2021年3月、7 MEN 侍/ジャニーズJr.の菅田琳寧主演!舞台『陽だまりの樹』開幕!!2021年3月5日(金)~14日(日)東京・ヒューリックホール東京にて、そして3月27日(土)・28日(日)に大阪・梅田芸術劇場 シアタードラマシティにて上演。
手塚治虫による不朽の名作『陽だまりの樹』。これまでアニメやドラマ、舞台として様々なかたちで展開されてきた本作、日比美思、太田将熙、近江谷太朗、我善導、高木トモユキ、中西良太ら多方面で活躍する俳優陣。その他、既出の早乙女友貴、阿達 慶(ジャニーズJr.)、ダンカンら個性豊かな俳優陣が集結。脚本・演出を務めるのは、脚本家であり『方南ぐみ企画』の主宰を務め、数多くの演出作品を手掛ける樫田正剛。
<コメント>
[菅田琳寧(7 MEN 侍/ジャニーズJr.)/手塚良庵 役]
とうとう初日を迎えました。芝居が未熟な中、演出家の樫田正剛さんを含め、キャストの皆さんに支えていただきながら、ここまで来ることができました。この後、本番がございますので、座長として堂々とステージに立ちたいと思います。
[早乙女友貴/伊武谷万二郎 役]
本日、一人も欠けることなく初日を迎えられることがとても嬉しく思います。最後までスタッフ、キャスト一同、一人も欠けることなく千穐楽まで走り抜けられるよう頑張ります。
[日比美思/おせき 役]
こうして初日を迎えられることが嬉しい気持ちでいっぱいです。一公演一公演、大切に演じていけたらと思います。
[阿達 慶(ジャニーズJr.)/太田東斎 役]
初演技、初舞台になりますが、観に来られる方にはそういうことは関係ないと思いますので、日々ベストを更新していけるように頑張ります。
[太田将熙/伊東玄晃 役]
この作品は、このご時世の中やる意義がある作品だと思ってぜひ、出演したいと思いました。座長の(菅田)琳寧が初座長ということで、役柄的にも支える立場なので、みんなで千穐楽まで怪我なくこの作品に携わっていけたらと思います。
[ダンカン/勝海舟 役]
こうして、初日を無事に迎えることができたのが本当に奇跡のような感じがしています。コロナ禍で、稽古場に入るときも、消毒はもちろんうがいや入退室の検温と厳重なチェックをしていましたので、それをすべてのキャストとスタッフがクリアしたというだけで、もう僕は勝ったような気がします。座長のために頑張らせていただきたいと思います。
質疑応答となった。
初座長ということですが、今回のお話をいただいたときはどんなお気持ちでしたか?
菅田:メンバーが外部の舞台で主演をやったりと、活躍しているのを見てすごく刺激をもらっていたので、僕も外部の舞台で演技を学びたいなと思っていました。なので、お話をいただいたときはすごく嬉しかったです。そのあと出演者一覧を見て、まさかの自分が座長ということで、「僕、座長を任されるんだ」という緊張や不安もありましたが、皆さんのサポートのお蔭で、ここまで来ることができました。キャストの皆さんに恵まれてとても幸せです。
入所をして10年目で初座長が叶ったということですがー
菅田:まさか自分が座長を任されるとは思っていなかったので、10年目という、いい切り札?って言うんですかね?なんて言うんですかね・・いい・・節目!(一同笑)。いい節目に(笑)、大きな仕事をいただけてほんとに嬉しく思います。すみません、節目です(笑)。
初めてという部分では、今のお姿がとても新鮮ですが。
菅田:僕ずっと10年間、黒髪とピアスを開けないことをキープしていたので、このお話をいただいたとき、「きた!」「自分を信じてよかった!」と思いました。時代劇をやりたい気持ちもありましたので。
その姿はご自身見ていかがですか?
菅田:僕、妹がいるんですけど、妹に似てるなって。(一同笑い)。写真を撮って家族に「似てない?」って送りました(笑)。
肉体が武器になる方々が揃ったと思いますが、今回の見せ場はいかがですか?
