A New Musical 「FACTORY GIRLS~私が描く物語~」稽古快調!「みんなで作ってる感じがすごいです!」(柚希礼音)

A New Musical「FACTORY GIRLS~私が描く物語~」、ブロードウェイの新進気鋭ソングライティング・コンビと日本のクリエイティ ブ・チームが、新作ロックミュージカルを共作し、世界に先駆け上演するプロジェクトとして注目されている。
アメリカから新進気鋭の作曲家コンビ、クレイトン・アイロンズ& ショーン・マホニー、日本から日本版脚本・演出の板垣恭一をはじめとする豪華クリエイティブ・チームが集結し“今を生きるあなた”に伝えたい、自由を求め闘った女性達の物語である。都内の某稽古場で公開稽古が実施された。

音楽が途切れない印象で、女性陣だけのコーラスが迫力満点!フォーメーションもダイナミック、新作でしかも日本とアメリカの共作、どこでも上演できるクオリティを目指しているのがよくわかる。途中段階ではあるが、スタッフ、キャストの意気込みを感じる稽古。本格的なミュージカル作品になる予感がする。ほんの短い時間であったが、確かな手応えを感じる稽古であった。

稽古の後、柚希礼音、ソニン、実咲凜音、清水くるみ、石田ニコル、板垣恭一(日本版脚本・演出)が会見に応じた。

まずは挨拶と役所について一人一人が語った。
「工場の女たちの話です。産業革命時代のアメリカで初めて、女性が結婚するのが当たり前だった時代から、初めて女性たちが自分たちで働いてお金を持つことができて、今の時代にも通じる女性の『生きるとは何か』を考える話になっていると思います。私の役、サラ・バクリーはその中でリーダーとして立ち上がる、すごく当て書きをしていただき、宝塚のトップ時代にいろいろと悩んだことが思い出されます・・・・・そのような感じです(笑)」(柚希礼音)
「私の演じる役は実在した人物、ハリエット・ファーリーという役です。サラと一緒で、女性の権利を勝ち取るために活動をしていくのですが、サラとは違って女性たちが原稿を集め・・・・・寄稿を元に編集長をやり、そこから女性の教養とか『女性も頭がいいんだ』と・・・・・・理論立てて進めて言って女性の問題を変えていこうという役所です」(ソニン)
「アビゲイルという役です。工場で働いている女性の一人です。サラが工場にきた時に私が工場でやっていることや彼女にとってお姉さん的な存在です。しっかりした考えを持った女性で、仕事に対する葛藤もありつつもやるべきことをやるべきだと、理解しながら・・・・・そこでサラが現れて自分の権利を求めて一緒に戦っていきましょう、という役所です」(実咲凜音)
「ルーシー・ラーコムという役です。実在した人物で、この中では一番年下の役です。ファクトリーガールズが住んでいる寮母の娘で、一番年下ですが、しっかりとみんなを見ている、支えている感じで明るく、時には優しく、年下ながらも母と一緒に。またストーリーテラーでもあります、まとめられるように」(清水くるみ)
「マーシャ役です。彼女は女性差別の時代に自分で働いて得た賃金で・・・・・おしゃれがすごく大好きで着飾って男性を捕まえようという(笑)、現代の女性に一番近いかもしれません。一生懸命働いて自分の夢を掴んでいく役です」(石田ニコル)

 

そして板垣恭一は「まだ、完成してないです。楽曲を作って楽曲を披露するプレビュー公演はあったのですが・・・・楽曲と歌詞をいただいて僕が台本を書きました。アメリカ版というのは存在していないのです。同時進行ではなく、ちょっと・・・・かなり(笑)僕らが進行しています」と語る。そして「お芝居っていうのは生。1844年のアメリカという設定で女性たちがある工場で安い賃金でこき使われている話だとすると、あれ?これってどっかの国の今に似てないかな?って思ってつなげて行こうかなと思っていたんです。世界中、同じようなことが起きているので、日本だから、アメリカだからっていうのはあまり考えなかったですね」とコメントし、「暗くて重い作品にはなっておりません・・・・女性たちはどう生きているか、明るい芝居です(一同大笑い)」と語った。
柚希礼音は「ミュージカルを20年ほどやらせていただだいてますが、こういう取材で女性がこれだけ並んでいるのはめったにないです、宝塚以外は!とても革命的なミュージカルだと思っています。こういう恋愛がメインではないお話、でもお客様にかなり共感していただける作品です。女性の方にはもちろん見ていただきたいですし、女性たちが『こう思っているんだ』っていうのも男性の方にきっとわかっていただけると思いますので!」と語る。

