粟根まこと,板尾創路,小須田康人,西川浩幸,腹筋善之介出演!稽古初日が本番の挑戦企画!『蟹工船稽古初日』1月上演

俳優陣が初めて顔を合わせ、 演出家と共に台本を読み解き物語が立ち上がる【稽古初日】をお客様と一緒にむかえるという舞台。 初稽古でいったいどんな化学反応が起きるのか、役者陣の魅力を存分に生かし、作品が動き出す様子を劇場で。

事前の稽古は行わず、 初めて顔を合わせ、 通常の「稽古初日」にあたる日が「本番」となります。
「本番」では初の本読みを中心に演出家からの演出が入ったり、 少し動くこともあるかも。
今回は小林多喜二の代表作「蟹工船(かにこうせん)」の稽古初日。出演は劇団☆新感線の粟根まこと、類い稀な面白さの板尾創路、第三舞台の小須田康人、キャラメルボックスの西川浩幸の4名。
劇団「惑星ピスタチオ」の座長・看板俳優、 細胞から大自然まで肉体のみで表現するパワーマイムという演出手法の腹筋善之介 が脚本・演出家を務める。

<あらすじ>
蟹工船とはカムチャツカ半島沖の海域で、 漁獲と加工を同時に行う船。 小型船で蟹を捕まえ、 母船で缶詰に加工。 漁船と工場の役割を持つ蟹工船は、 漁船と工場いずれの法律も適用され ず、 船内では過酷な労働を強い、 監督は労働者たちを人間扱いせず 暴力で支配する。利益だけを求め、 労働者が酷く搾取されている船。 逃げる者には拷問を与え、大荒れの予兆があっても小舟を海に出したり、 近辺で仲間の船が沈没しても見て見ぬふり。 そのため、労働者は過労や病気で次々に倒れていき、地獄のような船内の中、 自殺を試みるも、失敗。
大荒れの日に無理やり小舟に乗せられ遭難した労働者は、 偶然ロシア人に救出され、ロシア人に「 プロレタリアートこそ最も尊い存在 」と知らされ、 自分たちのいる環境が間違っていることに気づき始める。 遭難した労働者は蟹工船に戻って、仲間たちにプロレタリアートこそ尊いという精神を共有。
自分たちの環境に無自覚だった労働者たちは、やがて権利意識に覚醒し、ストライキ闘争に踏み切る。

<概要>
期間:2022年1月9日(日)14:00開演 1ステージ
※アーカイブ配信あり
会場:なかのZERO小ホール
チケット発売中!
アーカイブ配信あり
*生配信なし。
アーカイブは1/20予定~1/30まで視聴可能
[キャスト]
粟根まこと 板尾創路 小須田康人 西川浩幸 腹筋善之介
[スタッフ]
原作:小林多喜二
脚本・演出:腹筋善之介
プロデューサー:右近和紗
主催 duobus株式会社
HP:https://duobus.jp/keikosyonichi/