30-DELUX collaborate with UNiFY 『SHAKES2024 ~それは夢、だが人生という永劫の物語』開幕

演劇ユニット30-DELUXと、ボーイズグループUNiFYによる<30-DELUX collaborate with UNiFY『SHAKES2024 ~それは夢、だが人生という永劫の物語』>が開幕した。

`07年初演からのべ20万人を動員してきた30-DELUXコメディシリーズの代表作「SHAKES」。 シェイクスピア作品の登場人物が一堂に会するテーマパーク(シェイクスピアランド)で起こるドタバタ喜劇を演出を大幅に変えてリアレンジ! さらにUNiFYの魅力を活かしたカーテンコールレビューショーをプラスしての「テーマパーク演劇×ライブ」、怒涛のアクションコメディエンターテインメントライブ。

語り部の江口メイ(湯本亜美)が登場、初っ端からあの有名な台詞「人生は舞台だ」、『お気に召すまま』の名台詞。 タイトルの『SHAKES』はこの物語のベースにあるシェイクスピアと英語の「混ぜる」の意味である「shake」を掛け合わせているが、まさに様々な要素が「shake」されている。公開ゲネプロはAチームで披露。

妖精パック

テーマパーク「シェイクスピアランド」の幕開き、シェイクスピアの登場人物たちが一堂に会する、絶対に出会わないキャラクターたちがここで出会う、早速、ダンス、華やかでダイナミックな殺陣、アクション、演劇集団・30-DELUXの真骨頂!ロミオもジュリエットもマクベスも皆、出てくる賑やかさ、シェイクスピア戯曲の名台詞の数々、よく聞くとシニカルな歌詞も、セットが動く、立体的な動きのある場面で、ここで「掴みはOK」なエンタメシーン。それから続けてロミオとジュリエットの場面へ。なぜここにマクベスが?!奇想天外、面白可笑しいシェイクスピアワールドが展開!そして…。

「匠ーーーーーー!!!」号泣する江口。

場面変わり、イベント会社の社員・江口久之(福井巴也)息が荒い、さっきまでうつ伏せだった、夢だった…江口は時折予知夢をみる。それが妙に当たったりするのだ。不安がよぎる。
現実は…テーマパーク「シェイクスピアランド」のオープニングアクトの準備、世界初のテーマパーク、演出は宗像来雄(田中精)、「世界の宗像」と呼ばれている著名な演出家だ。初日は間近、プロデューサーやら関係者やら…これはかなりのプレッシャー、しかも忙しい。

現実は…サラリーマン。
匠が殺陣師として参加。

そんな折に予想外の人物が…それは匠(村瀬文宣)、かつての演劇仲間だった。久しぶりの再会で互いに驚く。匠はオーナーの倉木英来(石橋弘毅)の御曹司・倉木ユタカ(石沢瑠架)の依頼で殺陣師として来たのだった。

オーナーはなぜかアロハシャツ
世界の宗像!!!ネジネジも決まってる!
オーナーには頭が上がらない、世界の宗像。
え?ふ・て・き・せ・つ???

ストーリーは江口・匠中心だが、群像劇の要素もあり、バックステージものの「あるある」なネタもあり、細かい笑いとギャグが随所に散りばめられている。個性的な登場人物たちが創り出す世界、人間模様、テーマパークへの期待値も大きく、不安とドキドキ感、共感できる気持ちの”揺れ”。そんな心理状況の中、開幕に向かって一致団結して突き進んでいく。過去と現在を行きつ戻りつ、次第に明らかになっていく登場人物たちの過去、江口と匠、そして江口の妹のメイ、3人は学生劇団を作り、ファンもついてそれなりに活動していたが…辛い出来事があり、それが江口と匠の間でわだかまりとなっていた。

お前のせいで…詰め寄る江口。
お兄ちゃん…。
熱いシーン。

また、彼らを取り巻く人々のサイドストーリーも見逃せない。思わぬつながり、「え?!」な行動も。舞台にかける想い、とにかく本番は目前に迫っている。失敗は許されない。思わぬアクシデントが!連続して!ここは劇場で確認してほしい。「笑って、泣けて、考えさせられて、カッコいい」が30-DELUXのモットーそのまま、最後は一筋の希望と夢が輝いて観客の心に響く。

舞台監督、名前が…長い(笑)。
弾けるサラリーマン。
オーナーの息子・ユタカと彼についている小手形。
ユタカはあることが苦手だった。みんなが応援。

演出面では、コロナ禍では”封印”されていた客席通路を使い、客席を巻き込んでの世界観を構築。映像も使い、わかりやすくしている。また、過去公演を観劇したファンなら、「ここが変わった」という新たな発見があり、作品自体は常にUP TO DATEされていることがわかる。もちろん「初めまして」の観客にとっても十分楽しく、見どころ満載。「本編」終了後はレビューショータイム。

