バレエ・アステラス 2025 上演プログラム決定@新国立劇場

新国立劇場オペラパレスにおいて、世界のバレエ団で活躍する日本人ダンサーを迎えて開催するスペシャルガラ公演「バレエ・アステラス2025」の上演プログラムが決定した。公演は7月18日、19日(土)の2日間。
記念すべき15回目の開催となる今回は、英国ロイヤルバレエ プリンシパルの高田茜/平野亮一がゲストとして参加するほか、併せて5か国8バレエ団の第一線で活躍する16名のダンサーたちが出演、古典の名作から現代人気振付家の注目の作品まで、多彩なプログラムを上演、日本人ダンサーが活躍する世界のバレエ界の「今」を。

過去公演より

上演プログラムの概要について
ゲストの高田茜/平野亮一は、C.ウィールドンの傑作『Within the Golden Hour』よりパ・ド・ドゥを上演します。この作品の創作にあたり、ウィールドンがグスタフ・クリムトの絵画の色彩、光、金箔に想を得たと語るように、その美しさが印象的な作品。この他1作品を上演。(近日発表予定)

現代人気振付家の注目の作品を上演するのは4組。金澤優美/清沢飛雄馬は2019年ブノワ賞最優秀振付賞を受賞したY.ポソコフ振付『アンナ・カレーニナ』よりパ・ド・ドゥを、チョン・ジェウン/北井僚太は元ポーランド国立バレエ団芸術監督K.パストール振付『ロメオとジュリエット』よりバルコニーのパ・ド・ドゥを、野黒美茉夢/フリオ・ブラネスは現ポーランド ポズナン歌劇場バレエ団バレエ監督R.ボンダラ振付『Take Me With You』よりデュエットを、藤原青依/チャン・ウェイ・チャンは現ヒューストン・バレエ芸術監督S.ウェルチ振付『シンデレラ』第2幕よりパ・ド・ドゥを上演。
また、世界中で親しまれる古典作品からは、ジェシー・ドーティー/アクリ士門が『ラ・シルフィード』第2幕よりパ・ド・ドゥを、中島燿/モイセス・カラーダ・パルメロスが『サタネラ』よりパ・ド・ドゥを、升本果歩/石井潤は『コッペリア』第3幕よりパ・ド・ドゥを披露。

パリ・オペラ座バレエ学校が上演する『ゼンツァーノの花祭り』『ナポリ』は、4月パリ・オペラ座ガルニエ宮公演でも披露されました。同校が長年受け継ぐフランスのバレエの伝統と愛らしい踊りをお楽しみいただく貴重な機会です。
新国立劇場バレエ研修所が上演する『トリプティーク~青春三章~』は、同研修所が米ワシントン(2011)、露モスクワ(2013)にて開催されたバレエ学校フェスティバルにて上演し高い評価を得た作品。

概要
バレエ・アステラス 2025
~海外で活躍する日本人バレエダンサーを迎えて世界とつなぐ~
【公演日程】
2025 年 7 月 18 日(金)14:00 開演
7 月 19 日(土)14:00 開演
*開場は開演 45 分前です。
*開演後のご入場は制限させていただきます。
会場:新国立劇場 オペラパレス
公式サイト:https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/asteras2025/