「ナナマルサンバツTHE QUIZSTAGE」 ボタンを押せ!その一瞬に全てをかけろ!

 

ーー0.1秒にかけろ!ボタンを押せ!クイズ王になれ!人気コミック「ナナマルサンバツ」、舞台化!発進!ーー

 

セットはいたってシンプル、ポップな楽曲が流れ、幕開き。主人公・越山識(西井幸人)が登場する、文蔵高校に入ったばかりで右も左もわからない状態でキョロキョロ、ちょっと内気そうな少年だ。そこへ、かなりテンションの高いメガネをかけた上級生に声をかけられる、「君もクイズ王にならないか!!」、あれよあれよという間に。ちなみに、この上級生、名は笹島学人(小澤亮太)、文蔵高校2年生。クイズ研究会会長。このテンションのまま、客席に降りてきて勧誘してくるので、勧誘されたら、素直にチラシを受け取ろう。同じクラスメイトの深見真理(鈴木絢音)、彼女も同じクイズ研究会に。しかし、彼女の場合は・・・・・・とにかくクイズ大好き少女、しかも筋金入り、成り行きで入った主人公とは動機が違う。最初からやる気満々。ちょっとぽっちゃりな井上大将(諏訪雅)もクイズ研究会に、彼の場合は目的が・・・・・・真理が気になる、ちょっとオタクな少年。この1年生のトリオ、原作でもそうだが、なかなかのコンビネーションぶり。このテンションアゲアゲの笹島はこの競技クイズに青春をかけている。

ボタンを押す、その一瞬に全てを賭ける。そのためには日々練習。そしてクイズ大会、「全てのクイズは正解するために作られている」、そう必ず答えはある、そこに向かってボタンを押す。

 

 

 

識は新入生歓迎会で「クイズ研究会」による早押しクイズ大会に参加することになり、深見真理の圧倒的な早押しに驚く。しかし、「早押しクイズの問いには答えを確定できるポイントがある」ことを見抜き、読書好きで得た膨大な知識量と推理で難問に正解する。ここで彼は正解することの面白さと早押しの醍醐味を覚え、それまで経験したことのない感動と喜びを感じる。深見真理は、識の知識量を見抜き、新入生向けのクイズ大会に彼を誘う。0.1秒を争う【クイズの世界】、ここで、彼は凄い1年生に出会う。その名は御来屋千智(中村嘉惟人)、実力はピカイチ、そしてかなりアグレッシブな性格だ。

 

 

原作に出てくるエピソードをテンポよく見せる。深見真理の兄である深見誠治(横井翔二郎)は進学校である開城学園高校2年生、クイズ研究部に所属していたが、あることがきっかけでクイズから離れてしまった。それは彼のプライドをズタズタにした出来事であった。妹の真理がクイズ研究会に入ったのを知り、「あれほど入るなと言っただろう!」と怒ってしまうくらいだ。開城学園高校2年生のクイズ研究部部長、大蔵邦光(石田隼)はそんな彼がまた復帰するのを望んでいた。そして笹島学人、実は開城学園高校から転校して文蔵高校に入りクイズ研究会を立ち上げた。彼もまた深見誠治を気にかけていた。

競技クイズ、どんなものなのかは、原作を読んでいればわかるが、わからなくてもスクリーンにその『極意』が映し出されるので、ここはナルホドポイント。また、出題されるクイズもスクリーンに映し出されるので、登場人物たちと一緒に考えるのも楽しい。

 

 

 

識は同じクイ研のメンバーやライバル達と切磋琢磨し合うことで、様々な気づきを得る。何かに打ち込むこと、同じ志を持って高みに昇ること、そして友情。「勇気を持って解答権を得ること」という言葉が出てくる。解答権を得られなければ、先には進まない。勇気を持ってボタンを押す、かなり薀蓄のある言葉だ。笹島は言う「勝負は何が起こるかわからないから面白い」と言う。それは全てに通じる言葉だ。引っ込み思案だった識は「一緒に戦ってくれる仲間がいるから」と言えるようになる。彼の世界が開けた瞬間。そして笹島は改めて識に言う「クイズ王にならないか」と。

 

 

最後の試合シーンは、何と、何と!ガチ!ここは必見、一緒に答えを考えよう。ちなみにかなりなクイズがぶっこまれている!

 

キャスト陣、囲み会見でも皆、語っていたが、芝居の稽古以外にクイズの【修行】を積んだようで、ボタンを押すポーズもかなりのもの(演出家が一番、様になっている!)。また、学生時代に競技クイズをやっていたという新名匠演じる吉田尚記、アナウンス場面が流石の貫禄。そしてクイズ好きがそこはかとなくにじみ出ているのが印象的。

 

 

 

部活ものというと圧倒的に運動部が多いが、こういった文系の部活ものの舞台化は珍しい。しかし、演出次第では文系の部活ものも舞台化出来ることが証明された。

ところで町田勇太(石田剛太)なるキャラクターが登場するが、これは舞台版だけのオリジナルキャラクター、これが、かなりの破壊力、その一挙一動、スパイス的な印象、かなりの笑いが起きた。

 

 

ゲネプロ前に簡単な挨拶があったが、皆、クイズの稽古は相当、積んだ様子。そしてクイズ競技の魅力にとりつかれたようで、キャスト陣のボタンを押すポーズに注目!

