舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰 刀剣男士たち、決して「負けられない戦い」

舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰が開幕。今回のサブタイトルは“悲伝 結いの目の不如帰”。不如帰というと夜でも鳴く鳥というところから冥土に通う鳥とされていた。

今回、登場する刀剣男士は十二振り、賑やかな布陣だ。

時代は永禄八年5月19日、西暦では1565年、京都の二条城にて足利義輝が三好義重・松永久通らの手によって殺害された年、これを永禄の変という。辞世の句は「五月雨は 露か涙か 不如帰 わが名をあげよ 雲の上まで」、享年30であった。

舞台の方は戦いに次ぐ戦い、しかも決して「負けられない戦い」だ。アクションシーンはふんだんに、そして迫力満点、また映像も美しく、作品世界を彩る。驚きの連続のストーリー、また、正体不明の敵も現れて、苦戦する。ファン納得のキメ台詞に決めポーズはもちろん、そして敵と対峙した三日月宗近、どうするのかは観てのお楽しみ。心に響く台詞やシーンも多く、涙無くしては観られない。しかし、悲壮な場面ばかりではないのでご安心を。

また明治座なので花道からの登場シーンもふんだんに。花道近くの席ならテンションもアップ。楽曲も多彩。

千秋楽のライブビューイングもあるので、こちらもチェック!

<舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰 あらすじ>

西暦2205年。

歴史改変を目論む「歴史修正主義者」が過去への攻撃を開始した。

対峙する時の政府は歴史の守りとして「審神者」なる者を過去へと派遣する。

物の心を 励起する審神者の力によって生み出された、

刀剣に宿りし付喪神「刀剣男士」たちは、審神者と共に歴史を守る戦いへと身を投じる。

本丸にも、今や多くの仲間たちが増えていた。

ある日、永禄八年 永禄の変へ出陣する刀剣男士たち。

戦国の世では、室町幕府第十三代・征夷大将軍 足利義輝が三好義重・松永久通らの手によって最期の時を迎えようとしていた。

一方、刀剣男士たちの歴史を守る戦いは激化の一途をたどっていた。

出陣に次ぐ出陣。終わりの見えぬ戦い。

本丸の仲間も増えたとはいえ、刀剣男士たちは徐々に疲弊を色濃くしていく。

山姥切国広はとある出陣先で、《正体不明の敵》と出会う。

それはあらゆる時代に現れ、まるで刀剣男士と対等に戦うチカラを得るために経験を積み重ねているように思えた。

「ぼくは……よしてるさまを……しなせやしない……」

その敵と対峙した三日月宗近が取った行動とは―――――――

舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰 会見速報

 

舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰 7月29日 大千秋楽 ライブビューイング!

【概要】

舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰

原案:「刀剣乱舞-ONLINE-」より(DMM GAMES/Nitroplus)

脚本・演出 末満健一
音楽:manzo テルジヨシザワ
出演:
三日月宗近:鈴木拡樹 山姥切国広:荒牧慶彦/骨喰藤四郎:三津谷亮 不動行光:椎名鯛造 へし切長谷部:和田雅成 歌仙兼定:和田琢磨 鶴丸国永:健人 燭台切光忠:東啓介 大般若長光:川上将大 鶯丸:前山剛久 大包平:加藤将/小烏丸:玉城裕規

日程・会場

明治座 特別公演:2018年6月2日(土)~6日(水)     明治座
京都公演:    2018年6月14日(木)~7月1日(日)   京都劇場
福岡公演:    2018年7月4日(水)~6日(金)     北九州ソレイユホール
東京公演:    2018年7月19日(木)~22日(日)   日本青年館ホール
東京凱旋公演:  2018年7月25日(水)~29日(日)   天王洲 銀河劇場

公式サイト:https://www.marv.jp/special/toukenranbu

舞台『刀剣乱舞』製作委員会

文:Hiromi Koh