藤原紀香,高島礼子,剛力彩芽出演 舞台「メイジ・ザ・キャッツアイ」明治座創業150周年ファイナル公演 会見レポ

明治座創業150周年ファイナル公演 舞台「メイジ・ザ・キャッツアイ」が明治座にて開幕。
今回の舞台版は、明治座の創業された明治時代に設定を変えて、怪盗キャッツアイの3姉妹が鮮やかな盗みの大一番を披露するオリジナルストーリー。
怪盗キャッツアイの3姉妹、藤原紀香(来生瞳)、高島礼子(来生泪)、剛力彩芽(来生愛)。
そして舞台版オリジナルキャラクタ―で栞についている執事役の美弥るりか、来生瞳の恋人で警察官・内海俊夫役に染谷俊之、内海の後輩刑事・平野猛役に上山竜治、三姉妹の父親ミケール・ハインツ役には長谷川初範、舞台オリジナルキャラクターの車椅子に乗った謎の少女・栞役役に新谷姫加。
初日が無事に終了し、フォトセッションのあと、会見が行われた。

藤原紀香「正直、ほっとしました。何が正解なのかわからない…信じてやってきました。お客様が笑って下さったりして」

剛力彩芽「初日が終わって嬉しく思います。わからないこともたくさんありましたが、素晴らしい皆さんともっと盛り上げていきたい」

染谷俊之「製作発表ときは『初めまして』でしたが、これだけ温まった状態で初日を迎えられて!」

上山竜司「こんなにお集まりいただきまして。前代未聞のスーパーエンターテイメントです!(三姉妹役の)3人の息遣いが…光栄です!」

長谷川初範「面白いんだろうなーと思ってましたが、不安でした。僕がどうしてこんなにやるんだろうと疑問に(笑)、裏では秒刻みに進んでおりまして。出演者の皆様の性格がいい!紀香さんが!全員、性格がいい!ひと昔、ふた昔前は、剣がある人ばかりで、喧嘩ばっかり(笑)。人間の質が上がってる、」出演させていただいて感謝の気持ちでいっぱいです」

川久保拓司「ちょっと興奮しています。いや、12月後半に皆さんにお会いしてから興奮しっぱなし、とんでもない美の集結!地球上の美が!そんな公演になっています。是非!」

佃井皆美「12月からお稽古に入ったのですが、本当に眩しくって、毎日、毎日、助けていただいて。暖かいお客様に届けられて感無量です。千秋楽まで!」

新谷姫加「稽古の時から演技以外のことがたくさんあって…。こんな素敵な方々とご一緒で幸せです。皆さん、人柄もよくってこんな、生意気な私にも優しく接してくださって。長い公演と思ってましたが、一ヶ月で終わっちゃうので寂しい気持ちです」

美弥るりか「コメディ要素がある作品は初めてです。ひとりミュージカルみたいで(笑)、大丈夫かな?と。でも皆さんが温かく受け入れてくださって。特殊な役で…(お客様から)温かい拍手、笑ってくださったり、温かい初日、こんなにエンタメ要素が詰まった作品は初めてです。1人でも多くの方に!」

高島礼子「今までにやったことのない役で…ダメ出しが多かった3人(高島、川久保、上山)、(自分が)一番多かった、河原さんからたくさん指導を受けました。やったことない芝居をたくさん挑戦させていただいて。本当に楽しいです。どんどん伸びていって嬉しい、千秋楽までもっと上達できるんじゃないかとワクワクしています。皆さん、仲が良くって。宣伝、よろしくお願いいたします!」

衣装について質問が出た。3姉妹、特に高島礼子はセクシー全開。「『胸元が開きすぎていませんか?』『肩、出すんですか?』と…露出が多い衣装は初めてなので…ゴージャスなウイッグも初めてです、初めてづくしで、自分じゃないみたいです」それを受けて剛力彩芽は「姐さん、セクシーなので。私はセクシーじゃないので。可愛くって嬉しい。オレンジカラーも大好き、テンション上がります」と笑顔で。染谷俊之も「素敵な衣装」と絶賛。
美弥るりかは宝塚を退団して4年ほど経っているが、今回はかっこいい役どころ、「(身体が)覚えているものですねー。当時を懐かしく思ってくださったら!」とコメント。その凛々しい姿、高島礼子は「ずっと観てました!(美弥るりかを見て)すごい!」また、藤原紀香の恋人役の染谷俊之は「とても光栄、本当にいい匂いがするんです!」とコメントし、思わず周囲から笑いが。

