ーーTHE 東京喜劇!三宅裕司率いる「熱海五郎一座」新橋演舞場シリーズ第7弾!ーー
新橋演舞場6月公演として、松竹株式会社と株式会社アミューズの共同製作により、三宅裕司を座⻑に、 「熱海五郎一座 新橋演舞場シリーズ第7弾東京喜劇『Jazzy(じゃじぃ)なさくらは裏切りのハーモニー〜日米爆笑保障条約〜』」を上演。
東京の笑い“軽演劇”を上演すべく、2004 年に旗揚げしたのが「伊東四朗一座」。その東京喜劇を伝承すべく、三宅が中心となって 2006 年に旗揚げしたのが“伊東”ならぬ“熱海”、“四朗”ならぬ“五郎”で「熱海五郎一座」。アドリブや一発ギャグなどの 瞬間芸ではなく、練り上げられた台本と、その設定の中で役柄をきちんと演じることで生まれる笑いを作ってきた。 2014年に新橋演舞場へ進出。毎年満員御礼で、劇場を大爆笑の渦に、そして大好評につき、今年も新橋演舞場での上演が決定。さらにパワーアップした抱腹絶倒の東京喜劇がリターン! 出演は座⻑の三宅裕司をはじめ、コント赤信号の渡辺正行、ラサール石井、三宅の盟友・小倉久寛、落語芸術協会会⻑で 『笑点』司会の春風亭昇太、東京の喜劇人の DNA を受け継ぐ東貴博と深沢邦之が交互出演。
この新橋演舞場シリーズ第7弾に迎えるゲストは、宝塚歌劇団退団後初舞台となる紅ゆずると AKB48グループ2代目総監督の横山由依。二人は一癖も二癖もある一座メンバーたちとどんな化学反応を起こすのかー!? とにかく“笑い”にこだわった、日本最高峰の東京喜劇“軽演劇”の舞台を!
3月17日、記者会見が執り行われた。Jazzyなメロディに合わせて登壇したのは、三宅裕司、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東 貴博、深沢邦之、ゲスト出演の紅ゆずる 横山由依、出演者全員登場に会場は大いに湧く。そして制作側からは安孫子正(松竹株式会社 代表取締役副社長) 荒木宏幸(株式会社アミューズ 取締役 常務執行役員)。
松竹の安孫子正副社長からの挨拶「こういう時こそ熱海五郎一座です!毎回、時代の風潮を捉えながら、そしてゲストの方々に盛り上げていただいております。紅さん、横山さん、宝塚の元トップスターさんとAKB48のキャプテンの方に出ていただき、笑いを!皆様に喜んでいただければ」と挨拶。続いてアミューズからは荒木宏幸執行役員から「こういうものをきちんとお客様に届けるのは大事なこと。三宅裕司さんはじめ、皆様素晴らしいエンターテイナーです。宝塚元トップの紅さん、AKB48の横山さんを迎えてさらにパワーアップした演目を、若い方にもぜひきていただきたい」と大いに意気込んだ。
それからキャストの挨拶・抱負。MCより話が長いと警告のベルが!
「去年は松葉杖でしたが、今年は大丈夫です(笑)、この作品で明るいニュースを!今年で7回目ですが、爆笑に次ぐ爆笑の連続で、そして感動に持っていく。お年寄りと小学生が一緒に笑えるわかりやすい笑いを届けたい。笑いは免疫力をあげるんです、皆様の免疫力をあげたい、『熱海五郎一座が日本を救う!』宝塚の元トップスターさんが退団してすぐに”この舞台”っていうのは紅さんが初めて。また、AKB48の横山さん・・・・・AKBvs宝塚もあります(笑)、ギャグを全部背負っています!一座に溶け込んで最高のコメディを!」(三宅裕司)
「今まではいつもこのタイミングで台本が上がってないのですが・・・・・今回は台本がある!!!!毎回、僕は三宅さんに怒られる、僕が何かやると『なべ・・・・つまんない』と(笑)、今回は電話で『バンドやるんだけど、お前だけメンバーじゃないんだよね』って言われて、それから『楽器できないし、音楽のセンスないし』とボロクソ言われた!!!!・・・・私事ですが、今年はうちの娘が成人しました・・・・剣道のシニア大会の代表に選ばれました」(渡辺正行)
「昨今、中止が相次ぎまして・・・・その中でこまつ座さんの『きらめく星座』を観に行きまして、歌と映画が人々に生きる力を与える・・・・・今回も似たようなお芝居ですが『演劇の灯を消すな』と井上先生に言われているみたいです。万全の体制で開幕したいです。紅さんとは出身地が同じ街だった!!!でも接点はなかった(笑)・・・・宝塚の元トップスターさんって退団してすぐの舞台は普通は『エリザベート』とかでしょ。なのに『熱海五郎一座』!!!!中止にならないように!!!!」(ラサール石井)
「台本が早く上がりましてここに臨むことができました。JAZZバンドの話でバンマスの役でリーダー、偉そうな役です。引っ張っていくんです、でも普段は引っ張っていくことがない、人に命令する言葉も言ったことがない、役のセリフが言えるかどうか心配・・・・・頑張って(ここで東貴博が「挨拶になってない」と突っ込む)」(小倉久寛)
「毎年、(公演を)楽しみにしているんです。普段は一人なのでみなさんでやるのが楽しくってしょうがない!ラサールさんと楽屋飲みをしております。バンドではトロンボーン担当です。古くなったな・・・・と思ったこのタイミングで!税金で落ちるなと(笑)、いい感じのお話です」(春風亭昇太)