レビューはクラップ、ペンライトで盛り上がろう。

衣装もがらりと変わり、キラキラだったり、シックだったり。応援グッズで大いに盛り上がりたい、一粒で二度美味しいレビュー、休憩なしのおよそ2時間30分。

ゲネプロ終了後、挨拶があった。登壇したのは福井巴也、石橋弘毅、石沢瑠架、村瀬文宣、竹之内景樹、田中精、藤田奈那、湯本亜美/清水順二と演出の山本タク。

湯本亜美「江口メイ役をやらせていただいてます。メイちゃんはいろんなことを抱えながらこの世界にいると思いますので、私もその大切な気持ちを持って一生懸命に演じられるように、お客様に届けられるように頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします」

石沢瑠架「倉木ユタカはお金持ちの息子で、シェイクスピアランドのオーナーの息子という役です。作品の中ではいろんな表情を見せたり、それこそ小手形との掛け合いは見ててとても楽しいと思いますので、ぜひとも観ていただければ嬉しいです。よろしくお願いいたします」

石橋弘樹「倉木英木役と江口久之の2役をやらせていただいています。シェイクス劇団自体が実際にあったかのようなお話なので、今回の僕たちUNiFYと30-DELUXさんとやったこの作品がいつかまた伝説のように、語り継がれるようになればいいなと思います。応援よろしくお願いします」

福井巴也「江口久之、そして倉木秀樹を演じます福井巴也です。僕自身今回が初の主演ですので、かなりいろんなものを江口と自分を重ね合わせて、背負いながらここまで来ましたが、最後まで責任を持って、主演として走り続け走り続けていきたいなと。この2時間30分の中には、喜怒哀楽、いろんな感情があって、本当に楽しい舞台です。泣けるところも笑えるところもあり、本当に観てくださる方々にそういったところも届けばいいなと思いますし、何よりUNiFYと30-DELUXがコラボして、そこにゲストのお2方、スタッフの方が加わってくださり、本当に素敵な作品ができたと思っております。ぜひ皆さんに見に来てほしいなと思っております」

村瀬文宣「匠士也役と上西宗二役をやらせていただきます。個人的には殺陣師としてもこの舞台に関わらせていただいてます。この四つの可動式のセットをふんだんに使った殺陣シーンがたくさんあります。ステージ、ショーをやる人たちの裏側の話。やっぱり舞台を作る上で”ある、ある”のことがいろいろこの作品の中に結構散りばめられていて、お客様がこう見たときにこういうことが起きたりするのかなとか、もちろん実際には全部起きてる問題ではないです(笑)、いろんな想像をしていただける舞台だと思います。可動式のこのセットがいろんなところで何十回も動いてます。山本タクさんの殺陣注文も!ガンガン動いてます!タクさんがおっしゃっていた、しんどいことをして、お客様が喜んでくださるこの演劇の醍醐味を全て!僕ら全員でぶつけている舞台、ぜひ楽しんでいただけると思います。ぜひ皆様、楽しみにしててください!」

竹之内景樹「倉木ユタカ役、舞台監督役、オーナーの倉木秀樹役をやらせていただいています。裏方や裏側の話だったり役者の話、表側の話だったり、いろんなものがシェイクされて…本当に『SHAKES』という題名にふさわしい内容になってますので、どんな方でも楽しめる作品になっております。ぜひ1回騙されたと思って見に来ていただきたいと思います」

藤田奈那「月崎蘭子を演じます。私はBチームでの出演になるので、まだですけれども、今Aチームの皆さんのゲネプロ公演からすごく熱量を感じて、緊張感が高まってどうしようかなって…でもAチームの皆さんの素晴らしい熱量を受け取って、(Bチーム主演の石橋弘樹の方を向いて)Bチームも頑張りましょうね!!よろしくお願いします」

山本タク「演出を担当させていただいております。今回何度も再演されている作品なのでどういうふうな作り方にするかを考えたときに、まずテーマパークがテーマなので、そこをフューチャーして、演出脚色させていただきました。何度来てもお客様が楽しんでもらえるように、そして来なければわからない楽しみがこの作品にはたくさんあると思いますので、ぜひとも見に来ていただければと思います」

田中精「作品だけではなくてその後にレビューショーがありましてね、見ていただいた通り3曲ぐらい皆さんと一緒に盛り上がるというのがあって、もうUNiFYたちと、30-DELUX、もう肩を並べようという気持ちで一生懸命やっております。本当に!本当に!白い衣装も着させていただいてやっております。皆様と一緒に盛り上がっていただく、また、見どころが本当にたくさんあります。推したいところがたくさんあることが伝わるとすごく嬉しいなと思っています」

