フランス・バロック・オペラの最高峰 『リュリ作曲 オペラ《アルミード》』日本初上演

フランス・バロック・オペラの最高峰を日本で初めて全編本格上演する貴重な公演!バロックダンスのスペシャリストがこの傑作に魔法をかける己の使命と恋心に揺れる魔女アルミードのものがたり
フランス・バロック・オペラの基礎を作ったリュリのオペラを2度の延期を経てついに今年上演。

リュリのオペラにおいて非常に重要な要素で欠かせないものがダンス(バレエ)です。 フランスからバロックダンスの第一人者ピエール=フランソワ・ドレを招き、 全体の演出と振付、 そして華麗なダンスも披露。
また、 彼と共同制作も多く行っているポーランドのバロックダンスカンパニーからも最高のダンサーと共同演出家を招聘。 ヴェルサイユ宮殿を作った時の国王ルイ14世も愛したバレエをたっぷりと。 また、歌手陣も充実しており、タイトルロールのアルミード役にはフランスの古楽グループ ル・ポエム・アルモニークの看板歌手として名高いクレール・ルフィリアートル、 相手役ルノーにはいまヨーロッパの歌劇場で引く手あまたのテノール、 フィリップ・タルボを迎えるなど、 国内外からフランス・バロック音楽を得意とする精鋭が集まり、 日本における最初のリュリオペラの上演に華をそえる。

プログラム
オペラ《アルミード》
[セミ・ステージ形式/フランス語上演・日本語字幕付]
作曲 ジャン=バティスト・リュリ
台本 フィリップ・キノー
(原作 トルクァート・タッソ:叙事詩『解放されたエルサレム』)

ものがたり
殺すはずだった敵国の騎士ルノーを愛してしまった魔女アルミ―ド。 念願かなって彼に愛されるようになるが、 それも魔法の力ゆえ。 真実の愛ではないと分かっていても、 彼を失うことなんて受け入れられない…。 苦悩のはてに訪れるアルミ―ドの運命とは?

概要
北とぴあ国際音楽祭2022 『リュリ作曲 オペラ《アルミード》』
公演期間:2022年12月9日 (金) 、 2022年12月11日 (日)
会場:北とぴあ さくらホール
出演者
指揮・ヴァイオリン:寺神戸亮
合唱・管弦楽:レ・ボレアード(オリジナル楽器使用)
歌手:クレール・ルフィリアートル、 フィリップ・タルボ、 与那城敬、 波多野睦美、 湯川亜也子、 中嶋克彦、 谷口洋介、 山本悠尋、 ほか
バロックダンス:ピエール=フランソワ・ドレ、 ニコレタ・ジャンカーキ、 ダリウス・ブロジェク、 松本更紗
※やむを得ない事情により出演者・スタッフを変更する場合がございます。

スタッフ
演出・振付: ピエール=フランソワ・ドレ
演出: ロマナ・アニエル

公演スケジュール
12月9日(金)18:00開演
12月11日(日)14:00開演
※開場は、 開演の30分前

主催:(公財)北区文化振興財団
共催:東京都北区
助成:令和4年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業、 公益財団法人 ロームミュージックファンデーション、 公益財団法人 花王芸術・科学財団、 公益財団法人 三菱UFJ信託芸術文化財団、 笹川日仏財団、 公益財団法人 全国税理士共栄会文化財団、 公益財団法人 野村財団、 公益財団法人 朝日新聞文化財団