2021年1月8日~1月24日、『スルース~探偵~』上演!
吉田鋼太郎×柿澤勇人が紡ぐ濃厚サスペンス、開幕!
『スルース~探偵~』は、イギリスの劇作家アントニー・シェーファーによる最高傑作ミステリー。1970年にイギリスで発表され、ブロードウェイ版ではトニー賞を受賞。1972年には早くも映画化され、出演はローレンス・オリヴィエ、マイケル・ケイン、監督はジョセフ・L・マンキーウィッツ。2007年にも映画化、監督はケネス・ブラナー、出演はマイケル・ケインとジュード・ロウなど。72年にマイロ・ティンドルを演じたマイケル・ケインはこちらではアンドリュー・ワイクを演じている。
日本でも数々の名優がこの作品に挑戦、知る限りでは劇団四季で日下武史&山口祐一郎(1989年)、日下武史&下村尊則(2000年)、またPARCOもこの舞台を制作、西岡德馬 、マイロ・ティンドル役はWキャストで新納慎也、音尾琢真(TEAM NACS)(2016年)。
今回、演出家として、俳優としてこの作品に挑んでいるのは、ドラマや映画など幅広く活躍 する吉田鋼太郎。約一年ぶりの舞台出演となりますが、稽古中から「パーフェクトに仕上げたい」、と語っていた言葉の通り、綿密な演出プランと大胆な演技の双方向から作品をリード。吉田に対峙するのは、舞台は勿論のこと、映像にも活躍の場を広げる注目の俳優、柿澤勇人。 吉田の演出で引き出される繊細な演技はもちろんのこと、コミカルな表現や歌やダンスも 取り入れた遊び心溢れるシーンも見どころ。
▽吉田鋼太郎いま、初日の舞台が終わりました。
カーテンコールで胸に迫るものがありました。 演っているときは無我夢中でしたけれど、考えてみれば約 1 年弱ぶりの舞台。なんとなく 初心に返ったというか、新人のような気持ちになって芝居をしていたような気がします。 緊急事態宣言が出たばかりという難しい状況ではありますが、今日は運よく幕を開けるこ とができました。とにかく毎日毎日、全身全霊をかけて愛を込めて、お客様に素晴らしいも のを届けられればという思いです。
初日開いた!やったー!
▽柿澤勇人本日、スルース東京公演初日を迎えることができました。 このような状況下で演劇をできること、観に来て下さる方がいることに感謝を致します。 出来る限りのことを行い、演劇の灯を消さないように、一歩一歩前に進んでいきたいと思い ます。
みなさま、どうぞ応援を宜しくお願い致します。
▼あらすじ
著名な推理小説家アンドリュー・ワイク(吉田鋼太郎)は、 妻の浮気相手であるマイロ・ティンドル(柿澤勇人)を自身の邸宅に呼び出す。 不倫ヘの追及を受けるものだと思っていたティンドルに対し、 ワイクは意外にも、 「妻の浪費家ぶりには困っている」、 「自分にも愛人がいる」と切り出す。 さらにワイクはティンドルに、 自宅の金庫に眠る高価な宝石を盗み出してほしいと提案する。 そうすることでティンドルは宝石とワイクの妻を手に入れ、 ワイクは宝石にかかっている保険金を受け取り愛人と幸せに暮らすことができるのだ、と。 提案に乗ったティンドルは、泥棒に扮しワイクの屋敷に侵入するが…
【公演概要】
舞台『スルース~探偵~』
原作:アントニー・シェーファー
演出:吉田鋼太郎
出演:柿澤勇人 吉田鋼太郎
企画制作:ホリプロ
※本公演は権利の都合上、舞台本編映像の配信や収録の予定はありません。
[東京]
日程:2021年1月8日(金)~1月24日(日)
会場:新国立劇場 小劇場
[新潟]
期間:2021年2月10日(水)・11日(木)
会場:りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館 劇場
[仙台]
期間:2021年2月13日(土)・14日(日)
会場:電力ホール
[名古屋]
期間:2021年2月19日(金)~21日(日)
会場:ウインクあいち大ホール
公式HP: https://horipro-stage.jp/stage/sleuth2021/
公式Twitter: https://twitter.com/SLEUTH2021
撮影:渡部孝弘 ※主催提供