2018年初演、好評につき、4月17日より再演の幕が上がった。言葉に魂を込めて、iakuの秀作。
<横山拓也 コメント>
初演とはまた違った印象の舞台が立ち上がりました。舞台美術はより機能的になり、俳優の演技はより確かになりました。1991年と2018年に生きる、それぞれの登場人物の葛藤に立ち会っていただければと思います。なかなか人と逢うことが難しい時世ですが、このタイミングで同じキャスト、同じスタッフで再び逢い、初演を見てくれたお客様、新たなお客様とお逢いできる喜びを噛み締めています。
[あらすじ]
27年前。絵画教室に通う幼い二人の間に起きた小さなもめごとの最中、不可抗力で男の子が片方の目を 失明してしまった。あの事故以来、会っていない彼のことが記憶の中に立ち上り、彼女は彼に会いに行こうと決意する。ニュースにはならない、しかし、それぞれの人生に多大な影響を与えた出来事を巡り、その後の人生、親同士の関係、被害者になること、加害者側に立つこと、そして「許す/許される」とは何かを考察する。
<公演概要>
作・演出:横山拓也
出演:
尾方宣久(MONO)、異儀田夏葉(KAKUTA)、橋爪未萠里、近藤フク(ペンギンプルペイルパイルズ)、 納葉、松本亮、川村紗也、猪俣三四郎(ナイロン 100°C)
[東京公演]日程/2021年4月17日(土)~25日(日) 会場/三鷹市芸術文化センター 星のホール
[大阪公演]日程/2021年5月8日(土)~9日(日) 会場/吹田市文化会館 メイシアター 中ホール
公式HP:http://www.iaku.jp
舞台写真撮影:木村洋一