佐野勇斗主演! アクションスペクタクル時代劇 『里見八犬伝』「全国で台風の被害がありますがみなさんを勇気付けられる公演ができればと思います」(佐野勇斗)

アクションスペクタクル時代劇 『里見八犬伝』が東京で開幕した。映画監督、故・深作欣二の代表作でもある当作品を、息子の深作健太 が舞台版として演出。
公演に先駆けて囲み会見が行われた。登壇したのは、佐野勇斗(犬塚信乃) 松田 凌(犬川荘助) 岐洲 匠(犬田小文吾) 神尾楓珠(犬江親兵衛) 塩野瑛久(犬坂毛野) 上田堪大(犬村大角) 結木滉星(犬飼現八) 財木琢磨(犬山道節)佐野勇斗そして演出の深作健太。
「館山で本番やるはずだったのですが・・・・・みなさんの想いとかいろいろなものを背負って頑張りたい」(上田堪大)
「台風の影響で今日が初日となりました。館山のみなさんを勇気付けられたら」(結木滉星)
「台風で館山で初日を迎えられなかったのは残念ですが、しっかりと届けられるように!」(神尾楓珠)
「天災で被害も多く・・・・・頑張ります」(塩野瑛久)
「自然災害にはかなわないなと。初日を迎えられるように頑張ったのですが、初日を迎えられなかったのは悔しいです。今回の舞台で災害のようなものが舞台に出てきますが、その中でも頑張って生き続けるのを表現してみなさんを勇気付けられる舞台にしたいです」(財木琢磨)
「館山でできなかったのは未だに悔しく思いますが、こういう時だからこそ、みんなの想いも一つなので、少しでもみなさんの力になれるような作品を届けられるように」
(松田 凌)
「『八犬伝』発祥の地の館山で見てもらいたい気持ちはありますが、残念で悔しいです。全国で台風の被害がありますがみなさんを勇気付けられる公演ができればと思います」(佐野勇斗)
「大変な中ですが、初舞台でいろいろありますが、今できる、全力で精一杯やりますので、楽しみにしていてください」(岐洲 匠)
「2012年に震災からの復興で、幕を開けた『里見八犬伝』ですが、今回は4回目です。令和という新しい時代を迎えて新しい八犬士が揃い、そして思い出深い館山の地で迎えることを心待ちにしていたのですが、スタッフが準備したところで止まってしまいました。館山公演をなかったことにするのではなく、心の中での第一回公演として、東京の初日を迎えたいと思います。館山ばかりではなく他のところで被災した皆様に作品の魂をお届けしてぜひ、楽しんでいただければ!」(深作健太)
そして新しい八犬士を迎えたことについて深作健太は「繰り返して、劇的変化をキャストのみなさんと作ってきましたが、今回のみなさんは素晴らしいです!リクエストにも答えていただいて。芝居のクオリティーも上がっています。全力で作品を作っていますが、キャストのみなさんが頑張っているから。早くこの公演を全国に届けたいです」と意気込む。
初座長の佐野勇斗は「舞台は二度目で初座長です。はじめはものすごい不安でしたが、深作さん、キャストさんスタッフのみなさんにたくさん支えてもらって『舞台ってこんなに楽しいんだ』っていう・・・・作品で、初日を迎えるのがすごく嬉しいです、頑張って生きたいです」とコメント。また岐洲 匠は「嬉しいです。何もかもが未知の世界、感動と驚き、殺陣もあるので心と体のバランスとるのが難しい、感情を出しすぎると怪我にもつながるので・・・・難しいことはたくさんありました。素敵な仲間たちに囲まれて作品を作っているのですごく楽しいです」と初々しくコメント。神尾楓珠も「培ってきたものだけではできない、足りないものが見えた稽古期間でした。周りの方々が素晴らしく、学びながら初日を迎えられる・・・・・どんな感じなんだろうっていうのはありまして。初めて体感しますが、それを楽しみながらできればいいなと思います」と語ってくれた。
最後に座長である佐野勇斗が「本当に素晴らしい作品であることは間違いありません。みなさんに勇気と感動を与えられるように一丸となって最後まで怪我なく健康に気をつけて!無事に千秋楽まで!」と締めて会見は終了した。

【公演概要】
作品名:『里見八犬伝』
脚本:鈴木哲也
演出:深作健太
出演:佐野勇斗(犬塚信乃) 松田 凌(犬川荘助) 岐洲 匠(犬田小文吾) 神尾楓珠(犬江親兵衛) 塩野瑛久(犬坂毛野) 上田堪大(犬村大角) 結木滉星(犬飼現八) 財木琢磨(犬山道節) 他
日程・場所:
◆館山公演 10月14日(月・祝) 【千葉県南総文化ホール 大ホール】
◆東京公演 10月17日(木)~21日(月) 【なかのZERO 大ホール】
◆大阪公演 11月2日(土)・3日(日) 【梅田芸術劇場 メインホール】
◆愛知公演 11月23日(土)・24日(日) 【名古屋文理大学文化フォーラム 大ホール】
公式HP:satomihakkenden.jp
企画・製作:日本テレビ
文:Hiromi Koh