9/1に開幕するロマンティック群像劇ミュージカル『Fly By Night〜君がいた』の全公演(計20回)生配信が決定した。コロナ禍で劇場に足を運べないお客さまのために、全公演をリアルタイムで体感でき、しかも毎日!一期一会の体験ができる。
映像作品も手がけるconSeptならではのハイクオリティな3カメ撮影。
生演奏にこだわるMusical Dramaシリーズの奥深さを是非!
今春、上演途中で中止となったミュージカル『Hundred Days』の千秋楽を急遽3月に生配信した際はそのクオリティが評判ともなった。
数々の映画やアーティストのライブなどを手掛ける、同撮影チームによる全公演生配信をにご期待ください。
そして!東京初日のみ3000円のお試しプライスで観劇するチャンス!!初体験の方はこの日に!
公式HP:https://www.consept-s.com/fbn/
◉配信概要
作品:ミュージカル『Fly By Night〜君がいた』全20公演
日程:9/1〜13東京・シアタートラム、9/19〜22 横浜・赤レンガ倉庫
料金:1回5500円(ただし、東京初日のみ3000円)
配信サイト:streaming +
販売専用URL: https://eplus.jp/fbn-streaming/
販売開始日:8月14日(金)
形態:全公演リアルタイム生配信 ※ただし終演後5時間まで見直し可能。
詳細:公演公式サイトにて、配信特典を発表予定。
☆要チェック☆ https://www.consept-s.com/fbn
◇作品概要
実際に起こった大規模停電をモチーフに描かれる群像劇ミュージカル
この物語は1965年11月9日に実際に北アメリカとカナダを中心に起こった大停電(ニューヨーク大停電)をモチーフにしている。
この停電で実際に約2500万人に及ぶ人々が暗闇の中で12時間過ごす事になったという記録が残っているが、はっきりとした原因は不明で、「UFOの攻撃があった」という話が都市伝説のように残っているほどの大事件だったという。
極寒のニューヨーク、寒さと暗闇の中で人々は混乱し信号の停止で交通事故も多発したというが、ある場所では寄り添い暖をとりあったり、人が文明の利器を離れ互いを支えあったというエピソードも残っている。
ミュージカルとストレートプレイの融合:ミュージカルドラマ・シリーズ
conSeptが提示するミュージカルドラマ・シリーズはストレートプレイを観るような感覚で観劇できるミュージカルスタイルを目指しています。
第4弾となる本作ではミュージカル『レ・ミゼラブル』のマリウス役(2017年・2019年)などで活躍する内藤大希が主人公・ハロルドとしてconSept作品に初主演。その父親役を演じるのは『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャンとしても活躍する福井晶一が、今度は内藤と実際の親子を演じます。ダブルヒロインのダフネとミリアムに様々なジャンルの舞台で活躍目覚ましい青野紗穂と万里紗。ダフネに恋する新進作家にミュージカル界で急成長著しい遠山裕介。またハロルドの第2の父親的な存在であるサンドイッチ屋のオーナー・クラブルには自由劇場出身の内田紳一郎。
そして物語を進行するナレーター役に近年、演出家としても活躍する原田優一。 日本語上演台本・訳詞・演出を2019年度の読売演劇大賞で優秀作品賞を受賞したばかりの板垣恭一。音楽監督を同賞で上半期スタッフ賞にノミネートされた桑原まこが務めます。
■Fly By Nightとは?
よく使われる意味としては「夜間飛行」「夜逃げ」「胡散臭い」などの意味がありますが、一方で「束の間の」「刹那の」という意味も持つ言葉。
物語の中にこの言葉がどのように散りばめられているのか、というところも楽しんでみてください。
【Review】
2011年ニュー・アメリカン・プレイ・アワード受賞、2015年ドラマ・デスク・アワードのベストミュージカルにノミネートされた傑作が日本初上陸!