「(いい夫婦に選ばれて)幸せもんです!新築しましたが、台風で一部壊れた。僕の役はラジオ局のプロデューサー、毎年、役名に凝ってて、僕の役名(カケノ)もいいでしょ(笑)、後半がすごいんです、いっぱいやらなきゃいけないことが!セリフも多い!」(東貴博)
「渡辺先輩が『緊張と緩和』と・・・・・役名が・・・・みんな楽しみ!三宅さんからある日、急に電話がかかってきて出たら『みんなでバンドやるんだけど、深沢くんはやらない、だってみんな練習してて一人辛いだろ?だから先に言った』って(笑)」(深沢邦之)※東貴博とWキャスト。
「退団して4ヶ月経ちまして、今、初めてスカートはいてます!スースーしています(笑)。オファーを頂いた時『こんな夢のようなお話が!』暗い世の中ですが、最後に残るのは喜劇です!笑いに貪欲になって!」(紅ゆずる)
「5月のお稽古と6月の本番が楽しみです。皆様のことはテレビで幼い頃から観ていたので夢のようです。大先輩とご一緒で幸せだな〜と。自分らしさをアピールしたいですね。ドラムをやらせていただくのですが、小学生の頃、習っていて12年ぶりに!お披露目できる!」(横山由依)
それからフォトセッション、質疑応答となった。役柄については三宅裕司「渡辺の役は・・・・・忘れちゃった(笑)、紅さんの役はいわゆるマッカーサーに当たりますね。全員が均等に笑いを受け持ちます。横山さんと紅さんの場面は相当楽しみにしています(笑)、もう、全てが見所です」といい、ここでラサール石井が「真ん中の軍人、パイロットかと思った!」といい爆笑。また横山由依と紅ゆずるは今までと違うところは?と聞かれ、紅ゆずるは「宝塚の時は男役でしたが、女性役ってやったことがないんです。ですから女性を演じること自体が挑戦です。(扮装から)男役を期待するかもしれませんが・・・・女性です!外見は軍人ですが。役名(元星久美)が可愛くって(笑)」とコメントし、横山由依は「歌って踊ることが多かったので・・・・・笑いが要所要所にあるので、自分笑わずにできるのか?!あと楽器は挑戦ですね」と語る。
キービジュアルの写真についての質問が出たが三宅裕司から「これ、全員一緒に撮ってないです」と言い、さらに「想像しながら撮った、目線がずれてる人も(笑)実は今までも一回も一緒に撮ったことがないんです」と語る。それについて出演者が口々に・・・・・。紅ゆずるは「一人だけポーカーフェイス」と言われ横山由依は「ここら辺に石井さんが転がってるっていうことで『は〜?』っていう感じでって言われ白い壁を見てました」となかなか難しい状況下での撮影を説明。ラサール石井は「踏まれている!でも顔あげてる(辛い姿勢!)」、「66になるんですが、やり終えて体力なくなってきている」と小倉久寛。東貴博は「台本持って演出してる感じでって言われたかな?・・・・目線合ってない(笑)、撮ってる最中って三宅さん全然見てなくって!」と”微妙な目線”について暴露!楽器については「エレキベース」(三宅裕司)、「トロンボーン」(春風亭昇太)、「ジャズギター」(ラサール石井)、「テナーサックス」(小倉久寛)。これは楽しみ!きっと最高なバンドになる予感が!!!!!
最後に三宅裕司が「爆笑の連続で、最後に感動出来る!ただ、劇場に来ていただければ!そしてこの2人(横山由依、紅ゆずる)の化学反応を!」と閉めて会見は終了した。
<イントロダクション>
太平洋戦争も終盤のサンフランシスコ。魅惑の女性DJ“ニューヨークの桜”と共に対日謀略放送に加担している日系アメリカ人ジャズバンド「ツインズ」のメンバーは、アメリカ敗戦!?の大統領声明を聞く。
同じ頃、空港に降り立った日独同盟軍西米国支部作戦本部長である女性海軍中佐は、アメリカ日本化計画を発令する!
その結果、バンドは、嫌いな演歌や歌謡曲を演奏しなければならなくなる。
強面な割には、キュートさも垣間見られる海軍中佐には、さらに別の顔もあったー。
連合国と日独の戦いに翻弄される日系ミュージシャンの悲劇という名の東京喜劇!
笑いと音楽と感動のストーリーがあなたの脳を揺さぶるー大エンターテインメント。
日米爆笑保障条約!署名、調印してください!
【概要】
熱海五郎一座 新橋演舞場シリーズ第7弾東京喜劇『Jazzy(じゃじぃ)なさくらは裏切りのハーモニー〜日米爆笑保障条約〜』
日程・場所:2020年6月2日〜6月30日 新橋演舞場
作:吉高寿男
出演・構成・演出:三宅裕司
出演:
渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東 貴博(交互出演)、深沢邦之(交互出演)
劇団スーパーエキセントリックシアター
紅ゆずる 横山由依
公式HP:https://www.shochiku.co.jp/popupaf/?pageid=2020_atamigoro