2年前、多くの期待を集めながらも、緊急事態宣言により上演を延期した本公演。
セリフ合戦あふれる、リアルな人物像・ギャグ・人情・哀愁・切なさ…etc.とっくに古希を越えた主演加藤健一&佐藤B作が、自らの人生と重ね合わせて味わい深く演じる、『サンシャインボーイズ』3月上演!お二人からコメント到着。
<加藤健一より>
「夢、再び!!」
2020 年の春、役者人生 50 周年、事務所創立 40 周 年記念公演として企画した『サンシャイン・ボーイズ』は、猛 威を振るうコロナのため、初日を二週間後に控え、涙を飲 んで延期の決断をいたしました。あれから 2 年の時が流 れ、やっとリベンジのチャンスがやって参りました。
43 年間も業界のトップを走り、11 年前に解散したヴォー ドヴィルの名コンビ“サンシャイン・ボーイズ”再結成の物語。 業界一仲の悪かった二人に再びスポットライトが当たる。 今や老年期に入った二人は果して絆を紡ぐ事が出来るの か…?
私、加藤健一も相手役の佐藤B作さんも、共に50年間 芝居の道を走り続けてきた仲間だけに、この舞台にかける二人の思いは、言葉には出来ないほどのものがあります。
<佐藤B作より>
加藤健一さんと初めて共演させて頂く事に成りました!! つかこうへいさんのお芝居で、マイウェイを歌いながら客席に 登場した加藤さんの強烈な印象は、未だに忘れられませ ん。 そして何と今回演じる作品はニール・サイモンの『サンシャイ ン・ボーイズ』と言う名作喜劇です。お客様は、さぞかしとて も楽しみに胸膨らませて劇場にいらっしゃる事だと思いま す。その皆様のご期待に応えるべく、一生懸命稽古に励 みたいと思っています。 「良く出来た喜劇程、シリアスに演じなければいけない!!」と言う先達のお言葉を胸に秘めながら…。
<ストーリー>
元はヴォードヴィルの大スターコンビであったウィリー・クラーク(加藤健一)は、ひとりとなった今でも役者としての自分は終わっていない と必死にもがくものの、なにもかもが上手くいかず仕事にありつけない。ある日突然、TV 出演の大仕事が舞い込んできたが、 その条件は元相棒アル・ルイス(佐藤B作)との“サンシャイン・ボーイズ”による往年の名作コントだと聞いて出演拒否の一点張り! 喜劇の黄金時代が生んだ史上最高のコンビとまで言われたルイス&クラーク、11 年ぶりの名コンビ復活となるのか!? ラストショーの最後に待ち受けるふたりの運命は…?
◆加藤健一事務所でのニール・サイモン作品上演歴
・1988 年、92 年 『第二章』(Chapter Two)
・1989 年、91 年 『おかしな二人』(The Odd Couple)
・1999 年、01 年 『銀幕の向うに』(I Ought To Be In Pictures)
・1999 年 『おお、星条旗娘!』(The Star-Spangled Girl)
・2014 年『ブロードウェイから 45 秒』(45 Seconds From Broadway)※日本初演
<公演概要>
日程・会場:2022年3月3日〜3月14日 本多劇場
地方公演:3/26・27 能登公演、 5/3・4 京都公演、 5/7 兵庫公演、5/14 所沢公演 詳細HP
作:ニール・サイモン
訳:小田島恒志 小田島則子
演出:堤 泰之
出演:
加藤健一 佐藤B作
佐川和正(文学座) 、田中利花
照屋実 加藤義宗
韓佑華
〈声の出演〉 清水明彦(文学座)、加藤忍
公式HP:http://katoken.la.coocan.jp
公式ツイッター:https://twitter.com/katoken1980