舞台「妖怪アパートの幽雅な日常」開幕!

1月11日(金)より紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて開幕!キャストコメント到着!

<キャストコメント>

前山剛久(稲葉夕士 役)

僕が演じる稲葉夕士は高校一年生で、3年前に両親を亡くして伯父の家で育てられています。でも、高校入学と同時に入る予定だった学生寮が火事で焼失し、代わりに見つけたアパートにやってきたところから物語が始まります。いつもなら座長だとみんなを引っ張らないと!と思っているのですが、今回は周りに導いてもらう夕士と同じように、他のキャストに支えてもらったなぁ、と感じています。魂を込めて稽古に臨んできたので、素敵な作品に仕上がりました。この作品を観たあとに考えるのは「普通とは何か?」という事だと思います。僕にとっての普通と皆さんにとっての普通が違うのと同じで、相手のことを完全には理解できません。でも、この作品を観ると、その境界線を踏み越えていく勇気をもらえると思います。ぜひ観に来ていただいて「普通とは何か?」を考えていただけたら嬉しいです。

小松準弥(長谷泉貴 役)

この作品は、妖怪アパートを中心にした稲葉夕士の成長ストーリーで、僕が演じる長谷は、稲葉の親友として彼を見守り支える大切な役どころです。今回の舞台では長谷は舞台上にいるけれど、稲葉や皆には見えていない存在です。二人の手紙のやり取りから稲葉の過去が見えていくので、稲葉が誰からどんな影響を受けて成長していくのかを意識しながら演じたいと思っています。(この作品は、小説・漫画・アニメになっていますが)舞台なので、観に来ていただいた方にも生身の人が演じていることに意味がある、と感じていただけるものになっていると思います。

佐伯 亮(龍さん 役)

龍さんは夕士くんを一番俯瞰して支えている役どころです。僕とは似ている点が少ないので、どう寄せていくかが一番大変でした。あと、いまの現状に満足しておらず、居場所がない夕士の悩みが全て龍さんにはわかっていて、こうした方がいいんじゃない?と選択肢を与える役なので、夕士くんを導く道筋を作っていくのは大変だなぁと思いました。でも、演じていくうちに時には厳しかったり、信じてあげたり、見守ってあげる龍さんの優しさを感じることができて、そこを大切にしたいなと思っています。登場する妖怪や幽霊がダンサーの三井さんのすごいパフォーマンスで表現されているので、そこは舞台ならではです。みんなで魂込めて作ったので、楽しんでいただけたらと思います。

谷 佳樹(一色黎明 役)

僕が演じる一色は、この作品の中でも、稲葉夕士との関わりが深い役どころです。親友の長谷とは違い、アパートの中で稲葉が悩んだりしたときに親のような目線で見守る役なので、そこを大切に全公演、演じたいと思っています。稲葉役の前山くんとは2年ぶりの共演ですが、久しぶりなので初めはお互いに様子を探りあっているところもあって、稽古では特に話し合うことはなくお互いにやりたいように演じていました。先日「お互いに成長したよね」と言い合ったくらい、前山くんの芝居や座長としての姿に変化を感じて、すごいなと感じています。タイトルにもあるように「日常」が夕士の目線で描かれているので、共感できる部分がたくさんあるんじゃないかなと思います。

<出演>
稲葉夕士役:前山剛久
長谷泉貴役:小松準弥
龍さん役:佐伯亮
一色黎明役:谷佳樹
深瀬明役:佐々木崇
久賀秋音役:中村裕香里
佐藤さん役:相川春樹
クリ役:荒井悠/猪股怜生(ダブルキャスト)
竹中役他:室井響
博伯父さん役他:石井英明
恵子伯母さん役他:馬渡亜樹
恵理子役他:永田紗茅
スペシャル・ダンサー:三井聡
骨董屋役:細見大輔

【公演概要】
タイトル:舞台『妖怪アパートの幽雅な日常』
日程・場所: 2019年1月11日(金)~1月27日(日)紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
原作:香月日輪
漫画:深山和香
脚本:谷碧仁
演出:元吉庸泰
振付・ステージング:三井聡
企画・製作 舞台「妖アパ」製作委員会(パルコ、サンライズプロモーション大阪)
公式HP: https://www.youapa-stage.jp
公式ツイッター : @YouapaStage
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