2021年9月26日、有明四季劇場、オープン! ディズニーミュージカル『ライオンキング』、無期限ロングラン、継続!!
もはや国民的ミュージカルとなったディズニーミュージカル『ライオンキング』、初演は1998年、旧・四季劇場[春](浜松町)のこけら落とし公演として開幕以来、日本演劇史上初の無期限ロングランを継続し、総公演回数は13,000回、観客動員数は1,294万人を超え、まさに“ミュージカルの王者”。
東京は旧・四季劇場[春]から四季劇場[夏]に移り公演を続け、大井町地区の再開発に伴い四季劇場[夏]が閉館。そして巨大複合施設「有明ガーデン」の隣接地に誕生する、有明四季劇場にて無期限ロングラン公演を継続、『ライオンキング』の新たな1ページが刻まれる。
このこけら落とし公演初日に先駆けてゲネプロが行われた。
有明四季劇場の最寄り駅はりんかい線なら国際展示場、ゆりかもめでは有明駅。国際展示場駅に着くとポスターが!たくさん貼ってあるし、有明駅からは劇場が見える。大型ショッピングモール、ホテルもあり、マチネ公演を観劇するなら、観劇後は買い物も食事もできる。なんと203店舗もあるそう。あと、天然温泉も!!ただし国際展示場駅の改札からは少々距離があるので、少し早めに駅に到着したいところ。また夜公演の終演時間に合わせて都営バスが運行する。東京駅南口直行、「四季48系統」、運行の詳細は東京交通局のホームページで確認を。
何度も観劇したファンなら、このミュージカルについては説明は不要。アフリカのサバンナを舞台にライオンの子・シンバの成長物語。 しかし、脇を彩るキャラクターも個性的。父であるムサファ、プライドランドの王で堂々とした風貌だが、息子のシンバを深く愛する。息子に「サークル・オブ・ライフ(生命の連環)」を教える。これはこのミュージカルの大きく深淵なテーマ。そして叔父のスカー、兄がいるために王位が継げず、しかも息子が生まれたので、自分が王になることはほぼない、嫉妬に燃え、とんでもないことを企む。そしてシンバの幼馴染の雌ライオン・ナラ、おてんばでシンバより強い(?!)、しかし、シンバのことを誰よりも想う。
そして主人公のシンバ、好奇心旺盛でやんちゃ、元気いっぱいの雄ライオン、だが、その有り余る好奇心、その子供らしいところに付け込まれる。シンバが出会う”相棒”2匹、ティモンとプンバァ、彼らは「ハクナ・マタタ」をシンバに教える。スワヒリ語で「どうにかなるさ」「くよくよするな」という意味。スピード感あふれるステージング、アニメーション映画とは異なる演出、アジアの舞台芸術に使われる手法を取り入れているが、その大きな特徴は影絵、インドネシアの影絵芝居「ワヤン・クリ」が元になっている。また、動物たち、草花の表現、斬新でアート、そして忘れてはならないのがエルトン・ジョンの楽曲、アニメーション版と比較すると舞台版は新たに8曲が加えられている。
初演から、20年以上が経過しているが、何度観ても新しい発見があるミュージカル、無期限ロングランできる底力がある。
初日を迎えるにあたり、シンバ役の山下啓太から、コメントが到着した。
<シンバ役:山下啓太>
『ライオンキング』にとって新たなスタートとなる、この有明四季劇場での公演に出演できることを大変嬉しく感じています。生命の連環、父と子の絆という、いつの時代にも通じる普遍的なテーマが込められた本作。作品のメッセージをお客様へしっかりお届けできるよう、一回、一回の舞台を誠心誠意務めてまいります。
<概要>
日程・会場:2021年9月26日〜無期限ロングラン 有明四季劇場
※2022年1月30日分まで販売中
問合:劇団四季ナビダイヤル 0570-008-110
公式HP:https://www.shiki.jp
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