「TIME」は2021年、坂本龍一がアソシエイト・アーティストを務めた世界最大級の舞台芸術の祭典「ホランド・フェスティバル」(オランダ・アムステルダム)で世界初演。坂本龍一が生前本作のために全曲を書き下ろし、演者の動き、光と映像、水を駆使した表現は、満場のスタンディング・オベーションを呼び起こした。
劇場空間でインスタレーション、パフォーマンス、ヴィジュアル・アートが融合し、ふたつの夢幻が交錯するシアターピースの最新作が、2024年春、待望の日本初上演。
1999年上演の「LIFE a ryuichi sakamoto opera 1999」、2022年ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展での展覧会「DUMB TYPE 2022」をはじめ、長年にわたる深い信頼関係のもと、コラボレーションを続けてきた坂本龍一と高谷史郎。
本作「TIME」では、これまでの共同作品の要素を踏まえつつ、坂本と高谷が新たなコンセプトを追求。坂本の音楽、高谷のヴィジュアル・デザインにより創り上げられた作品となる。
出演には、ダンサー、そして俳優としても国際的に活躍する田中泯。伝統楽器「笙」を国際的に広めた第一人者で、ジョン・ケージ、武満徹など、世界的アーティストの新作初演も手掛けた宮田まゆみらを迎え、さらに唯一無二の顔ぶれとなるクリエイター陣が、スタッフとして参加。製作には、世界の舞台芸術界を牽引する著名劇場やフェスティバルもパートナーとして加わっている。
概要
RYUICHI SAKAMOTO + SHIRO TAKATANI TIME
日本初公演
日程・会場
東京
2024年3月28日(木) ‒ 4月14日(日) 新国立劇場 (中劇場)
京都
2024年4月27日(土) ‒ 4月28日(日) ロームシアター京都 (メインホール)
音楽 ・ コンセプト: 坂本龍一
ヴィジュアルデザイン ・ コンセプト: 高谷史郎
〈出演〉
田中 泯 ダンサー 宮田まゆみ 笙奏者 石原 淋 ダンサー
〈スタッフ〉
照明デザイン : 吉本有輝子
メディア・オーサリング/プログラミング : 古舘 健、濱 哲史、白木 良
衣裳デザイン :ソニア・パーク
衣装制作:ARTS&SCIENCE
プロダクション・マネージャー : サイモン・マッコール
舞台監督: 大鹿展明
FOH エンジニア : ZAK
プロデューサー : リシャール・キャステリ、空 里香、高谷桜子
共同製作 : ホランド・フェスティバル(アムステルダム)、デ・シンゲル(アントワープ)、マンチェスター・インター ナショナル・フェスティバル(マンチェスター)
制作: ダムタイプオフィス、KAB アメリカ、エピデミック
プロダクション&ツアーマネジメント : リシャール・キャステリ、フローランス・ベルト―(エピデミック)
主催: (株)パルコ、朝日新聞社、集英社-T JAPAN / 後援: J-WAVE、TOKYO FM、interfm / 宣伝美術: 南 琢也 公演に関するお問合せ: パルコステージ TEL 03-3477-5858(時間短縮営業中)
WEB サイト https://stage.parco.jp/program/time