ーー昨年好評を博した公演がついに明治座に!
艶のある芝居・・・華やかで伸びやかな歌声・・・ 坂本冬美の魅力に酔いしれる極上のひとときを――
坂本冬美は、1996年の明治座初単独座長公演にて繊細な演技とその歌唱で観客を 惹きつけ、その後6回の座長公演を務めあげてきたが、2018年『五木ひろし特別公演 特別出演坂本冬美』に続き、再び明治座の舞台に登場!
第一部の芝居『恋桜-いま花明かり-』は数々のドラマ・舞台を手がけ、名プロデュー サーとして名高い石井ふく子による演出。さらに石井作品ほか、テレビドラマ・映画・舞台 などで欠かせない存在である泉ピン子が友情出演として登場。オリンピックが迫る昭和38 年の東京・下谷の花柳界を舞台に、切なく逞しく生きるふたりの芸者の人情芝居、坂本冬美演じる梅竜と、泉ピン子演じる八重次の軽妙なやりとりにも注目!
第二部『坂本冬美オンステージ2019 艶歌の桜道』では、『夜桜お七』『また君に恋して
る』など大ヒット曲はもちろん、師匠の二葉百合子氏の歌謡浪曲より『岸壁の母』を披露 します。最新シングル曲やアルバム『道』からも歌唱予定。
<『恋桜-いま花明かり-』:あらすじ>
ときは東京オリンピックを目前に控えた昭和38年。 東京・下谷の花柳界で押しも押されもせぬ人気の、芸者・松廼家梅竜(坂本 冬美)と、松廼家の女将も兼ねながら売れない芸者・八重次(泉ピン子)。ふ たりは一つ屋根の下、時には姉妹のように仲良く、またある時は恋敵として火 花を散らしている。
ある日、梅竜の幼なじみで板前修業をしていた太吉(丹羽貞仁)の妹・正子
(清水由紀)が松廼家を訪ねてくる。太吉は、借金を抱えた梅竜を助けるため
に背負った罪で7年前から服役中であったが、正子によれば今年出所すること
が決まったという。梅竜にとって太吉は、将来をともにしたいと思っていた大
切な存在であった。
一方の八重次は、戦前に小間使いとして働いていた谷川男爵家の次男で、い まは株屋の谷川(三田村邦彦)が気になる様子。そんな谷川は、梅竜を気にか けるそぶりを見せつつも、心はどこか別の人を追っているようで・・・
時代や運命に翻弄されながらも強く逞しく生きる姿を描いた、切なくも
こころ温まる珠玉の人情芝居をお届けします。
<『恋桜-いま花明かり-』:キャスト>
松廼家梅竜役:坂本冬美
八重次:泉ピン子
谷川俊次役:三田村邦彦
大野太吉役:丹羽貞仁
大野正子役:清水由紀
雛丸役:森山愛子
おみね役:小山典子 他
【公演概要】
2019年6月1日〜6月27日
第一部 恋桜-いま花明かり-
作:宮川一郎 脚色:菊村 禮 演出:石井ふく子
第二部 坂本冬美オンステージ2019 艶歌の桜道
[チケット料金]
S席(1・2階席)13,000円
A席(3階席) 6,500円
一般発売:2019年4月21日(日)10:00~
◆明治座チケットセンター(10:00~17:00) 03-3666-6666
◆インターネット予約「席とりくん」https://web.meijiza.com