渡辺 哲 ひとり芝居 「カクエイはかく語りき」

類希な政治家として日本の歴史にその名を刻んでいる田中角栄。2018年の今年、実は生誕100年。郵政大臣、大蔵大臣、通商産業大臣を歴任し、内閣総理大臣（第64・65代）になった。また、多くの名言を残し、その業績も輝かしい。また、高等教育を受けていない学歴ながら総理大臣にまで上りつめ、当時は「今太閤」とも呼ばれていた。そんな田中角栄を、70歳を目前にした渡辺 哲が、再び田中角栄を演じる。

渡辺哲は1975年にシェイクスピア・シアター劇団を仲間と共に旗揚げ、1985年に黒澤映画『乱』で映画デビュー。以後、舞台や映像で活躍、またジブリ作品の『もののけ姫』や『猫の恩返し』では声優にも挑戦している。

脚本・演出には水谷龍二、『コント55号のなんでそうなるの？』で放送作家デビューし、1982年からはテレビドラマの脚本や芝居の作・演出を手掛けている。1994年に演劇集団『星屑の会』を結成した。

共に作品を創り上げてきた二人が改めて真っ向から挑んだ１人芝居、2006年にスズナリで公演した「カクエイはかく語りき」 政治家として、そして1人の男としての田中角栄を渡辺 哲が12年ぶりにひとり芝居で再び、チャレンジ、これは必見！