ヴェルディの傑作『椿姫』4月上演@新国立劇場

オペラの代名詞として、圧倒的人気を誇るヴェルディの傑作『椿姫』。華やかなパリ社交界を舞台に、高級娼婦ヴィオレッタの純愛と悲劇的な運命が美しくドラマティックな音楽で描かれ、観るものの涙を誘う名作中の名作。

新国立劇場のブサール演出は、スタイリッシュで美しい舞台と洗練された豪華な衣裳も大きな見どころ。誇り高く生きた女性ヴィオレッタの姿が細やかな心理表現で描かれ、深い共感を誘う。求心的な演出が劇場を感動で包む、大好評のプロダクション。

注目のヒロイン、ヴィオレッタには、スター街道を駆け上っているソプラノのカロリーナ・ロペス・モレノが新国立劇場初登場。著名劇場で次々に主役に抜擢され、世界のオペラファンが最も注目している新星。アルフレードにヴェルディを得意とする注目株アントニオ・コリアーノ、父ジェルモンには日本でも絶大な人気を誇るスター、ロベルト・フロンターリ。指揮はコンサートとオペラで活躍中のレオ・フセインと、豪華キャストによる『椿姫』は、今春の必聴オペラ。

演出のヴァンサン・ブサールは色彩にこだわる洗練されたビジュアルの舞台に定評があり、この『椿姫』でもその美的センスを存分に発揮。高さ 12 メートルものシャンデリアや巨大な鏡に囲まれた陰影の深い舞台で効果的に心象風景を描出し、男性社会に誇り高く生きた女性ヴィオレッタの姿を印象付け、ヴィオレッタの心理があぶり出される求心的な演出は、現代に生きる私たちの共感を呼び、圧倒的感動をもたらす。

あらすじ
パリの高級娼婦ヴィオレッタは、富豪の息子アルフレードからの求愛にためらいながらも、真摯な愛に心を開く。郊外で暮らす二人の下にアルフレードの父ジェルモンが訪れ、縁談のためにも二人の関係を終わらせるよう頼む。ヴィオレッタは涙をのんで身を引くが、これを裏切りと捉えたアルフレードは夜会で彼女を罵倒する。やがて誤解と分かった時には既に遅く、ヴィオレッタは病床で愛するアルフレードに看取られ息絶える。

新国立劇場『椿姫』ダイジェスト動画

概要
公演日程:2026年4月2日(木)18:00/4日(土)14:00/6日(月)14:00/10日(金)14:00/12日(日)13:00
会場:新国立劇場 オペラパレス
※予定上演時間 約2時間45分(休憩含む)
指揮:レオ・フセイン
演出・衣裳 :ヴァンサン・ブサール
美術:ヴァンサン・ルメール
照明:グイド・レヴィ
ムーヴメント・ディレクター:ヘルゲ・レトーニャ
再演演出:澤田康子
出演
ヴィオレッタ:カロリーナ・ロペス・モレノ
アルフレード:アントニオ・コリアーノ
ジェルモン:ロベルト・フロンターリ
フローラ:谷口睦美
ガストン子爵:金山京介
ドゥフォール男爵:成田博之
ドビニー侯爵:清水宏樹
医師グランヴィル:久保田真澄
アンニーナ:花房英里子
合唱指揮:冨平恭平
合唱:新国立劇場合唱団
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
芸術監督:大野和士

公演情報 WEB サイト https://www.nntt.jac.go.jp/opera/latraviata/

舞台撮影(前回公演):堀田力丸