新国立劇場 2020/2021シーズンオペラ公演『ルチア』4月18日開幕!

ドラマは“狂乱の場”でクライマックスに…!政略結婚が引き裂く愛の悲劇!! オペラファン必見の舞台!!

偽りの手紙をきっかけに政略結婚を承諾させられ、絶望のあまり狂気に陥ったヒロイン、ルチアが歌う「狂乱の場」で有名な、ベルカント・オペラの最高傑作。ジャン=ルイ・グリンダ演出の美しいプロダクションがスペインのバレンシア・ソフィア王妃芸術宮殿、モナコ・モンテカルロ歌劇場での上演を経て凱旋。
クライマックスは恋人の裏切りを知らされ、絶望の あまり狂気に陥ったヒロイン、ルチアが歌う「狂乱の場」。プリマ・ドンナが超絶技巧を駆使して錯乱状態を表現する、最大の見せ場となる。
2017年に新国立劇場・モンテカルロ歌劇場共同制作として新国立劇場で世界初演を迎え、19年にはスペイン・バレンシアのソフィア王妃芸術宮殿、続いてモンテカルロ歌劇場で上演、好評を博したこのプロダクションは19世紀ヨーロッパを席巻したロマン主義の自然観を重視し、スコットランドの荒涼たる海と丘の情景と館の情景が展開して、ルチアの幻想の場面ではあっと驚く転換で観客を異次元へと誘い、終幕でドラマは自然へと帰結。
独自の視点を入れながらも、音楽に寄り添い、格調高く展開するグリンダ版『ルチア』は、オペラ初心者の方にもお薦め。トップソプラノ達が演じてきたルチアは、圧巻の美貌とテクニックで世界を魅了するイリーナ・ルング。共演者にはベルカントのスターとして世界を席巻中のローレンス・ブラウンリー、圧巻のスケールの歌唱が魅力の須藤慎吾が出演します。 指揮には、世界の歌劇場を席巻し、ベルギーの名門ワロニー歌劇場音楽監督としても活躍する女性指揮者スペランツァ・スカップッチが日本でのオペラ・デビュー。

<概要>
新国立劇場 2020/2021 シーズンオペラ G.ドニゼッティ ルチア
Gaetano DONIZETTI/ Lucia di Lammermoor
全 2 部(3幕)〈イタリア語上演/日本語及び英語字幕付〉
【公演日程】
2021年4月18日(日)14:00/21日(日)14:00/23日(金)18:30/25日(日)14:00 【会場】新国立劇場 オペラパレス
【チケット料金】
S:27,500 円 ・ A:22,000 円 ・ B:15,400 円 ・ C:8.800 円 ・ D:5,500 円・ Z:1,650 円 チケット好評発売中。
公演情報 WEB サイト https://www.nntt.jac.go.jp/opera/lucia/
※新型コロナウイルス感染症拡大予防対策を講じた新時代の生活様式に基づき、演出の一部を変更して上演。
撮影:寺司正彦