★その重なり合うラブストーリーは「見えない宇宙」がどのように私たちすべてを結びつけているかについて共感できるメッセージを物語に織り込んでいる−Dallas Observer
★1965年の停電の夜という設定やロマンティックそうな三角関係の設定とは裏腹に甘くはない物語だが、キャッチーで魅力的な音楽が観客を魅了する−New York Post
★オールドロックテイストなその音楽はあなたの耳から長らく離れないはずだ!−New York Times
■Character
・ハロルド:サンドイッチ屋で働く青年。母親を亡くしたばかり。サンドイッチ屋で働く以外の人生を見つけたいと悩んでいる。
・ダフネ:サウス・ダコタの田舎町から女優を目指してニューヨークにやってきた野心的な女の子。
・ミリアム:ダフネの姉。内気で信心深く星を眺めるのが好きな素朴な女の子。
・ジョーイ:ニューヨーク生まれニューヨーク育ちの若手劇作家。名門一家の中で自分は落ちこぼれだと感じている。
・クラブル:ハロルドが務めるサンドイッチ屋のオーナー。若い頃は空軍で航空管制官をやっていたらしい。
・マックラム:ハロルドの父。最愛の妻を亡くし心の拠り所を探している。
・ナレーター:物語の時間軸を動かす。あらゆる瞬間に突如出現する。
■Story
1965年、ニューヨーク、11月9日
彼らは巡り会い、惹かれあい、そして・・・
1964年11月9日。母の葬儀を終えたハロルド(内藤大希)とその父・マックラム(福井晶一)。ハロルドは遺品の中にギターを見つけ「母さんはギターを弾いていたの?」と驚きつつ、形見として持ち帰ることにする。一方すっかり気落ちしたマックラムは、妻が大好きだった「椿姫」のレコードを聞きながら毎日を無為に過ごすようになる。
ちょうど同じ頃、人口1000人ほどの田舎町サウス・ダコタで暮らしていたダフネ(青野紗穂)は、女優を目指してニューヨークに行くことを決意。姉のミリアム(万里紗)に一人では心もとないからと泣きつき、母を説得。姉妹は一緒にニューヨークで暮らすことになる。行動的なダフネは洋服店で働きながらオーディションを受ける日々を過ごすが、あるとき、店の近くのサンドイッチ屋で働いていたハロルドと出会い恋に落ちる。ミリアムは星や宇宙が大好きな内気な女性。そんな彼女が唯一他人と繋がれるのは、カフェでウェイトレスをしているとき。ある日、ダフネがオーディション会場で若手劇作家のジョーイ(遠山裕介)に見初められ、新作ミュージカルの主役に抜擢される。その稽古に明け暮れるうちハロルドとすれ違い始めるダフネ。ミリアムは、突然現れた占い師(原田優一)に未来を予言されるが、その中に出てきた恋人の条件に合致するのはなんとハロルド。彼女は自身の気持ちに戸惑い田舎へ逃げ帰ってしまう。 サンドイッチ屋のオーナー・クラブル(内田紳一郎)は今日も、優柔不断なハロルドに発破をかけている。孤独を募らせたマックラムはある決心をする。
そして 1965年11月9日、ニューヨーク大停電が起きた。
■出演
内藤大希 Naito Taiki(ハロルド)
青野紗穂 Aono Saho(ダフネ)
万里紗 Marisa(ミリアム)
遠山裕介 Toyama Yusuke(ジョーイ)
内田紳一郎 Uchida Shinichiro(クラブル)
福井晶一 Fukui Shoichi(マックラム)
原田優一 Harada Yuichi(ナレーター)
■STAFF
原案:キム・ロゼンストック
脚本・作詞・作曲:ウィル・コノリー、マイケル・ミットニック、キム・ロゼンストック
日本語上演台本・訳詞・演出:板垣恭一
翻訳:工藤紅
音楽監督:桑原まこ
美術:乘峯雅寛
照明:三澤裕史(あかり組)
音響:戸田雄樹(エディスグローヴ)
衣裳:風戸ますみ(東宝舞台)
振付・ステージング:当銀大輔
ヘアメイク:竹節嘉恵(shuhari beauté)
演出助手:明羽美姫
舞台監督:齋藤英明(Roots)、大友圭一郎
イタリア語指導:三戸大久
演奏:桑原まこ(Pf)、成尾憲治(Gt)、堀井慶一(Ba)、長良祐一(Dr)
協力:ACT JP、アルファーエージェンシー、エイベックス・マネジメント、エンパシィ、ショウビズ、SUI、レプロエンタテインメント(五十音順)
宣伝デザイン:柚木竜也(aboka design)
スチール撮影:前康輔
PV動画製作:深沢麿央
PV動画撮影:角直和(極楽映像社)
票券:林晴美
宣伝:大林里枝
制作:上野正人(ゴーチブラザーズ)
プロデューサー:宋元燮
後援:TBSラジオ
共催:横浜赤レンガ倉庫1号館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)<横浜公演>
企画・製作・主催:conSept