スティーヴン・ソンドハイムのミュージカル「太平洋序曲」 2023年春、東京&大阪_

近代日本の夜明けを描いたソンドハイムのミュージカル『太平洋序曲』が2023年春に日英合作で上演される。出演は、山本耕史・松下優也(Wキャスト) 海宝直人・廣瀬友祐(Wキャスト) ウエンツ瑛士、立石俊樹、朝海ひかる_ 会場は、日生劇場と梅田芸術劇場メインホール。

この舞台は、英国メニエールチョコレートファクトリー劇場と梅田芸術劇場の初共同制作ミュー ジカル。メニエール劇場は、エッジの立った芸術性の高い作品のプロデュースに定評。近年では『屋根の上のバイオリン弾き』(トレバー・ナン演出)、『カラーパープル』 (トニー賞受賞)、『メリリー・ウィー・ロール・アロング 』(ローレンス・オリヴィエ賞受 賞)をウエストエンドやブロードウェイに輩出。初コラボには、ソンドハイムの意欲作『太平洋序曲』。“西洋のクリエイターによって描かれた「日本」”を、西洋と日本の融合したアプローチで新たに創り上げる。
『TOP HAT』のマシュー・ホワイト&屈指のスタッフによる新演出! 日本を代表する実力派キャストが集結!
数々のソンドハイム作品をメニエール劇場で手掛けたウエストエンドを代表する音楽監督キャサリン・ジェイズ、美術家ポール・ファーンズワース、日本からは『The Karate Kid– The Musical』他数々の作品で世界のクリ エーターとコラボレーションを続ける日本を代表する衣裳家 前田文子らと共に、新しい『太平洋序曲』の世界に期待。

出演は、物語全体を俯瞰しながら進行する狂言回しとして 山本耕史・松下優也が、浦賀奉行としてペリーとの交渉に臨み、 次第に西洋文化に傾倒していく香山弥左衛門に海宝直人・廣瀬 友祐が、流れ着いた米国から帰国し、日本が開国に向かう中で 武士道に目覚めるジョン万次郎にウエンツ瑛士・立石俊樹がそ れぞれWキャストで挑む。
江戸時代末期、日本が鎖国を解き、開国し、西洋化へ向かう激動の過程を描いた『太平洋序曲』に期待。

コメント
演出  マシュー・ホワイト
ソンドハイム氏の『太平洋序曲』は、私にとっては希少な宝石のような作品です。イギリス人からすると、 馴染みがうすい時代の日本史を扱った作品だからでしょうか…時として、この作品はイギリスで過小評価されているよ うに感じます。しかしながら、この卓越した作品の上演が発表される度に、いつも胸が高まるのです。
スティーヴン・ソンドハイム氏の訃報を受け、彼の類まれなる豊かな遺産は再評価されました。彼の作品の一つ一つ 全てが、それぞれに大変な個性を持っています。とりわけ『太平洋序曲』について言えば、1976年ブロードウェイ初演 の夜に居合わせた幸運な観客が受けた衝撃たるや、驚きに溢れていたに違いありません。そこには、アメリカの観客 が観たことのない世界が広がっていました。歌舞伎や能などの伝統技能が取り入れられ、最後のシーンを除き、出演 者は男性のみでした。この作品で、ソンドハイム氏と脚本のワイドマン氏は、東洋と西洋の伝統をスリリングに並べて 見せ、ミュージカル界に地割れのような衝撃を与えたのでした。
この度、ロンドンのメニエール劇場と日本の梅田芸術劇場の新たなコラボレーションである『太平洋序曲』に関われる ことを、とても誇らしく嬉しく思います。奇しくも、私の母国イギリスは「ブレグジット」を通じて西洋の近隣諸国からの「孤 立」を選びました。そんな時代に、日本がイギリスとは正反対の道を選んだ歴史を見ていくことに、魅力と意義を感じて います。あの時、日本にとって分別のある選択肢はそれしかなかったのです。世界の国々を受け入れ、新しい技術を 取り込み、西洋に出来ることは何だって、日本にもできる…日本の方が上手く出来ると立証したのです。

概要
ミュージカル『太平洋序曲』
作詞・作曲:スティーヴン・ソンドハイム
脚本:ジョン・ワイドマン
演出:マシュー・ホワイト
出演:
狂言回し:山本耕史・松下優也(Wキャスト)
香山弥左衛門:海宝直人・廣瀬友祐(Wキャスト)
ジョン万次郎:ウエンツ瑛士・立石俊樹(Wキャスト)
将軍/女将:朝海ひかる
[老中] 可知寛子/ [たまて] 綿引さやか/ [漁師] 染谷洸太/ [泥棒] 村井成仁/ [少年] 谷口あかり/ [提督] 杉浦奎介/
[提督] 武藤寛/ [提督] 田村雄一/ [提督] 中西勝之/ [提督] 照井裕隆/ [水兵] 藤田宏樹/ [少女] 井上花菜(登場順)
日程会場:
東京:2023年3月 日生劇場
大阪:2023年4月 梅田芸術劇場メインホール
一般発売:2022年冬(予定)
問合:(10:00~18:00)東京:0570-077-039 大阪:06-6377-3800
企画・制作・主催:梅田芸術劇場

WEB:https://www.umegei.com/pacific-overtures/