原嘉孝主演のWBB vol.19『ウエスタンモード』が12月21日、東京・こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロにて開幕!公演は28日まで。
本公演は佐野瑞樹・佐野大樹による兄弟演劇ユニットWBBの結成10周年記念公演の第2弾。
2010年にはTEAM NACSの森崎博之が演出を務め上演された*pnish*の⻄部アクションコメディ「ウエスタンモード」が、今回新たにWBB版として生まれ変わる。鷲尾昇、橋本汰斗は11年の時を経て、初演時と同じ役柄を務める。
佐野瑞稀と佐野大樹による兄弟エンターテイメントワールド・WBB の、10 周年記念公演第2弾。大樹がリーダーを務める*pnish*が 2010年に TEAM NACS の森崎博之を演出に迎え上演した人気作『ウエスタンモード』を、WBB版として上演。
今回は、WBB初参加となる原嘉孝が、主人公・ハリーを演じる。他、冨岡健翔(ジャニーズJr.)、赤澤燈、佐藤永典、橋本汰斗、古谷大和、桜庭大翔、新正俊、福地 教光、鷲尾昇、佐野瑞樹らが名を連ねた。
無法者たちがのさばる村に、颯爽と現れたハリーと、その相棒クレス。銃を片手に、次々とゴロツキた ちを倒していく。すると一部始終を見ていたロニという青年から、「自分たちの村にも来てほしい」と 懇願される。高額の依頼金に目が眩んだハリーたちは、意気揚々とロニの村へ出向くのだが…。
原が扮するハリーの正体は、ショーマン。伝説の無法者ジェシー・ジェイムズを敬愛し、彼をモデルにしたウエスタンショーを披露していたところ、それが本物の決闘だと勘違いされ、用心棒として雇われてしまったところから物語は始まる。初挑戦のガンアクションを織り交ぜながら、お調子者だが仲間思 いのハリーを演じていく原。これまでもコメディー作品への出演経験は多く、アウトローとのチグハグ なやり取りをテンポ良くこなし、観客の笑いを誘っていく。その一方、ショーを続ける本当の理由を語 るシリアスなシーンでは、ハリーの心情を丁寧に表現。物語の深みがグッと増した。
冨岡健翔が演じたクレスは、夢を追うハリーとは正反対の現実主義者。そのコントラストが唯一無二の “相棒感”を引き立たせる。持ち前の身体能力を生かしたアクロバットでも舞台に華を添えていた。赤澤燈は、自分の勘違いが巻き起こした騒動を食い止めようと、必死に村を駆け回るロニを熱演。その健気 な姿にエールを送りたくなる。鷲尾昇はハイテンションな日本人・鰐塚を、橋本汰斗はギターでショー を盛り上げるアヴェリー役を、初演から続投。飲んだくれ男・ホーキンス役の佐野瑞樹が、ある瞬間に醸し出す迫力にも注目だ。
ノンストップで繰り広げられる西部劇コメディー。全編笑いっぱなしの100分だが、それぞれの誇りを胸に生きる男たちの生き様が、ラストにはさわやかな感動。
<『ウエスタンモード』あらすじ>
とある荒野に佇む小さな村。そこはアルバートが率いる無法者たちに支配され、 治安も悪化し、人々は怯える毎日を送っていた。
「誰かこの村を救って・・・」そう願う人々の前に現れたのは、 構えた銃で次々とゴロツキを倒す凄腕のガンマン・ハリーと仲間たち!
「どうか皆さんの力でアルバート達を追い出して下さい!」
村の住人たちに歓迎され、さっそくアルバートのアジトへ乗り込むハリーたち。 しかし、彼らには秘密があって・・・? 人々の想いと弾丸が交錯するWBB版・⻄部アクションコメディ!
<概要>
【期間】
2021年12月21日(火)~12月28日(火)
【会場】
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ
【作】*pnish*
【脚色】
佐野瑞樹
【オリジナル演出】
森崎博之
【演出】
佐野大樹
【出演】
ハリー:原嘉孝
クレス:冨岡健翔
ロニ:赤澤燈
ロバート・フォード:佐藤永典
アヴェリー:橋本汰斗
アルバート:古谷大和
コールマン:桜庭大翔
トッド:新 正俊
マスター:福地教光
田中翔大 宮川康裕 橋本征弥 相田真滉
鰐塚:鷲尾 昇
ホーキンス : 佐野瑞樹
公式HP:http://www.w-b-bros.jp
公式ツイッター:https://twitter.com/wbbrothers?lang=ja