菅田:僕は刀を持たなくて全く筋肉を使わないんです(笑)。10年間、アクロバットをやってきたんですが、今回初めて筋肉を使う動きを封印させていただいてます。
もったいないといえばもったいない?
菅田:いやっ!もったいなくは・・ないです!稽古場でアクロバットを披露したんですけど、使われることなく今日まで来ました(笑)。
(一同笑い)
早乙女さんは、菅田さんと初共演ということですが、印象はいかがですか?
早乙女:ものすごく真面目な方だと思います。みんな思っていると思いまが、すごく熱心で、稽古が終わったあとも演出家の方にわからないところを「教えてください」と、素直に聞きにいって。ずっと台本にメモをしているので、ほぼほぼ台本じゃなくなっているじゃないかなと(笑)。台本がメモ書きで埋まっているような。それくらい真面目な方です。
ダンカンさんからアドバイスはありましたか?
ダンカン:いやいや、僕はアドバイスができる立場じゃないですから(笑)。琳寧くんはみんなが声を揃えて言うように、ほんとに真面目ですね。真面目、忍耐強い、そして諦めない姿勢。なんでそんなにも真面目なの?(菅田の方を見て)
菅田:それは尊敬するKAT-TUNの上田(竜也)くんがそういう方なので。
日比さんは二人の男性から恋焦がれる役ですが、役柄としてはどちらを選びたいですか?
日比:え・・(すごく焦って)。こんな魅力的なお二人にそうやって思っていただいて恐縮ですが、すごく嬉しいです。原作のキャラクターが既に魅力的なのに、お二人が演じることによってますます魅力的で、ほんとにすごいことになっています。舞台はぜひ、お二人の魅力も踏まえながら楽しんでいただきたいです。
で、どちら?というのは?(笑)。
日比:・・一週間待ってもらっていいですか(笑)。
(一同笑い)
ダンカン:早乙女くんは、普段はラフな感じなんですが、舞台に立ったらめちゃくちゃかっこいい!男が惚れる!これはぜひ、観ていただきたい。CGを使っているんじゃないかなと思うくらいの殺陣をやりますから。
早乙女:ありがとうございます。
阿達さんは初舞台ということで緊張感も伝わってきますが、いかがですか。
阿達:最初に比べると緊張は和らいだ感じがするんですが、まだちょっと緊張している部分はあります。太田東斎を演じたのが阿達慶でよかったなと思ってもらえるように頑張ります。
お医者さんの役ですよね。
阿達:僕は医者の見習いの役なんですが、事務所にも最近入所したほうになるので、そこと通ずる部分がけっこうあって・・あって・・あります(笑)。
(一同笑い)。
菅田さんに相談をされたところなどありましたか?
阿達:あります。
菅田:二人のシーンがあるんですが、そこは二人で構築し合ながら頑張りました。
大変なところはありましたか?
阿達:声があまり出なかったので声を出すところと、自分がセリフを言ってないときも、お客さまには観られているので、セリフがないあいだの演技がすごく難しいです。
太田さんの役柄は、菅田さんと阿達さんの兄弟子となりますがいかがですか。
太田:今、慶ちゃん、(阿達を見て)慶ちゃんと呼んでいるんですが、慶ちゃんも言っていたように、最初はほんとに声が出ていなくて。演出家の樫田さんからも「もっと大きく」と言われていたのを見ていました。それから毎日、稽古前に滑舌や発生の練習をしていて、気付いたら、舞台上でも全く問題ないくらい声が出ているようになっていて。兄弟子としては、単純に感動してました。あと、台本に滑舌の表を貼っていて、めちゃくちゃ可愛いんですよ。琳寧もそうですけど、慶ちゃんもすごく真面目だなと思います。辛いときもあったと思うんですが、そこにも負けないように毎日闘っていましたね。
事務所の先輩に相談はされましたか?
菅田:昨日、堂本光一くんと上田竜也くんに「明日初日を迎えます」というご連絡をさせていただいて、お二人から「頑張れ!」というメッセージをいただきました。
具体的なアドバイスはいただきました?
