柚希礼音、大谷亮平、新妻聖子が初日レッドカーペットに登場!純愛に酔いしれて!ミュージカル『ボディガード』究極の愛に心震え、極上のエンターテイメントに心踊る!

大作、ミュージカル『ボディガード』が開幕した。この作品の原作はワーナー・ブラザース映画「ボディガード」、俳優ケビン・コスナーと女性歌手ホイットニー・ヒューストンが共演し、ヒットしたロマンティック・サスペンス映画。ヒューストンが歌った主題歌「オールウェイズ・ラヴ・ユー」が収録され、デイヴィッド・フォスターの編曲したサントラ盤は全世界で4,200万枚を売り上げる大ヒットを記録。日本でも映画はもちろん、この主題歌も大ヒット、リアルタイムで観たファンも多いことであろう。この映画のミュージカル化である。ミュージカル「ボディガード」はイギリスのアデルフィシアターで2012年に開幕し、以降、14か国で上演、公演回数は4000回、総観客数は400万人を超え、こちらも大ヒット!
<レイチェルとバックダンサーが、マイアミの慈善コンサートで「I‘M EVERY WOMAN」を披露するシーン>

しょっぱなからインパクトのある出だし、基本的には原作通りにストーリーは進んでいくのだが、ところどころ舞台ならではの『改変』がある。それが実に効果的。ヒロインの命を狙うストーカー、映画では姉のニッキーが妹への嫉妬心から酒場で出会った見ず知らずの男に妹の殺害を依頼するも、名前も知らない素性のわからない男で連絡が取れない、という設定。ここを昨今問題になっているストーカーにすることによって時代設定がより現代的に。しかもヒロインのボディガードを務めるフランクはスマホを持っている。この時代に寄り添った設定に変えている柔軟性が作品の成功の秘訣ではないだろうか。また大ヒットミュージカル「マンマ・ミーア!」はジュークボックスミュージカルで知られているが、このミュージカル『ボディガード』もまたジュークボッックスミュージカル、曲が実に多彩で、1860年の賛美歌もあり、また1970年代、1980年代の曲もあり、そして心憎いのは映画で主演したホイットニー・ヒューストンのカムバックとされた曲「Millon Dollar Bill」が含まれていること。2012年、ホイットニー・ヒューストンがなくなる前の最後のシングルとなるはずだった曲である。
映像を効果的に用い、舞台転換もスピーディ、そして圧巻なのは劇中ショーである。冒頭のショーは、もういきなり!観客のテンションが突如としてMAXに!そしてよく知っている、オチも何もかも知っているのに前のめりになる構成、このショーでのダンスがCOOLでHOT、最先端のコリオで観ている側もゴキゲンになれるダンス、しかもスキルも迫力も!男性陣ダンサーのマッチョも、もはや芸術的だ。

この作品はヒロイン・レイチェルと雇われたボディ・ガードのフランクの恋愛が主軸であるが、レイチェルの姉であるニッキーの寂しい気持ち、哀しみと後悔とが入り混じった感情は共感できる。またレイチェルの息子であるフレッシャーが!可愛すぎる!しかもダンスがむちゃくちゃうまい!
舞台ならではのアナログ表現と映像の融合、そしてショーのシーンは、観客は作品の中の『観客』となる。心から愛するがゆえにそれぞれの立場を考えて悩む。フランクはそもそも、雇われた身だ。雇い主と恋愛関係になってしまい、それを後悔する。そしてもともといたレイチェルのボディーガードを務めている、トニー、フランクのことを最初はよく思わなかったことも無理からぬこと。しかし、その溝はレイチェルが危機に直面するようになり、フランクと協力するようになるところなど極めて人間的なリアクションで共感しやすいキャラクターだ。
2幕ものであるが、スピード感溢れる展開にキラ星のごとくに次々と繰り出されるヒット曲に究極のラブストーリー、日本人キャストで来年の3月より公演が始まるが、こちらも期待大。愛とエンタメいっぱいの作品、『本編』が終わると、ちょっとしたお楽しみタイムもあるので、ここはぜひ、クラップをご一緒に!

<フランクがレイチェルを初めてデートに連れて行ったカラオケ・バーで歌われるのがI HAVE NOTHING。レイチェルが初めてフランクに対する本当の気持ちを明らかにする場面>

<物語の最後のナンバーで、フランクに別れを告げたレイチェルが一人歌うシーン。>

初日ならではのレッドカーペットも行われた。両脇のサングラスの2人は・・・・・・もちろんボディガード!

思わず、どよめきが!

ドレスアップして!会場からどよめきが!
「私がボディガード役だと思った方もいたかも?と思いますが(笑)、しっかりと守ってもらい、自分なりのレイチェルで挑みたいです」と柚希礼音。新妻聖子は「初日がすごく楽しみでした!」とファン全開モード。大谷亮平は「お二人をしっかり守れたら!」と早くもボディガードな発言。

可愛い子役!ダンスが抜群にうまい!

【公演概要】
原作:ローレンス・カスダン作 ワーナー・ブラザース映画「ボディガード」
脚本:アレクサンダー・ディネラリス
演出:テア・シャロック
出演:アレクサンドラ・バーク/ジェンリー・シャロー(Wキャスト)、ブノワ・マレシャル他
公演サポーター:LiLiCo

公演日程:
〔東京〕2019年 9月13日(金)~10月 6日(日) 東急シアターオーブ
〔大阪〕2019年10月11日(金)~10月20日(日) 梅田芸術劇場メインホール
※生演奏・英語上演・日本語字幕あり
お問合せ:梅田芸術劇場(10:00~18:00)0570-077-039
主催:フジテレビジョン(東京)/関西テレビ放送(大阪)
アミューズ/トリックスターエンターテインメント/読売新聞社/梅田芸術劇場
特別協賛:ALSOK
企画・招聘:梅田芸術劇場
公式HP:https://www.thebodyguardmusical.jp/
プレスコール撮影:鈴木久美子
<日本版>
[大阪]
梅田芸術劇場メインホール
2020/3/19(木)~2020/3/29(日)
[東京]
東急シアターオーブ
2020/4/3(金)~2020/4/19(日)
柚希礼音・新妻聖子(Wキャスト)大谷亮平
AKANE LIV
佐賀龍彦・入野自由(Wキャスト)水田航生 大山真志
内場勝則
青山航士
飯田一徳、小山銀次郎、宮垣祐也、加賀谷真聡、鹿糠友和、落合悠介、
杉浦小百合、吉元美里衣、橋本由希子、HitoMin、杉原由梨乃、熊澤沙穂、斎藤葉月
HP:https://www.umegei.com/schedule/843/index.html