
石田亜佑美がモーニング娘。卒業後の初主演舞台、『ヘヴンアイズ』が9月に上演される。
共演には現在『先生の背中』(PARCO)に出演中で、11月には『勝手に唾が出てくる甘さ』(KAAT×城山羊の会)に出演予定の湯川ひな。数々の舞台で印象を残し、現在は『消えていくなら朝』(新国立劇場)に出演中の大谷亮介。
作品について
デイヴィッド・アーモンドは英国の小説家。『肩胛骨は翼のなごり』は発表されるやいなや、優れた児童文学に贈られるカーネギー賞とウィットブレッド賞を受賞。同年に刊行された『ハリー・ポッター』の第一作を抑えての受賞となった。『スケリグ』のタイトルで、日本でも演劇が上演された。
2001 年刊行の小説『ヘヴンアイズ』(金原瑞人訳、河出書房新社刊)は、国際アンデルセン賞を受賞。作者自ら戯曲化した本作を、数々の翻訳劇を手がける荒井遼の演出でこの度日本初演。
翻訳は『NOT TALKING』(マイク・バートレット作/ゴーチ・ブラザーズ)で荒井とタッグを組んだ髙田曜子。
冷たく暗く怖い闇の中に秘密と優しさが潜んでいる。
死者と生者が密かに交流し夢と現実が交差する幻想的な世界の中で、子どもたちが人生の切なさ美しさを知っていきます。
あらすじ
自由を求めて、孤児院を抜け出し筏に乗り込んだ3人の子どもたちは漂流し、たどり着いたのは真っ黒な泥が広がるブラック・ミドゥンだった。
そこにはヘヴンアイズと呼ばれる、手足に水かきのある不思議な少女と、奇妙な管理人の老人が二人きりで暮らしていた……。
「月の明るい晩にヘヴンアイズと出会った。どんな悲しみ苦しみのなかにも天国をみいだす目を持っている少女。」
ブラック・ミドゥンの泥には、たくさんの秘密と悲しみ、そして希望が埋まっている……。
概要
『ヘヴンアイズ』
日程・会場:2025年9月12日(金)〜17日(水)すみだパークシアター倉
作:デイヴィッド・アーモンド
翻訳:髙田曜子
演出:荒井遼
出演:石田亜佑美、湯川ひな、大谷亮介 ほか
公式サイト:公式HP:https://theatertheater.wixsite.com/heaven2025