
新国立劇場「高校生のためのオペラ鑑賞教室」は、現代舞台芸術の一層の普及を目指す新国立劇場が、次の世代を担う青少年に向け優れた舞台芸術を提供する機会として 1998 年(平成 10 年)より開催している事業。
「初めてのオペラ鑑賞だからこそ、本物のオペラを体験していただきたい」という願いを込めて、演出、舞台美術、衣裳など本公演と全く同じプロダクションを上演。日本を代表するオペラ歌手が出演し、生のオーケストラ演奏で上演。高校生を学生扱いせず、一般のお客様と全く同じスタイルで名作オペラを全曲鑑賞するというコンセプトが大変好評とのこと。
<過去公演より>
『蝶々夫人』はオペラ鑑賞教室で最も上演回数の多い作品で、これまでに、東京公演で 11 回、関西公演で 7 回上演。長崎を舞台に、アメリカ海軍士官の夫・ピンカートンへの一途な愛を貫く蝶々さんの悲劇を描いたオペラは、初めてオペラを鑑賞する高校生にも深い共感を呼び起こすはず。
栗山民也の演出は、死をもって愛を貫いた蝶々さんの想いをシンプルながらスケールの大きな舞台で描くもの。人物の内面を鮮やかに描写する演出が、多感な高校生の想像力を大いに刺激すると好評を博している。
概要
新国立劇場 高校生のためのオペラ鑑賞教室 2025
(会場:新国立劇場オペラパレス)
ジャコモ・プッチーニ
「蝶々夫人」
全2幕<イタリア語上演/日本語及び英語字幕付>
日程:2025 年 7 月 7 日(月) 8 日(火) 9 日(水) 10 日(木) 11 日(金) 12 日(土)
全 6 回公演 全日 13:00 開演 新国立劇場オペラパレス
全席指定 高校生及び引率教員
【学校団体】2,750 円
※残席がある公演日に限り前売販売:高校生以下 2,750 円/一般(大人)6,600 円
高校生以下発売日:2025 年 6 月 8 日(日)/一般発売日(大人):2025 年 6 月 22 日(日)
公式サイト:https://www.nntt.jac.go.jp
新国立劇場「蝶々夫人」より 撮影:三枝近志