香月日輪原作の児童文学「妖怪アパートの幽雅な日常」(講談社刊)が 2011 年にコミカライズされ、その舞台版を来春 19 年1月上演。スタッフ、メインキャストより、本作品への期待や 意気込みなどのコメントが到着!
<クリエイターコメント>
[上演台本/谷碧仁(たに・あおと)コメント]
普段現代劇を中心に描いておりまして、『妖怪アパートの幽雅な日常』を最初に読ませていただいた時、「これは現代劇 だ!」と興奮した所から始まりました。喋る鳥がいたり、麻雀が大好きな鬼がいたり、姿形が何にも属さない者まで次々に現 れるのですが、それらはリアリティを放ち続けております。そして何よりも主人公、夕士の心情変化のリアリティには驚きを隠せ ませんでした。夕士や周りの人々、さらには不思議な者達のリアリティに、僕自身の人生の捉え方、僕であればこの言葉を こう感じる、といった感覚を追加しながら、ありとあらゆるリアリティが存在する脚本ができたと思っています。
[演出/元吉庸泰(もとよし・つねやす)コメント]
優れた作品は”孤独”について描かれている、とある高名な演出家の言葉があります。原作を拝読した時、夕士の等身大の孤独と、彼がほんの少しだけよりよく在りたいという思いが丁寧に描かれていることを 感じました。そして、それを彩り、受け入れ支える多様な妖怪アパートの仲間たちの”日常”に心が潤いました。 この舞台がそんな夕士と仲間達の様に少しでもよりよく在りますよう、そして少しでも多くの色彩で彩れますよう、作品を抱き しめていきたいです。観る楽しみと感じる琴線を最大限に張り巡らせます。楽しみにして頂ければと思います。
<メインキャスト・コメント>
[稲葉夕士 役 / 前山剛久(まえやま・たかひさ)]
「妖怪アパートの幽雅な日常」舞台版に稲葉夕士役での出演が決定しました前山剛久と申します。この作品に参加で きることが本当に嬉しいです。小説、マンガ、アニメ。コンテンツを重ねて、みなさんの期待はとても膨らんでいると思いま す。だからこそ、気持ちでお芝居を作っていくことに重点をおいて、観る方の心に何か残せる作品に仕上げることを目指します。みなさん、お楽しみに」
[長谷泉貴 役 / 小松準弥(こまつ・じゅんや)]
「様々なメディア展開を経て、長らく愛されてきた作品に携わらせていただけてとても光栄ですし、新たな世界に出会えるこ とが今から本当に楽しみです。深く共演経験があり気心の知れた前山さん、佐伯くんとの絆を武器にカンパニーを盛り立 て、原作ファンの皆さんが愛するファンタジー要素が散りばめられたこの作品によりリアリティを添えられるよう、全身全霊 生身でぶつかっていきたいと思います」
[龍さん 役 / 佐伯 亮(さえき・りょう)]
「児童文学からコミック化、アニメ化、そして舞台化と、長い歴史があるこの作品に関わることが出来てとても光栄です。 龍さんは優美で気迫があってさらに内から醸し出ている圧倒的な存在感もあり、僕が今まで演じたことのない役柄です が、キャストの皆と心からぶつかり合い、芝居に誠心誠意向き合っていきます。よろしくお願いします!!」
【公演概要】
公演タイトル:舞台「妖怪アパートの幽雅な日常」
原作:香月日輪
漫画: 深山和香
上演台本:谷碧仁
演出: 元吉庸泰
出演:稲葉夕士 役・ 前山剛久 長谷泉貴 役 ・小松準弥 龍さん 役・佐伯亮 他 後日発表
公演日程:2019 年 1 月 11 日(金)~1 月 27 日(日)
会 場:紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
主 催:舞台「妖アパ」製作委員会(パルコ、サンライズプロモーション大阪)
公式HP:https://www.youapa-stage.jp
公式ツイッター:@YouapaStage
©香月日輪・深山和香/講談社