33年目の「アニー」 いよいよ開幕!! 

 

本作は、1977年にブロードウェイのアルヴィン劇場(現ニール・サイモン劇場)で誕生したミュージカルでアメリカの人気コミックが原作、同年のトニー賞作品賞をはじめ7部門を受賞し、現在も世界各国で上演され続けている。

1986年、日本テレビ主催でスタートした初演以来、今までに全国で約172万人もの人たちに深い感動を与え続けている国民的ミュージカル、2017年の公演から『ラ・カージュ・オ・フォール』『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』などの演出で知られる山田和也を演出に迎え、翻訳台本、振付・舞台美術・衣裳なども一新した、新演出版の『アニー』が好評。そして、33年目となる2018年の公演がいよいよ開幕!

主人公のアニー役に選ばれた新井夢乃(あらいゆめの)、宮城弥榮 (みやぎやえ) 、それから個性的で可愛らしい孤児役、ダンスキッズら個性豊かな子役たちが今回も大活躍。 大人キャストには、2017年公演で歴代最年少の大富豪ウォーバックス役が好評の藤本隆宏、ルースター役の歌やダンスで観客を魅了した青柳塁斗、リリー役で見事な存在感を与えた山本紗也加が続投します。ハニガン役には母・辺見マリも2006年に同役を演じ、母娘2代での出演となる辺見えみり、秘書のグレース役に元宝塚娘役トップを務めた白羽ゆりが新たに加わり、人気と実力を備えたメンバーが揃い、万全の体制。

 

なお、囲み会見も実施された。

─いよいよ明日から初日ですが、今のお気持ちはいかがでしょうか?
宮城:始まる前は緊張したけど、始まって終わってからはあっという間でした。

新井:優しくて元気いっぱいのアニーになるようにがんばってきた稽古は楽しくてあっという間に終わったけど、一回一回を大切にしたいです。

藤本:お客様に感動をしていただいていますが、私自身も感動をいただいた作品なので、自信を持って昨年以上に精一杯やりたいと思います。

辺見:稽古場で皆でやってきたものを、やっとようやく見せられるので、勿論緊張するけど、お客様と触れ合って、どんなふうな役になっていくか楽しみです。とにかく精一杯演じたいです。

─憧れのアニーを実際に演じてみて、いかがですか?
新井:台本の中でもアニーはかしこくて、たまに涙を見せるけど、ほとんど笑顔で元気いっぱいだと思います。

宮城:いつも元気で明るくて、たまに泣くけど、そこも含めてアニーは良い子だと思います。

─2年連続の出演している藤本さんは前回と比べて変化はありますか?
藤本:よりパワーアップしている。アニー、二人は元気よく、やるたびにどんどん成長が見えます。辺見さんの歌・ハーモニーが素晴らしいです。役は怖いけどプライベートはとても優しい、みんな舞台袖で子供たちは、辺見さんの元に集まっているんですよ。

─辺見さんは親子二代で同じ役を演じますが、念願の役をいま演じていて、いかがですか?
辺見:母の時と衣装も違うし演出も違いますが、せりふや歌は、母親が演じているのを見ていたものを、今、自分が演じているということに対し、うるっとくるときがあります。

─アニーの二人から見て、お二人の印象は?
宮城:藤本さんは、思っていたよりも優しいです。辺見さんは、稽古場で「おはよう」と声をかけてくれて、とても楽しい人だと思います。

新井:藤本さんは、優しくてふんわりしてていいなと思います。辺見さんは、芝居の時はハニガン役なので怖いけど、普段は声をかけてくれて面白くていいなと思います。

─反対に藤本さんと辺見さんから見た、アニーのお二人の印象は?
藤本:二人はとても度胸があって、子役じゃなくて1人の女優としてみえています。稽古を失敗しても前向きで、それは俳優として素晴らしいと思います。

辺見:子供だけど子供に見えない、貫禄があるなとおもいます。物怖じしない感じが稽古場からあって、私も遠慮しないでガンガンいけます。

─ちなみに辺見さん。今年は、お子さんは観に来ますか?
辺見:娘は、私がずっと家で練習していたのを聞いていて少し色っぽい歌も、意味もわからず歌っています(笑)娘は、(アニー役の挑戦は)難しいと思います(笑)照れ屋なので。二人のアニーを見ていてそう思いますし、本当に二人はすごいと思います。

─最後に意気込みをお願いします。
新井:緊張しているけど、稽古から楽しくて、皆で力を合わせて頑張ってきたので、明日からも、稽古で頑張ってきたものをお客さんに伝えられるように頑張りたいです。

宮城:明日から5月7日まで、今日ゲネプロでうまくいったとおもうので、それを本番でも出し切っていきたいすです。

藤本:昨年16年ぶりに新演出版となりましたが、また今年もパワーアップしたので、新アニーと言えると思います。是非見に来ていただきたいです。
特に辺見さんのハニガンが素敵です。辺見さんの歌が素晴らしい。ハーモニーが美しい曲だなと改めて思わせてくれます。

辺見:とにかく観に来ていただいたお客様に、元気になっていただいたり、大人どうしでもああだったねというよう話しながら楽しみながら帰っていただけるような作品だと思います。自分も去年観客としてみた印象と、今年演じてみての印象は違うので、すごく新鮮な感じに仕上がっていると思います。
去年観た方も、新しい発見があると思いますので、是非、劇場までお越しください。

 元気いっぱいな舞台、ミュージカル「アニー」、有名なナンバーも目白押し、一度は観ておきたい作品だ。

 

【公演概要】

丸美屋食品ミュージカル「アニー」

〈東京〉
日程:2018年4月21日(土)~ 5月7日(月)
会場:新国立劇場 中劇場
〈福岡〉
期間:8月4日(土)~5日(日)
会場:福岡市民会館 大ホール
〈大阪〉
期間:8月10日(木)~15日(火)
会場:シアター・ドラマシティ
〈新潟〉
会場:期間:8月26日(日)
新潟テルサ
〈名古屋〉
期間:8月31日(金)~9月2日(日)
会場:日本特殊陶業市民会館 フォレストホール

<出演>
新井夢乃、宮城弥榮(アニー役2名)
孤児たち(12名)、ダンスキッズ(12名)
藤本隆宏(ウォーバックス役)、辺見えみり(ハニガン役)、白羽ゆり(グレース役)、
青柳塁斗(ルースター役)、山本紗也加(リリー役) ほか

演出:山田和也
主催・製作:日本テレビ放送網
協賛:丸美屋食品工業
後援:アメリカ大使館/読売新聞社/報知新聞社/新国立劇場
協力:株式会社アサツー ディ・ケイ

お問合せ:キョードー東京 0570-550-799

公式サイト:http://www.ntv.co.jp/annie/