《特別寄稿》榎本健一先生の命日に寄せて_ 藤森武(ありま双兵)

この記事を掲載する1月7日は日本の演劇史に輝く、俳優で歌手のエンターテイナー榎本健一さんの命日となる。
その榎本健一が後進の育成に設けた映画演劇研究所で研鑚を積んだ藤森武さんから原稿と写真が寄せられた。

東京・大田区石川台の映画演技研究所にて、前列中央 榎本健一、後列右から3人目 筆者。昭和32年頃。

藤森武さんは、俳優座養成所を経て榎本の研究所に入所、1970年代から渡辺プロダクションに所属し、ありま双兵として、小柳ルミ子、キャンディーズなどのコンサートのMCや歌手、「新春かくし芸大会」、「ドリフ大爆笑」(CX)の常連出演者として活躍すると共に、渡辺プロのライブハウス「銀座メイツ」の支配人として若手の育成を担う。岡山に帰郷後には、「アリマ企画」を興しイベントやCMなどの制作に携わった大ベテラン。

 

参考映像:NHK人物録 榎本健一

 

写真提供:藤森武