戦乱の世. だから想いを, 心を繋ぐ!!「錆色のアーマ」 -繋ぐ- 開幕!アニメ化も決定. 孫一役 佐藤大樹、織田信長役 増田俊樹!

新たなキャラクターたちをむかえ、「錆色のアーマ」の歴史が再び動き始める―そして、脚本に舞台『メサイア』シリーズ、原作・ストーリー構成の高殿円、演出・上演台本には初演に続き元吉庸泰、作品を彩る音楽に、漫画家、ミュージシャンとして活動している田口囁一、『Club SLAZY』シリーズの振付でも知られる當間里美が振付を手がける。孫一(まごいち)役:佐藤大樹(EXILE / FANTASTICS from EXILE TRIBE)、織田信長役:増田俊樹の主演2人と共に、孫一率いる雑賀衆(さいかしゅう)のメンバー、鶴首(つるくび)役:荒木健太朗、蛍火(ほたるび)役:永田崇人、黒氷(くろひょう)役:平田裕一郎、木偶(でく)役:章平、アゲハ役:神里優希が続投。
また、この公演の主題歌が、佐藤大樹がリーダーとして所属する FANTASTICS from EXILE TRIBE の新曲「Tie and Tie」に決定している。「Tie and Tie」は「錆色のアーマ」のために書き下ろされ、”繋ぐ”という言葉をテーマに、希望と 絶望が隣り合わせの中で真実の歴史が繋がり始める「錆色のアーマ」の世界に寄りそう 1 曲。劇中にて初めて音源が披露される予定だ。そしてすでにコミカライズはスタートしているが、アニメ化も決まり、孫一役、織田信長役は舞台と同じ、佐藤大樹(EXILE / FANTASTICS from EXILE TRIBE) 、増田俊樹が務めるが、それ以外の配役はこれから順次発表となる。また、この公演のDVDは2019年12月中旬に発売予定。

幕開きは炎の音、そう歴史上の最大の事件の一つである本能寺の変から始まる。炎の中に浮かび上がる人物は・・・・・もちろん織田信長(増田俊樹)だ。そこへ謎めいた妖艶さと妖しさをまとったような人物が現れる。手には扇、「あなたを迎えにきた」といい「あの世とこの世を繋ぐ」とつぶやく。今回の物語のキーになる人物、賀茂在昌(丘山晴己)、彼は特別な術が使える。彼に従う者がいる、酒呑童子(田中しげ美)、そしてもう一人、茨木童子(佐藤永典)、彼は賀茂在昌により封印を解かれていたのだった。
本能寺より帰還した孫一(佐藤大樹)たち、雑賀の里を含む紀州惣国をとり仕切る藤白が孫一に呼び出しをかける。それは紀州惣国の恒久の平和を繋ぐためであった。一方では信長の死は瞬く間に広がり、戦国時代は新たな局面を迎えることになる。織田信長の地盤を継ぐ羽柴秀吉、その裏には・・・・・・賀茂在昌の影が・・・・・・。秀吉の最愛の息子である病弱な羽柴秀勝(玉城裕規)の命を繋ぐために、アーマを、孫一を手に入れたいと願う。一方で、織田信長は全てを奪われ、孫一の青い瞳の記憶を辿る。

孫一を中心にして物語が運命が動き出す。登場人物たち一人一人の思いやバックボーン、時代ゆえに悲しく辛い過去がある。それを忘れたわけではない、気にしていないわけではない。それを内に秘めて戦っている。それは孫一率いる雑賀衆の面々も、そして賀茂在昌に従う酒呑童子、茨木童子らも、である。思いを繋ぎ、気持ちを繋ぎ、戦いながらも実はそのことが頭から離れない。そして羽柴秀勝、勉強家で努力家、剣の達人であるが病弱、なんとかして父の期待に応えたいと願う。その姿は涙を誘う。
ドラマチックな展開、まさかの行動にでる者もいる。登場人物の数だけの想いがあり、その想いが様々な形になって『繋がって』いく。映像を駆使し、独特の世界観を舞台上に展開、音楽、効果音、そういった『音』が作品世界を盛り上げる。1幕では歌やダンスもあり、エンタメ性も高い。2幕は怒涛のような展開、アクション、殺陣が!最後の景色は???信長は?孫一は?秀勝は?それは劇場で!

 

 

なお、ゲネプロ前に囲み会見が執り行われた。登壇したのは演出・上演台本:元吉庸泰、孫一役 :佐藤大樹(EXILE / FANTASTICS from EXILE TRIBE) 、織田信長役 :増田俊樹。
佐藤大樹は「逆2.5次元で自分たちが原作・・・・・初演の時は(アニメ)すごいやりたいねーーと」と意気込む。「新キャストも個性豊かで一人一人魅力的です。観ていただきたいですね!」と挨拶。増田俊樹は「前回公演の時は、とにかく勢いのある作品を作りた食って・・・・・今回も相当激しい2時間!素晴らしい初日を迎え、最高の千秋楽を!」とこちらも気合い十分。
元吉庸泰は「企画段階から、とにかく誰も観たことのないものを作ろうと。前回、観た方は驚かれるかと思います! 演劇としていいものを!」とクリエイターらしい気合いの入れ方。さらに「メディア展開としては逆2.5次元プロジェクト、2年前に初演、今年コミカライズされて第1巻が出まして、そしてアニメ化!!!!ついに動く!新しいおうリジェクトが走り始めました」(大きな拍手!!!!)。そして佐藤大樹は「声優を引き続き!」といい、増田俊樹は「いよいよ、僕の土俵!!!!」と笑わせた。佐藤大樹は「初挑戦でわからないことばかり。未知の世界でやったことがない、でも誰にも譲れない、アニメ化は一つの目標に置いていたので!」と意気込む。増田俊樹は「やることは変わらない(貫禄を見せる)舞台でやったことを大切に、早く臨みたい」と語る。佐藤大樹は今回の舞台について「それぞれが一から自分の役を考えました。堂々と舞台に立て流ようになった!」と語るが、初演と比較すると役が板についており、アニメの方も楽しみだ。増田俊樹は「繋ぐ、作品、出演者、人生を繋ぐ」とコメント、この「繋ぐ」には深い意味が込められており、それは舞台で!増田俊樹は「歳をとりました(笑)」と笑うが、殺陣のキレはなかなか。「ぜひ、会場で!」とPR。コミカライズ、劇場ロビーでも販売されているので、舞台を観てコミックをみるとまた違った景色が見えてくる。アニメの放映も待ち遠しい。

【公演概要】
日程・劇場:
<東京公演>
2019年6月6日(木)~16日(日)天王洲銀河劇場
<愛知公演>
2019年6月22日(土)~23日(日)岡崎市民会館あおいホール
<大阪公演>
2019年6月27日(木)~30日(日)梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
原案:「錆色のアーマ」プロジェクト
脚本:高殿円
演出・上演台本:元吉庸泰
音楽:田口囁一
振付:當間里美
出演:佐藤大樹(EXILE / FANTASTICS from EXILE TRIBE)、増田俊樹
荒木健太朗、永田崇人、平田裕一郎、章平、神里優希
今井稜、大沼優記、西田健二、橋本有一郎、服部悠、冬川耕佑、宮垣祐也、若宮亮
佐藤永典、石渡真修、田中しげ美/丘山晴己/玉城裕規

主催:[東京・大阪]ネルケプランニング
[愛知]岡崎市民会館指定管理者一般社団法人岡崎パブリックサービス
公式サイト:https://www.nelke.co.jp/stage/rusted_armors2019/
公式Twitter:@rusted_armors