加藤健一事務所公演『Flowering Cherry』夢みるチェリー 4月15日開幕 カトケンよりコメントも_

名作『Flowering Cherry』、4月上演。
「夢を語るのは一流、実行力は三流」 そんな男の代表格、ジム・チェリー。意外とどこにでもいそうな、この“どうしようもない男”を、なぜか憎めない、愛すべき人間像としてカトケンが演じ、その夫に対する妻・イザベルを演じるのは、文学座の看板女優・山本郁子。ちなみに2004年の地人会公演では『花咲くチェリー』というタイトルで上演、ジムは北村和夫、イザベルは八千草薫。


確実に現実を生きる女性の強さで、ジムの幻想をくっきりと浮かび上がらせる。
演劇ファンに長く愛されてきた名作を、満を持してカトケン事務所、初上演。時代を越えた一作に新しい息を吹き込む、小田島恒志の新訳、そしてカトケンワールド初登場となる早船聡の演出で。

加藤健一より

この作品の副題をあえて「夢見るチェリー」としたのには理由があります。チェリーと呼ばれているのは主人公の男の事ですが、「Flowering Cherry」というと、どうしても植物のチェリーの木に花が咲くというイメージが強すぎるからです。一旦そう思い込んでしまうと、劇のクライマックスでとても大きな支障
をきたす恐れがあります。翻訳者の意見では「Flowering Cherry」には、チェリーという男がいつも
「ひと花咲かすぞ!」と言っているイメージがあるそうです。ならば「夢見るチェリー」の方が誤解がないだろうと思い、この副題に致しました。
新年度が始まったばかりのお忙しい時期とは存じますが、是非劇場まで足をお運びください。

STORY
届かぬ夢を追う父、現実を生きる家族。夢の小枝に実るのは、果実か愛か、それとも??
イギリス郊外に暮らす中年のチェリー夫妻、ジム(加藤健一)とイゾベル(山本郁子)。
保険会社で働くジムは、仕事が性に合わないと、妻に黙って突然退職してしまった。
彼は「故郷でリンゴ園をやりたい」という見果てぬ夢を語るが、それには資金も経験も現実味も無い。
これまで献身的に彼を支えてきたイゾベルは、新しい人生を思い描き続けるだけで、踏み出す勇気も無いジムに苛立っている。
二人の子ども達もまた、そんな父を理解できずにいた。
夢と困惑のはざまで揺れる家族の姿を通して、愛のぬくもりと人生の選択を描いた家庭劇。

概要
日程・会場:2026年4月15日〜4月23日 本多劇場
作:ロバート・ボルト
訳:小田島恒志
演出:早船聡
出演:
加藤健一、山本郁子(文学座)、
林 次樹(P カンパニー)、浅井伸治(劇団チョコレートケーキ)、
菊地 歩(扉座)、澁谷凜音(青年座)、小田あかり

公式サイト:https://katoken.la.coocan.jp