清水順ニ「劇団の代表やっております。私は明日のBチームの方に舞台監督役で出させていただいております。今日は客観的に作品を見させていただきました。この作品は初演が2007年演東京芸術劇場で、そこから16年経ち、約20万人ぐらいのお客さんに見てきていただいた作品です。今回山本タクさんに初めて映像を入れたり、また初めて舞台セットを動かし、楽曲も全部変えて脚色していただいて、キャラクターにも合わせていただき、30-DELUXそしてUNiFYという新しいボーイズグループとのコラボレーションで新ジャンルを!作ってやろうという勢いでここまでやってきました。作品見ていただいて、まさにこれから、みんながどんどん成長していく姿があります。本番に見に来ていただいて、お客さまがどのぐらい盛り上がるのか、ペンライトをどこで振るんだろうか、そういったところもちょっと注目していただきたいなと。また、テーマパーク、歌、ライブ、キーワードそして演劇がキーワード、”テーマパークライブ演劇”新ジャンル誕生!(田中精が「全部繋げただけ(笑)」とツッコミ)UNiFYがshakeする、そしてテーマパークとライブと演劇がshakeする、見出しをちょっと新ジャンル誕生!という感じで書いていただけたら。元々は日光江戸村とディズニーランドとユニバーサルスタジオで働いていた経験をもとにして、テーマパークの裏側の話を作ってみたいと思い、出来上がった作品です。さらにライブも!多分これが続編になって、Shakes劇場が六本木に建ってるかと思いますので!福井さんがこの劇場を買い取ってShakes劇場にする(笑)UNiFYShakes劇場!UNiFYはもっと有名になりますし、僕はすごく好きなのでぜひ、応援していただきたいです」

<全員の色紙コメント!!>

総勢28名!30-DELUX collaborate with UNiFY 『SHAKES2024 ~それは夢、だが人生という永劫の物語』色紙コメント到着!

ものがたり
シェイクスピアの登場人物が一同に介するテーマパーク「シェイクスピアランド」。 そのオープニングアクトの開演が迫り、現場責任者である江口は奔走していた。 一筋縄ではいかないキャスト揃いで江口は振り回されてばかり。 そんな最中、彼は予知夢を見る。 かつての友人が舞台の上で刺されて死ぬという夢。 不安を打ち消せない江口の前に八年ぶりに現れる匠。 予知夢の中で死んだ友人であり、江口には今も匠を許せない過去があった。 その夢の通りに匠は死んでしまうのか? そんな二人を傍で見つめ続けるメイの思いは・・・。

<「UNiFY」について>
ボーイズ10名のダンスボーカルグループ「UNiFY」
昨年5月11日にグループを立ち上げ、5月16日ファンとメンバー10人からグループ名を決定。
『UNiFY』には、常識を破壊し自分達らしく理想を追い求めるという意味が込められている

<30-DELUXとは?>
台詞と殺陣を高度に一体化させる手法により劇空間を生成させる演出を “アクション プレイ”と名付け、新たな演劇ジャンルを創造し進化する演劇ユニット〈30-DELUX〉。 2016年にロンドン公演を。2017年、結成15周年アニバーサリー企画作品「ロマンシング サガ THE STAGE ~ロアーヌが燃える日~」の大成功から、フランスの Japan Expo への進出を果たす。2018年には、ジャニーズ Jr. 内 ユニット「宇宙 Six」をゲストに迎えて「スクアッド」を上演。大きな注目を浴びている。演劇ファンの厚い支持を得て年間2万人が越える観客動員まで成長。今後ますます目が離せない、それが演劇ユニット〈30-DELUX〉。

概要
30-DELUX collaborate with UNiFY 『SHAKES2024~それは夢、だが人生という永劫の物語』
日程会場:
東京:2024年5月15日(水)~19日(日) 俳優座劇場
大阪:2024年5月31日(金)~6月2日(日) ABCホール
名古屋:2024年6月7日(金)~9日(日) メニコン シアターAoi
脚本: IKKAN
脚色: 田中精
演出: 山本タク
出演: 【UNiFY】 福井巴也、雨宮大晟、石沢瑠架、石橋弘毅、
伊月大和、宝、富園力也、中川将平、 新美直己、RAY
【30-DELUX】 村瀬文宣、髙木俊輔、竹之内景樹、大塚晋也、 石井鈴音、田中雅士、森田凱斗、藤原渚、 永易大空、林ちり、南勇大、長瀬友起、原田百嘉/ 谷口敏也、田中精/清水順二
【ゲスト出演】 藤田奈那、湯本亜美
30-DELUX
藤田奈那 湯本亜美 ※マルチキャストとなりますので出演回にご注意ください。
UNiFY

公式サイト:https://30-delux.net/shakes2024/