独立行政法人日本芸術文化振興会では、 伝統芸能の伝承者養成のため、 歌舞伎俳優、 文楽について、 令和3年度の研修生を募集しています。 募集にあたり、 東京・国立劇場では、 1月17日(日)13時30分より、 歌舞伎俳優研修の見学会を開催します。 お気軽にご参加を! 実技指導など「研修の現場」を間近に体感!
<令和2年度第2回 歌舞伎俳優研修見学会 開催案内>
日時 =令和3年1月17日(日)13時30分より(13時受付開始、 15時30分終了予定)
会場 =国立劇場大稽古場 他(東京都千代田区隼町4-1)
※ご来場の際は、 国立劇場裏の事務所入口より2階にお上がり下さい。
内容 =(1)研修風景見学 (2)研修制度についてのご説明 (3)質疑応答
申込み =参加希望の方は、 事前に電話、 FAXまたはホームページにてお申し込みください。 お申し込みの際には、 「1月歌舞伎俳優研修見学会」参加希望の旨とともに、 以下の項目 についてお伝えください。
(1)氏名(ふりがな) (2)年齢 (3)性別 (4) 電話番号 (5)同伴者の有無 (6)同伴者の続柄 (7)お住いの都道府県 (8)第26期歌舞伎俳優研修受験希望の有無 (9)(受験希望者のみ)芸能の経験の有無。 ある場合は芸能の種類と年数(例:和太鼓を3年)
締切 =1月14日(木)17時
詳細(申込HP)はこちら = https://www.ntj.jac.go.jp/topics/kokuritsu/2020/1172.html
※先着30名様(一般の方は10名様まで)※国立劇場養成課からの返信メール・FAXをもって受付完了となります。
令和3年度は、 歌舞伎俳優研修(第26期)・文楽研修(第30期)が開講
歌舞伎、 文楽の新たな担い手となるための、 2年間の研修です。 伝統芸能を未来へとつなぐ、 熱意溢れる“若き力”を募集します。
≪第26期歌舞伎俳優研修生・第30期文楽研修生 募集概要≫
応募資格 =中学校卒業(卒業見込みを含む)以上の男子で、 原則として年齢23歳以下の者。 経験不問。
募集人員 =若⼲名
応募締切 =歌舞伎:令和3年1月29日/文楽:令和3年2月4日
選考日(予定) =歌舞伎:令和3年2月から3月上旬/文楽:令和3年2月下旬から3月上旬
選考方法 =作文、 簡単な実技試験、 面接
研修期間 =令和3年4月から令和5年3月までの2年間
研修時間 =原則、 平日午前10時から午後6時まで
研修場所 =歌舞伎:国立劇場(東京)/文楽:国立文楽劇場(大阪)※文楽東京公演時は国立劇場で実施
受験料・受講料 =無料。 宿舎(審査有・有料)、 奨励費貸与制度有。
応募要項等、 詳細はこちら = https://www.ntj.jac.go.jp/training/trainee.html
次へ研修見学会の他、 応募をお考えの方を対象に個別相談を承ります。 お気軽にお問合せください。
歌舞伎俳優研修 =国立劇場養成課(千代田区隼町4-1 TEL03-3265-7105)/個別相談について… https://www.ntj.jac.go.jp/topics/kokuritsu/2020/700.html
文楽研修 =国立文楽劇場養成係(大阪市中央区日本橋1-12-10 TEL06-6212-5529)/個別相談について… https://www.ntj.jac.go.jp/topics/bunraku/2020/823.html
≪日本芸術文化振興会の伝統芸能伝承者養成事業≫
日本芸術文化振興会の伝統芸能伝承者養成事業は、 国立劇場開場から間もない昭和45(1970)年に第1期歌舞伎俳優研修が開講し、 その歩みをはじめました。 その後、 国立演芸場、 国立能楽堂、 国立文楽劇場、 国立劇場おきなわの開場とともに対象分野を拡大し、 現在では歌舞伎俳優、 歌舞伎音楽(⽵本、 鳴物、 長唄)、 大衆芸能(寄席囃子、 太神楽)、 能楽(三役)、 文楽、 組踊の各分野で研修を行い、 伝承者を養成しています。
研修は、 重要無形文化財保持者等を講師とし、 実技研修、 研修発表会等を中心とする実践的、 体系的なカリキュラムを編成し、 研修生は2~6年をかけ、 伝承者となるために必要な技芸や心構えを習得します。 現在、 300名を超える研修修了者がそれぞれの舞台で活躍し、 伝統文化を次世代につなぐ大きな役割を果たしています。