 

<越山識:西井幸人>

今回の作品で初めてクイズに触れて、競技クイズに没頭することが出来ました。作品の見どころとして、小澤さん演じる笹島先輩と二人のシーンは、笹島先輩が僕の思いの丈を汲んでくれて、識の内面がより出てくることが多いので、是非、注目して観て欲しいです。また、劇中のガチクイズバトルはキャスト全員がガチで勉強して挑んでいるので、負けないように全勝できたらいいなと思っております!

<深見真理役:鈴木絢音 (乃木坂46)>

競技クイズを題材にしている舞台なので、観に来てくださる皆様にクイズに答える時の手に汗握るようなドキドキ感や緊張感、そしてクイズの魅力をお届け出来るように頑張ります。私が演じる深見真理ちゃんは明るく素直でクイズのことが大好きな女の子なので、私も真理ちゃんのようにクイズが好きになりたいと思い、クイズの勉強をしました。作品の見どころとして、キャラクターごとにクイズをやっている理由が違っていたりとそれぞれにドラマがあります。クイズを答える時の癖もキャラクターごとに違うので、細かいところまで見て欲しいなと思います。

<笹島学人:小澤亮太>

劇場にいる皆さんにこのクイズの素晴らしさを肌で感じて、お客様に楽しんでもらえるステージにできたらいいなと思っています。そしてニッポン放送の吉田アナウンサーやヨーロッパ企画の皆さんなど、幅広いキャストがいるので、そこを楽しんでみていただきたいです。僕はとにかくクイズの説明をするシーンが多いので、観ている方に理解してもらえるように頑張ろうと思っています。お客様に分かりやすいよう、道しるべになればいいなと思います。笹島という役ははクイズが大好きなので、そこも説明シーンと一緒に役に乗っかってくるといいな。常に楽しい気持ちで演じていきたいです。

<御来屋千智役:中村嘉惟人>

一ヶ月間、しっかり稽古をやってきて、お芝居のことももちろんですが、クイズのことも色々学びながらやってきたので、そこを千秋楽まで出し切っていけたらいいなと思います。僕が演じる、御来屋千智はクールなキャラで、頭も良くて、普段の自分とはかけ離れているので、役作りをしていて、とても楽しかったです。見どころとして、御来屋と識のライバル関係っていうのをお客様に楽しんでいただけたらいいなと思います。御来屋千智という役を大事にしながら自分らしさを出して演じていますので、沢山の方に足を運んで観ていただけたら嬉しいです。

<井上大将役:諏訪雅 (ヨーロッパ企画)>

クイズの舞台っていうのは今まで観たことがないんですが、意外と相性はいいんだなと思いました。やっていてとても楽しいし、観ているお客様にも必ず楽しんでいただけると思います。原作にもあるように、クイズの奥深さっていうのがこの演劇の面白いところかなと思っていて、クイズといっても早押し一つでこんなにテクニックがあるんだっていうのいはすごく面白いなあと思いました。見た後絶対にクイズをしたくなる!皆さんでクイ研を作って是非日常にクイズを出来る環境を整えてください。

<脚本・演出: 大歳倫弘 (ヨーロッパ企画)>

クイズが持っている緊張感が舞台にあって、色々シビアな部分が多いなと思います。例えばボタンを押すタイミングだとか、そういったところは外せないタイミングがあるので結構キャストの皆さんも緊張感があって、この緊張感がいい方向に行くのか、悪い方向にいくのか、この緊張感が舞台にとっていい緊張感につながるといいなと思いながら臨んでいます。今回、ヨーロッパ企画とのコラボということで、会話劇の部分だったりはヨーロッパ企画のテイストが出ていたりするのかなというのは随所で感じますし、そういったところを今回参加して下さっているメンバーの皆さんにも面白がっていただいてご一緒できているのかなとは思っているので、一つの見どころとして楽しんでいただけたらいいなと思っています。皆さんのクイズ感をガラッと変えたいなと思って今回舞台に臨んでいます。クイズの面白さもさることながら、登場人物たちのドラマもぐっとくるものがあるので、各キャラクターの中の誰かに、観ているお客様の皆さんにも何か当てはまるものがあるのではないかなと思います。いろんな人の目線で、キャラクターに自分の思いを肩入れしてもらえるんじゃないかと思うので、そういうところにも是非注目して観てください。

 

 

 

あの部活系《競技クイズ》コミックが待望の舞台化 「ナナマル サンバツ THE QUIZ STAGE」 豪華ゲスト参加の アフタートーク開催決定!!

 

ナナマルサンバツTHEQUIZSTAGE、キービジュアル発表!

 

舞台「ナナマルサンバツTHEQUIZSTAGE」キャラクタービジュアル大公開!

 

【概要】
ナナマルサンバツTHE QUIZ STAGE
期間: 2018年5月4日(金・祝)~5月9日(水)
会場: 東京・全労済ホール/スペース・ゼロ
原作: 『ナナマルサンバツ』杉基イクラ(『ヤングエース(KADOKAWA刊)』連載中)
脚本・演出: 大歳倫弘(ヨーロッパ企画)
企画・製作:「ナナマル サンバツ THE QUIZ STAGE 」

出演: 西井幸人/鈴木絢音(乃木坂46)/小澤亮太/中村嘉惟人/石田隼/横井翔二郎/加藤里保菜/石田剛太・諏訪雅・土佐和成(ヨーロッパ企画)吉田尚記(ニッポン放送)・帆世雄一 ※Wキャスト
公式サイト:http://7o3x-stage.jp
公式Twitter::@7o3x_stage

©「ナナマルサンバツ THE QUIZ STAGE」製作委員会

 

文:HIROMI KOH