横山拓也×内藤裕子初タッグ!辰巳雄大(ふぉ~ゆ~),小日向星一,加藤虎ノ介出演『エダニク』上演

演劇ユニット・iakuの横山拓也の傑作『エダニク』を内藤裕子演出で上演。出演は辰巳雄大(ふぉ~ゆ~) 小日向星一 加藤虎ノ介。

舞台『エダニク』が5・6月に上演することが明らかになった。
本作は何気ない日常に潜む社会問題をユーモアと交差する心のやりとりで豊かな人間ドラマを作劇し、今、演劇界でもっとも注目を浴びている演劇ユニット・iakuの横山拓也が2009年に発表した作品。開幕と同時に大きな反響を呼び、同年の第15回日本劇作家協会新人戯曲賞を受賞。再演を重ねるごとに高い評価を得ている秀作。演出は市井に生きる人間の心の機微を丁寧な表現で高い評価を得ている演劇集団円の内藤裕子。この度の舞台化において横山拓也と内藤裕子が初タッグを組むこととなった。
物語の舞台は、とある食肉加工センター。ある日、屠場で厳重に管理されているはずの牛の延髄が紛失。この事件をきっかけに初対面である取引先新入社員と加工センターの職人二人が食肉解体という仕事、企業間の駆け引き、立場の保守など、さまざまな価値観をぶつけ合い、議論が白熱していく。「生」が「死」に、「生き物」が「物体」に変わる現場で働く者たちの矜持を、そして観る者すべてに「生きる」という意味の本質を問いかけるダイナミックな三人芝居。
主演は舞台をはじめ、TVドラマ、バラエティ、さらにM1グランプリへの挑戦など、高い身体能力と演技力で多彩な活躍をみせるふぉ~ゆ~の辰巳雄大。そして秀逸な表現力で数多くの舞台、映画、ドラマにおいて、比類なき存在感を放つ加藤虎ノ介、さらに数々の舞台をはじめ、近年では映画やドラマで目覚ましい活躍をみせる小日向星一という最高の組み合わせ。

<物語>
東京近郊にある食肉加工センターの屠場の手前にある研磨室は職人たちの休憩室にもなっており、ここに勤める沢村(辰巳雄大)と玄田(加藤虎ノ介)が遅めの昼食をとっている。そこへ彼らの取引先の畜産農家の新入社員を名乗る一人の男・伊舞(小日向星一)が現れる。どこかゆったりしたしゃべり方を含めて世間知らずな感じを醸し出す伊舞はその場所に居続ける。すると牛の屠室でBSE検査に必要な延髄が紛失し、騒動になっていることが知らされる。
延髄の紛失はスクリーニング検査が出来なくなり、会社の信用の損失につながる。その事態にピンときていない伊舞に対して玄田が伊舞に解体作業の流れを淡々と説明する。それに対し、伊舞は畜産農家の立場から大切に育てた牛や豚だから「生命」として大切に扱ってほしいと。玄田と伊舞、それぞれの立場の違いから、ふたりの主張はやがて言い合いと発展していく。2人の間に沢村が割って入るも収拾はつかず。やがて一本の電話がかかってきて、紛失した延髄の所在、そして犯人が明らかになっていくのだが・・・。

<コメント>
《辰巳雄大》

沢村を演じます辰巳雄大です。何を隠そう僕はエダニク脚本の横山さん、iakuさんの作品が大好きです。iakuさんの作品を劇場で観るとその役の生活臭やその場所の匂い、様々な匂いを感じる程、舞台上で生きる人達が自然に時を刻んでいる。今回、その世界に飛び込める事になり喜びを噛み締めています。食肉加工センターの一室で起こる男3人会話劇。それぞれの価値観をぶつけ合う男達。役者として痺れるシチュエーションです。エダニクの世界を内藤さんの演出で小日向さんと加藤さんと過ごす濃密な時間が今から待ち遠しい。骨の髄まで沢村になり、その瞬間瞬間を必死に生きたいと思います。是非、劇場で僕らの匂いを感じてみて下さい。妻子のいる役、初挑戦です。

《小日向星一》

伊舞を演じさせて頂きます小日向星一です。様々な場所で何度も上演されてきた『エダニク』に出演できること、とても光栄です。軽快な会話劇で思わず笑っちゃうところもあるのですが、ハッとさせられるような台詞もあって凄く面白い戯曲だと思いました。そして命を頂くということについて改めて考えさせられました。戯曲を読んでいる時、伊舞は不用意なことを言ったり変なところで笑ったり、なんてデリカシーの無いやつなんだろうと思いました。でも読み進めていくうちに伊舞には伊舞なりの想いがあるのが分かりました。3人の登場人物にはそれぞれの葛藤があり、それが舞台上でどのように交錯していくのかが楽しみです。この素晴らしい戯曲を演出の内藤さん、共演者の辰巳さん、加藤さんとご一緒に作り上げていけることにとてもワクワクしています。皆様の胸をお借りするつもりでぶつかっていきたいと思います。

《加藤虎ノ介》

横山さんとは昔から非常に近い場所に居つつもご縁がまったくなく、数年前にようやく初めて作品でご一緒させていただき、また今回ご一緒できるのは喜びとともに不思議な気分にもなっています。本を読んで不思議と懐かしい気持ちになり、深く考える事なくその絵が浮かんだりしました。それはおそらく会話の運びや人間関係など自分が経験してきたものに近かったりする部分がいくつか感じられたからだと思っています。勘違いの部分ももちろんあるでしょうが、、、、、まぁ、勘違いで突っ走ってたら、、、、、、、ごめんなさい。(笑)私が演じる玄田という人は、なんというか、いわゆる裏表のないストレートな損しやすい人だと感じました。クラスや部活に必ず1人はいた気はしてます、、、、。よく言えば仲間意識が強く深く考えず、自分の立場考えずに仲間の為に後先考えずに突っ走ってしまう!考えずという言葉を繰り返してしまいましたが、何か懐かしさとともに魅力的な人だなぁーという印象をうけています。

<公演概要>
【作品名】
『エダニク』
【作】
横山拓也
【演出】
内藤裕子
【出演】
辰巳雄大(ふぉ~ゆ~) 小日向星一 加藤虎ノ介
【上演スケジュール】
<東京公演>
劇場:東京芸術劇場シアターウエスト
日程:5月18日㈬―29日㈰
公演主催:インプレッション
<大阪公演>
劇場:COOL JAPAN PARK OSAKA(TTホール)
日程:6月4日㈯
公演主催:サンライズプロモーション大阪
【公式HP】
https://edaniku.com/
【製作】
インプレッション