神奈川県民ホールにて、9月3日に、日本バレエ団連盟、スターダンサーズ・バレエ団、神奈川県民ホールの共同主催により「スターダンサーズ・バレエ団 Dance Speaks」が開催される。
ピナ・バウシュの師でもあるクルト・ヨースが振付を手がけた不朽の名作「緑のテーブル」。
2022年3月の東京公演でも好評を博した本作ですが、再演を希望する声を受け、この度神奈川県民ホールでの公演が決定
「緑のテーブル」は反戦をテーマとした作品です。ステージに置かれた緑のテーブルでは架空の国の国際会議が行われ、身勝手な指導者たちの衝突、戦争を利用する者の暗躍、それに振り回される兵士やその家族の葛藤が描かれている。
2019年取材記事
1932年初演、天才ピナ・バウシュの師、振付家:クルト・ヨース作品 戦争と戦うバレエ「緑のテーブル」色褪せない作品そしてこだわり 2020年3月13日より@東京芸術劇場プレイハウス
シンプルなステージながら、2台のピアノによる迫力ある生演奏と、細部までこだわり抜いた構成が見どころの作品。
同時上演する演目は、ジョージ・バランシン振付「ウェスタン・シンフォニー」です。 19世紀開拓時代のアメリカ西部の町を舞台に、陽気で親しみのある楽曲と、華やかな衣装を身にまとったカウボーイやダンスホールで働く女たちが舞台を彩る。
国内ではスターダンサーズ・バレエ団のみがレパートリーに有する2作品が一度に観られるまたとない機会となっている。
概要
日程・会場:2022年9月3日 神奈川県民ホール
公式HP:https://www.kanagawa-kenminhall.com/d/SDB_DS2022
舞台撮影:Kiyonori Hasegawa