菅田:光一くんからは「おめでとう!頑張れ!」といただいて、上田くんは、本当は初日に観に来てくださる予定だったんですがスケジュールが合わなくて来れなかったんですけど、「ステージに立ってスポットライトを浴びてお客さんが入ればお前がスターだから堂々とやれ」と言われたので、その言葉を信じて堂々とやりたいと思います。
菅田さん、お客さまにどんなところを見てもらいたいですか?
菅田:今のこの時期と重なる部分もありますので、この作品を観て命の大切さを改めて考えていただけたら幸いです。
<「陽だまりの樹」 公演概要>
【タイトル】「陽だまりの樹」
【出演】菅田琳寧(7 MEN 侍/ジャニーズJr.) / 早乙女友貴/日比美思/阿達 慶(ジャニーズJr.)、
太田将熙/ 近江谷太朗、我善導、高木トモユキ、中西良太/ダンカン ほか
【原作】手塚治虫
【上演台本・演出】樫田正剛(方南ぐみ)
【東京公演】2021年3月5日(金)~14日(日)
会場:ヒューリックホール東京
【大阪公演】2021年3月27日(土)〜28日(日)
会場:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
【主催】東京:エイベックス・エンタテインメント 大阪:リバティ・コンサーツ
【企画協力】手塚プロダクション
【制作協力】オレガ
【企画・製作】エイベックス・エンタテインメント
【お問合せ】
東京:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00~15:00)
大阪:キョードーインフォメーション:0570-200-888(月~土 11:00~16:00 ※日・祝 休業)
【公式HP】 https://hidamari-stage.jp/
【公式twitter】@hidamari_st
※手塚治虫と手塚プロダクションの「塚」の字は、「ヽ」がつく旧字となります。
<舞台『陽だまりの樹』作品紹介>
【STORY】
時は江戸時代、幕末。
黒船来航以降、島国日本は開国派、攘夷派、保守派、尊王派、倒幕派と様々な者たちが現れての激動の時代。小石川に住む蘭方医、手塚良仙(中西良太)の息子として生まれた良庵(菅田琳寧)はお調子者の若者だ。世間の騒動など御構いなしに、暇を見つけては弟弟子(阿達 慶)と兄弟子(太田将熙)を伴って馴染みの蕎麦屋で油を売っているが、それでも医術の心意気は誰にも負けない強さを持っている。
或る日の帰り道のことだった。「西洋かぶれの蘭方医は死ね」と笠を被った数人の侍に襲われた。現場を通りかかった府中藩士の伊武谷万二郎(早乙女友貴)によって事なきを得たが、襲撃した者たちが国内の医療を一手に束ねていた漢方医たちの差し金だとわかったことで時代の荒波に飲まれたことを知る良庵だった。
幕末に生きた名もなき一人の若き蘭方医が叫ぶ。
「漢方も蘭方もねえんだよー。オレは人の命を助けたいだけだ」
徳川幕府に忠誠を誓い生真面目且つ不器用な万二郎はこの日、やたらと明るく熱い男(良庵)と出会った。二人は腐れ縁となり、偶然にも おせき(日比美思)という女性に恋をしていた恋仇と判明する。
時代に翻弄されながら時には衝突をし、笑いあった。勝海舟(ダンカン)との出会いによって時代の裏に隠されていた真相を知る二人。
そのとき二人の運命は…。
樹齢二百五十年の桜の樹がそんな二人の姿を見つめていた。
【陽だまりの樹とは】
1981年〜1986年、ビッグコミック(小学館)に連載されていた手塚治虫の作品。登場する青年医師・手塚良庵は、実在した手塚治虫の先祖をモデルにしており、連載当時は、手塚治虫のルーツを描いた作品として話題に。2000年には日本テレビ他でアニメ放送。文化庁メディア芸術祭アニメーション部門 優秀賞を受賞。2012年にはNHK BSプレミアムでドラマ化。1992年、1995年、1998年、2002年、2012年、2020年に舞台化もされている。
(C)舞台「陽だまりの樹」製作委員会/宮川舞子