舞台「若様組まいる~アイスクリン強し~」

畠中恵の人気小説「アイスクリン強し」(講談社文庫刊)の舞台化、舞台「若様組まいる~アイスクリン強し~」、本作品の時代背景である明治23年は様々な新しい思想が入り込み、庶民にも洋装が広まり始めた時期。まさに【文明開化】、そこでメインビジュアルは和洋装入り乱れて、登場する個性的なキャラクターを彷彿とさせてくれる。

 本作品の著者 畠中恵は、シリーズ累計発行800万部を超える「しゃばけ」シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。今回舞台化する「 アイスクリン強し」は、明治23年を舞台に駆け出しの西洋菓子職人・皆川真次郎と旧旗本出身の警官たち「若様組」らが繰り広げるス イーツ文明開化物語。本作の前日譚となる小説「若様組まいる」は2016年8月に銀河劇場にて舞台化。全編ライトでポップな演出 をほどこし好評。

 今回は「若様組」舞台化シリーズ2作目として、「アイスクリン強し」、出演者には、舞台のみならず、幅広く活躍する玉城裕規、入江甚儀、宮﨑 香蓮など若手に、ベテラン個性派俳優 粟根まこと、伊藤裕一等、総勢20名近くの豪華キャストが勢揃い。演出・脚本は「拙者ムニエル」主宰として劇団公演や外部公演など多くの作品(「けものフレンズ」「私のホストちゃん」「ママと僕たち」など)を手掛ける村上大樹氏。多様な演出技法を駆使し、高い観客満足度を与える作品作りに定評がある演出家として知られている。本公演は、作品内に度々登場する“スイーツ”の香りを舞台客席でも感じられるような、これまでにない斬新な演出となる予定、これは楽しみ!

また、アフタートークイベント付き公演は、劇中で新聞記者役を演じる伊藤裕一がMCを務め、稽古場風景や楽屋裏エピソード、出演者 たちの関係性など役柄同様の取材をもとに掘り下げていくことになる予定。

 実は2018年は明治元年(1868年)から起算して、満150 年。原作本も読めば、舞台の面白さ倍増、明治時代の闊達な物語を!

<ストーリー>

舞台は、皆川が開いた西洋菓子店風琴屋。巡査勤務の合間にたむろする若様組や若様たちのマドンナ的存在沙羅の平和な日常に、大商人 小泉琢磨が仕掛ける試練や事件が巻き起こる…!沙羅の強力ライバル・志奈子の出現や、皆川や若様たちを執拗に嗅ぎまわる新聞記者など、 明治の若者の生活風景をコミカルに描きながらも、平和な時代を渇望する世代が、時代の大きなうねりである戦争への道に抗う様を描く。

 

【公演データ】

舞台「若様組まいる~アイスクリン強し~」

原作:「若様組まいる」「アイスクリン強し」畠中恵(講談社文庫刊)

脚本・演出:村上大樹
日程:2018年4月27日(金)~5月6日(日)

会場:サンシャイン劇場

出演:

玉城裕規(皆川真次郎 役)
入江甚儀(長瀬健吾役) 塩野瑛久(園山薫役) 中村優一(福田春之助役) 安川純平(小山孝役) 宮﨑香蓮(小泉沙羅役) 井上小百合<乃木坂46> (紫堂志奈子役)

和合真一(牧 忠行 役) 小早川俊輔(相馬小弥太 役) 武子直輝(相馬格乃進 役) 松波優輝(西宮浩光 役) 鎌苅健太(玉井和馬 役) 伊藤裕一(丹羽記者 役)

橋本全一(安野一馬 役) 小野寺ずる(加藤智恵子 役)

粟根まこと(小泉琢磨 役)

主催:株式会社メディアミックス・ジャパン/ぴあ株式会社

公式サイト:http://www.mmj-pro.co.jp/wakasamagumi2

公式ツイッター:http://twitter.com/wakasamagumi