ーー加藤健一事務所創立40周年、加藤健一役者人生50周年記念公演!佐藤B作を迎えての第1弾『サンシャイン・ボーイズ』5月上演!3月15日前売り開始!ーー
ニール・サイモンの傑作『サンシャイン・ボーイズ』、共演は佐藤B作他、実力俳優集結!
原作者のニール・サイモンは1927年生まれ、ニューヨーク出身。「カム・ブロー・ユア・ホーン」(1961年)でデビュー、以降、「おかしな二人」(1965年)、「サンシャイン・ボーイズ」(1972年)、「ビロキシー・ブルース」(1985年)などを次々と発表し、いずれもヒット。トニー賞、ゴールデングローブ賞、ピューリッツァー賞などを受賞している。
物語の主たる登場人物は往年のヴォードビリアンコンビのウィリーとアル。人気があったが、実はとても仲が悪かった。ついには大げんかしてコンビを解消することに。それから、時間がたち、ウィリーは、安ホテルで一人わびしく暮らしているが、気持ちは人気のある現役スター。甥でもあるマネージャーのベンにわがまま放題。それでもベンは仕事をとってくる。それは別れたアルともう一度テレビに出てくれないか、というものだった。実はこの二人、大げんかして以来、一度も会っていなかったのであった。しぶしぶオファーを受けることにしたウィリー。11年ぶりに再会するのだが・・・・・・・。
<加藤健一コメント>
[『サンシャイン・ボーイズ』を選んだ理由は?]
加藤健一事務所創立 40 周年、加藤健一役者人生 50 周年を迎えた今年、何か思い出に残るような、そして記念に 残るような公演にしたいと考えていました。また、同じ役者の 道をずっと走り続けている佐藤B作さんとは、これまで共演し たことがなく、この機会に何かB作さんと演じられる作品が無 いかと探した時、この名作を思い出し、ぜひ一緒にやりたいと 上演を決めました。
[お客様へ向けて一言]
同い年の私とB作さんは、もう古希を迎えました。『サンシャ イン・ボーイズ』で演じる役も、私達と同じくらいの年齢のヴォードヴィリアンです。非常に仲が悪い二人のため、喧嘩ばっか りしていますが、それがお客さまの笑いに変わっていきます。 40周年、そして 50周年の感謝の思いを込めて演じます。
[佐藤B作さんへ]
B作さん、なぜこんなに長い間、一緒に芝居をやら なかったのでしょうね。自分でも不思議なくらいです。 B作さんが先日出演されていた二人芝居も客席か ら観ていましたが、非常に感動しました。今回は二 人芝居ではありませんが、私とB作さんの二人で演 じるシーンが多くあります。B作さんと舞台上で喧嘩 ができること、とても楽しみにしています。
<佐藤B作コメント>
[『サンシャイン・ボーイズ』の見どころ、好きなシーンは?]
加藤さんと僕は、会えばいがみ合う年老いた元芸人の男二 人の役ですが、普段は目も合わせないような二人のため、コ ントの練習をしようとすると、最初の一言から喧嘩が始まって しまいます。この喧嘩がどこまでエスカレートするのかが、一番 の見どころではないでしょうか。 僕が一番好きなシーンは、最後にアル(佐藤B作) がウィリー (加藤健一)の部屋に謝りに行く場面です。ウィリーが体調を 崩したと聞き、アルは少し責任を感じて謝りに行くのでしょうけ れど、これまで散々喧嘩していたのに優しくなれるという、人間 のもっている情念を出せるところが、僕の好きなところです。 大人が楽しめる喜劇になると思いますので、ぜひ皆さん劇場へ足を運んでください。
[加藤健一さんへ]
加藤さんと初めてお芝居をします。加藤さんは一人 でどんどん企画をして上演されていますね。噂では、 地方公演に行くときは戯曲を何本も持参して、合間 でお読みになるという、演劇どっぷりの生き方をされて いるそうです。その生き方の潔さ、演劇との距離の持 ち方を尊敬しています。加藤さんがどうお芝居をし て、僕がそこにどう絡んでいき、そこで得られる“ときめ き感” が何よりも楽しみです。
【公演概要】
加藤健一事務所vol/107 『サンシャイン・ボーイズ』
作:ニール・サイモン
訳:小田島恒志 小田島則子
演出:堤 泰之
日程・会場: 2020年5/6(水・振休)〜17(日) 下北沢・本多劇場
出演:加藤健一、佐藤B作
佐川和正(文学座)、田中利花、照屋 実、加藤義宗、韓 佑華
声の出演…清水明彦(文学座)、加藤 忍
加藤健一事務所HP:http://katoken.la.coocan.jp
スペシャル動画(佐藤B作&加藤健一):https://youtu.be/2chk36eWgDY