そして同じ宝塚出身ということで実咲凜音は「もう、柚希礼音さんとご一緒できるなんて!稽古が始まってからは、なんと!なんと!逆の立場で!(『工場の先輩なんですよ、教えてくれるんです』と柚希礼音)先輩になってしまいましたので(笑)、楽しめるところまで楽しもうと(笑)、新鮮に感じていただけるのではと思います(笑)」とコメント。さらに大先輩の剣幸も共演!「もう剣さんがお稽古しているところを見れる喜び!噛み締めております、暖かいお芝居をされるな〜と思って見ています」と柚希礼音。
石田ニコルは舞台は二度目となる。「時間が空いたので・・・・みなさんがはいているダンスシューズとか(笑)、新しい発見や、またスタッフさんに囲まれていろいろと吸収してできて、もっと楽しめていけたら」と語る。ソニンは「今回は新作ということで、日々、演出家さんだったりとか振付の方とか、一緒に話し合って作っていくんですね。すごく大変ですが、きっと幕が開いた時に今までにない達成感が待っているんじゃないかなと思っています。女性だけが並んで激しく踊っている、女性だけのユニゾンで聞くのは初めてなんです。すごく見てて『お客様が聴いたらぞわぞわするんじゃないかな?』っていうのを想像すると楽しくって!私は孤独な役所なので(笑)、すごく羨ましい!シーンではあまり絡まないので・・・・・どんどん私一人になっていくので、ちょっと違う・・・・・工場から抜け出した人なんです。編集長になったので・・・・いつもだったら団体の中で拳あげて〜今回はちょっと(笑)逆に引いて周りの状況を見ている・・・・上司と雇用者の間に立って中間をとる、これも共感してくださる方もいらっしゃると思います」と語る。清水くるみも「女性が作る舞台、たくさんの人に観てもらいたい」と語る。とにかく女性が多い舞台、賑やかで風通しも良さそうだ。柚希礼音も「みんなで作っている感じがすごいです!」と力強く。
女性陣の多い稽古場、「実は男性って本音を喋らないんですよ」と板垣恭一。「女性はしゃべる前に顔に書いてあるんです(笑)、『それはどうかな?』とか『意味がわかりません』とか(笑)。だからやりやすい。和気藹々でやってるのを見ると『幸せだな』と思います。隠し事のない稽古場、楽です」とコメント。柚希礼音は「自由に輪になってとか自由に動き回って、っていうのがあまりないので。また真ん中だけ目だつっていうのは嫌いで役名がないコでも光り輝いているのが最高の舞台って思ってますが、それを板垣さんがすごく言ってくださる!感動してまして本番ではみんなキラキラしてて・・・・すごいいい空気な稽古場です!」と力強く。

最後の締めになり、「みんなで言おう」と柚希礼音。
「『FACTORY GIRLS~私が描く物語~』」、劇場でお待ちしております!」と全員で唱和、会見は終了した。
【公演概要】
〈クリエイティブ スタッフ〉
音楽/詞:クレイトン・アイロンズ&ショーン・マホニー
日本版脚本・演出:板垣恭一
〈出演〉
柚希礼音 ソニン 実咲凜音 清水くるみ 石田ニコル
原田優一 平野 良 猪塚健太 青野紗穂 谷口ゆうな 能條愛未 / 戸井勝海 剣 幸
島ゆいか 安福毅 当銀大輔 丸山泰右 大音智海 上條駿 矢内康洋 酒井翔子 田口恵那 Sarry 杉山真梨佳 コリ伽路 井上花菜
<東京公演>
2019年9月25日(水)~10月9日(水) TBS赤坂ACTシアター
<大阪公演>
2019 年 10 月 25 日(金)~10 月 27 日(日) 梅田芸術劇場メインホール
【大阪公演・チケット料金】
S席12,500円 / A席10,000円 / B席8,500円 (税込・全席指定)
公演に関するお問い合わせ:
アミューズ チアリングハウス 03-5457-3476(祝日を除く月~金 15:00~18:30)
取り扱いプレイガイドに関する詳細は下記オフィシャルサイトをご確認ください。
公演オフィシャルサイト:http://musical-fg.com
公演オフィシャルツイッター :@factorygirlsjp