「いい匂いがするんですよー」と言い、思わず藤原紀香が笑ってしまい…(笑)。

また、好きなシーンを聞かれて全員しばし、迷う。「全部好きです」と新谷 、上山は「泪姐さんが現れるところ、美しさと漫画らしさ」といい、高島礼子は「拍手なかったらどうしようと…」と笑わせた。上山はさらに「紀香さんと俊(染谷俊之)、2人のラブシーンが愛おしくってすごい好き!あと、愛ちゃん(剛力彩芽)の歌の着替えシーン、だいぶ昭和が!見どころはたくさんあります!」長谷川初範は「歌った後の『ガハハハーーー』の袴田ワールド、お客様が一瞬『この人、誰?』って顔して、気づいてない…気づいて!」染谷俊之は「怒涛のクライマックス、何が起こっているのかわからない(笑)」剛力彩芽も「全部ですが、さりげないシーンが」細かいところなので、しっかりチェックを。高島礼子は「アンサンブルの皆さんのシーン、アクション、踊り、すごいです」アクロバット的な動きもあったり、ここは見逃せない。藤原紀香は「波止場のシーンが大好き、それと最後にいつもは3枚目の俊夫が活躍するところ」とコメント。
最後に藤原紀香が「人を楽しませることって本当に大変なこと。本当に大変なんだなと感じました。そこに向かっていく意味だったり、価値だったりそういうことを稽古場でみんなで紡ぎあったんと思っています。笑顔になっていただけるように一つ一つ、心をこめて全うしていきたい」と締めて会見は終了した。
公演は3月3日まで!

<剛力彩芽インタビュー>

明治座創業150周年ファイナル公演 舞台「メイジ・ザ・キャッツアイ」  来生愛役 剛力彩芽インタビュー

あらすじ
時は明治。東京の夜を騒がせるのは、麗しき女泥棒・キャッツアイ。その正体は喫茶猫目を営む、来生 瞳(藤原紀香)・泪(高島礼子)・愛(剛力彩芽)の三姉妹だった。ある日喫茶猫目に、車いすの少女・栞とその執事・藤堂が現れる。外国から帰って来たばかりという二人が、喫茶猫目にやってきた目的とは…?
同じ頃、キャッツアイが盗みに入った浅草の料亭では、突如として謎の怪盗・ホークスクロウが現れる。瞳のピンチを救ったホークスクロウは意味深な発言を残して去っていく…。
ある日、栞と藤堂に招かれて足を運んだ栞の屋敷には、3姉妹が探し求めるミケール・ハインツの絵があり、あまりの偶然に驚く3姉妹。栞と藤堂の目的は一体なんなのか。ホークスクロウの正体は一体何者なのか…?

概要
公演名:明治座創業150周年ファイナル公演 舞台「メイジ・ザ・キャッツアイ」
日程・会場:2024年2月6日〜3月3日 明治座
原作:北条司『CAT’S♥EYE』(コアミックス)
脚本:岩崎う大(かもめんたる)
演出・共同脚本:河原雅彦
出演:藤原紀香・剛力彩芽/染谷俊之 上山竜治/長谷川初範/
川久保拓司 佃井皆美 新谷姫加 / 美弥るりか / 高島礼子
≪アフターイベントゲスト≫
2月12日(月)17時公演:河原雅彦
2月17日(土)17時公演:七海ひろき
2月20日(火)17時公演:船越英一郎
2月23日(金)17時公演:コロッケ
2月24日(土)17時公演:檀れい
2月27日(火)17時公演:松平健
3月1日(金)17時公演・2日(土)17時公演:荒牧慶彦
料金:(税込)
12:00開演:S席(1・2階席)13,000円 A席(3階席)7,000円
17:00開演・千穐楽(3/3昼):S席(1・2階席)13,500円 A席(3階席)7,000円
公演問合:03-3666-6666 (10:00~17:00)

公式サイト: https://www.meijiza.co.jp/info/2023/2024_02/