1つの物語を2つの視点から描き、2つの舞台作品を交互に上演する冒険的公演企画が、今回の舞台「プロパガンダゲーム」。レジスタンスチーム視点から描く「side: Resistance」、政府チーム側視点から描く「side: Government」から成る。
それぞれが独立した物語になっていながらも、反対サイドの内容と密接に絡み合いながら展開していき、両サイドの物語を体験することで大きな1つの物語が完結する構成となる。
主催者は、1作品だけを見ても十分楽しめる作品づくりがされる。「戦争賛成/反対」という誰もが自分の意志を持っているであろうテーマを扱うことで、観客は自分の考え再度向き合うきっかけにもなり、また両方の作品を見ながらそれぞれの登場人物に 共感していくなかで、自分の考えが変わる体験、自分の価値観が揺らぐ体験ができる仕上がりを目指されている。
あらすじ
大手広告代理店「電央堂」の就職試験を勝ちあがった大学生8名。彼らに課された最終選考の課題は、宣伝によって仮想国家の国⺠を戦争に導けるかどうかを競うゲームだった。
架空国家パレット国は、隣国のイーゼル国とキャンバス島を巡る領土争いで対立していた。戦争を行うかどうかの国⺠投票はゲーム開始から2時間後。それまでに「政府チーム」は戦争賛成に、「レジスタンスチーム」は戦争反対に国⺠を導かなければならない。
しかし単純なチーム戦ではなく、両チームには一人ずつ、相手チームのスパイが隠れているという。スパイを詮索しつつ、両チームはSNSによる”宣伝”と動画による”扇動”を利用し、ゲームの国⺠として選ばれた一般人を相手にプロパガンダを行っていく。
勝敗の行方やいかに、そしてこの最終選考の真の目的とは?
概要
原作:根本聡一郎 『プロパガンダゲーム』(双葉文庫)
公演名:舞台『プロパガンダゲーム』
日程会場:2022年8月11日〜28日 サンモールスタジオ
脚本・演出 春陽漁介(劇団5454)
出演:
―side: Government― 松島勇之介/松田昇大/宮崎理奈/及川詩乃 ―side: Resistance― 白又敦/白柏寿大/出口亜梨沙/高嶋菜七
窪田道聡/榊木並/森島縁
チケット:一般:¥6800
特典付:¥7500 (公演チームのブロマイド4枚セット)
※side: Governmentの公演には政府チーム4人のブロマイドを1セット、side: Resistanceの公演にはレジスタンスチーム4人のブロマイドを1セットお渡し_
チケット問合: 0120-240-540(受付時間 平日10:00〜18:00) https://www.confetti-web.com/support/qa_reg_1.php
製作 企画・制作:MMJ