Reading Drama『BLINK』上演

英国の劇作家 フィル・ポーターによる「BLINK」は、“出会わない二人”がつむぐ、奇妙で切ないラ
ブストーリー。ちょっと変わった、ボーイ・ミーツ・ガール。他者との関わりを恐れながらも願う、無防備で愛おしい二人の姿を、リーディングドラマとして上演。

出演は、
4月5日(土)13時30分 相葉裕樹×石田亜佑美
4月5日(土)18時30分 笹森裕貴×能條愛未
4月6日(日)13時30分 木原瑠生×小泉萌香
4月6日(日)18時00分 櫻井圭登×矢島舞美
※5日(土)18時30分回は終演後、出演者、スタッフによるアフタートークも開催。
各ペア1回限りの上演。

演出は、昨年末に新国立劇場でのリーディグ『NOT TALKING』(出演:岡本圭人、sara、長野里美、平田満)も記憶に新しく、22年に本作を日本初演して、作者から賞賛の声を受けた荒井遼。
音楽と演奏を手がけるのは、『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』『ダブル・トラブル』など数々のミュージカルの音楽監督を務め、『Fate/Grand Order THE STAGE』などで、鮮烈な音楽を生み出してきた阿蒐禰。音楽で二人の紡ぐ物語を時に優しく包み込み、時に後押しします。即興を交えた演奏は、まるでもう一人の登場人物のように感じるはず。
映像作品『舞台美術千思万考』(You Tube にて公開中)でタッグを組んだ荒井遼と阿蒐禰が演劇でもコラボレーション。
奇妙でありながら不思議とすべてが腑に落ちるラブストーリー。

あらすじ
世間知らずで一途なジョナ。なかなか自分の存在を認められないソフィ。二人は偶然にも同じような人生経験をした。二人とも最近、親を膵臓がんで亡くしたのだ。自給自足の宗教コミューンで育ったジョナは、コミューンを抜け出し自立しようとする。父を亡くして一人ぼっちになったソフィは、悲しみを吹っ切ろうと父の暮らした部屋を改装して貸すことにする。
やがてジョナがその部屋に引っ越してくると、二人の“出会わない”奇妙な関係が始まり、やがて惹かれ合っ
ていく……。

<前回公演レポ記事>

『BLINK』一見風変わりなラブストーリー、一瞬のきらめき、心が揺らぎ、近づく。

<前回公演:出演者×荒井遼クロストーク記事>

西村成忠×湯川ひな×広田亮平×黒河内りく:出演×荒井遼:演出 TALK 「BLINK」

概要
Reading Drama 『BLINK』
日程・会場:2025年4月5日(土)〜6日(日) 新国立劇場 小劇場
作:フィル・ポーター
翻訳:大富いずみ
演出:荒井遼
音楽・演奏:阿蒐禰

出演:
相葉裕樹×石田亜佑美
笹森裕貴×能條愛未
木原瑠生×小泉萌香
櫻井圭登×矢島舞美

公式HP:https://theatertheater.wixsite.com/blink2025