NISSAY OPERA 2021『カプレーティとモンテッキ』のキャストが発表になった。
この作品は、ヴィンチェンツォ・ベッリーニの作曲による、「トラジェーディア・リーリカ」との副題のある2幕のオペラ。1830年ヴェネツィアで初演。
世界的に有名すぎるほど有名な「ロミオとジュリエット」のお話ではあるが、シェイクスピアの戯曲ではなく、イタリアの民謡などが元になっている。主人公はもちろんロメーオ（ロミオ）とジュリエッタ（ジュリエット）であるが、ロメーオは女声のメゾソプラノで歌われる。男の役ではあるが、女声で歌われることによって、成熟していない若い男性（青年のちょっと手前ぐらい？）のキャラクターをあらわす事はオペラでは珍しいことではない。
この作品を鈴木恵里奈の指揮、粟國淳（日生劇場芸術参与）演出のもと、実力派のキャスト陣を迎えて堂々の新制作で上演する。
＜公演概要＞
NISSAY OPERA 2021
『カプレーティとモンテッキ』
全２幕（原語［イタリア語］上演・日本語字幕付）
台本 ：フェリーチェ・ロマーニ
作曲 ：ヴィンチェンツォ・ベッリーニ
【日程】2021年 11月13日（土）、11月14日（日） 各日14:00開演（予定）
【会場】日生劇場（東京都千代田区有楽町1-1-1）
指揮：鈴木 恵里奈
演出：粟國 淳
管弦楽：読売日本交響楽団
【キャスト】11/13（土）／11/14（日）
ロメーオ：山下 裕賀／加藤 のぞみ
ジュリエッタ：佐藤 美枝子／オクサーナ・ステパニュック
テバルド：工藤 和真／山本 耕平
ロレンツォ：須藤 慎吾／田中 大揮
カペッリオ：狩野 賢一／デニス・ビシュニャ
ジュリエッタ（カヴァーキャスト）：宮地 江奈
テバルド（カヴァーキャスト）：糸賀 修平
ロメーオ（アンダースタディ）：金子 紗弓
※ダブルキャストによる公演です。詳細は、決定次第、日生劇場HPで発表いたします。
【主催】公益財団法人ニッセイ文化振興財団［日生劇場］
【協賛】日本生命保険相互会社
◆公演情報：
https://www.nissaytheatre.or.jp/news/capuleti2021cast/
◆2021年 日生劇場 主催公演ラインアップ：
https://www.nissaytheatre.or.jp/news/lineup2021/
