで培ってきたものと違うものを要求されていることに、稽古初日に初めて気付かされた作品です。初日ですので、腹を括って、自分が得るもの、成長できるものをぶつけて行きた。」

室龍太
「最高の舞台をお届けしたいと思っておりますので、ぜひ、楽しんでください」

林翔太
「キャストのみんなで作り上げてきた、めちゃくちゃ楽しい作品です。千秋楽まで頑張りたいと思います」

綾凰華
「素晴らしい出演者の皆さまと、様々な年代による人間関係が繰り広げられる舞台となっています。ひとりひとりがハートフルで愛しいキャラクターですので、ぜひ、観ていただければ嬉しいです」

ドロンズ石本
「6名の出演者、とても個性があって、、、僕は個人的には林くんの役がとても好きで、千秋楽までには彼の役をやれるようになりたいです 笑」

珠城りょう
「キャストの皆さんと日々アイデアを出し合いながら稽古を続けて参りました。皆さんに楽しんでいただける舞台を精一杯勤めたいと思っています」

野坂実(演出)
「イギリスの劇作家アラン・エイクボーンによる戯曲です。映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に着想を得たような内容で、そこにエイクボーンが独自に味付けした作品。コメディとして秀逸な作品です。今回、最高の6名の出演者でとても幸せな稽古を過ごすことができ、お客様も楽しんでいただける作品になりました」

あらすじ
2020年、ロンドンの高級ホテル。オーバーコートに金髪のかつらをかぶった売春婦・プーペイ(紅ゆずる)は、瀕死の初老男性・リース(林翔太)に奉仕するため、ホテルのスイートルームへ訪れた。しかし、リースがプーペイを呼んだのには別の理由が。彼の助手・ジュリアン(室龍太)が、自分の過去の妻・二人を殺害したという事実を自白し、その承認となってもらうためだったのだ。プーペイはその自白書を持って急いで立ち去ろうとするが、ジュリアンに見つかり、襲われる。プーペイは、スイートルームの連絡用のドアの向こうへと逃げるのだった。プーペイがドアを開けると、なんと、そこは2000年の同じ部屋。そこには、リースの2番目の妻・ルエラ(珠城りょう)がいた。その後、最初の妻・ジェシカ(綾凰華)とも出会い、3人は自分たちの人生を救うべく、ホテルの一室での奇妙なタイムトラベルのなかで、力強くその運命に立ち向かうのだった・・!

ゲネプロ 舞台写真

時の流れは時に “せつない” と感じさせながら、今を精一杯に生きる三人の女たちの絆かも知れない心合わせが心地よい舞台。

概要
タイトル:舞台『あなたに会えてよかった』
日程・会場:
東京:2025年5月2日(金)~7日(水) 三越劇場
大阪:2025年5月10日(土)・11日(日) COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
出演:紅ゆずる 室龍太 林翔太 綾凰華 ドロンズ石本 / 珠城りょう
作:アラン・エイクボーン
訳:小田島恒志・小田島則子
演出:野坂 実
スタッフ
美術:仁平祐也 照明:柏倉淳一 小松崎愛子 音響:SING_O_WORLD 衣裳:熊谷美幸
ヘアメイク: 中原雅子 演出助手:井口綾子 舞台監督:今泉馨(P.P.P.) 制作:style office
宣伝美術:樋口舞子 宣伝写真:山岸和人 WEBデザイン:メテオデザイン
主催:舞台『あなたに会えてよかった』製作委員会(エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ/ノサカラボ)

公式HP:https://anatani2025.com/