米アカデミー賞受賞の大ヒット作『SIDEWAYS』を舞台化! 人生、時には寄り道もしなきゃです。
conSept 初となるストレートプレイは原作者レックス・ピケットによって戯曲化された、 米アカデミー賞受賞の大ヒット作『サイドウェイ』をお届けします!
■INTRODUCTION
レックス・ピケットの原作からなる映画『サイドウェイ』は米アカデミー賞の他、世界中 で大小 350 もの賞を受賞しただけでなく、世界中にカリフォルニアワインとピノ・ノアールの魅力を伝え、ワイン産業にまで多大な影響を与えたと言われています。
2000 年代のバディ・ロードムービーの代名詞ともなった本作を原作者レックス・ピケット 本人による戯曲で舞台化! そして本作の日本語上演台本・演出は、独特なテンポ感とテーマでシニカルでありながら 人間味溢れる世界観を作り出す劇作家であり演出家でもある古川貴義(箱庭円舞曲)が手掛けます。
[脇道だって人生の一部です]
目標がある人は羨ましいけど、いつだって目標通りに生きていけるわけじゃない。 気楽に生きてる人は羨ましいけど、そんなに毎日ヘラヘラ笑ってなんて過ごせない。
誰かを愛するときですらプライドが気持ちを邪魔する瞬間があるし、愛していると言いな がら欲望を満たしたいだけのときだってある。 どうしようもない自分に打ちのめされてガッカリしているとき、思い描いた人生からちょ っと脇道に逸れたとしても、まあいいじゃないか、そう言ってグラスを傾けられる瞬間があるなら。
中年街道まっしぐらの男二人、熟成していくワインのように味わい深くなれるのか?
マイルスとジャックは古い友人。マイルスはしがない脚本の請負仕事をこなしながら夢で ある小説家を目指し、ジャックは鳴かず飛ばずの俳優業の傍ら、テレビ番組のディレクターで生計を立てている。
どちらも 40 代の中年街道突入をきっかけに人生の転機を狙うが、一方では大きな選択の岐 路に立たされている。小説家を諦めて、別の人生の選択を迫られるマイルス、そして華やかな俳優業を断念して家庭に落ち着くか悩むジャック。 果たして、二人は苦難(?)を乗り越えて味わい深い中年の人生を謳歌できるのか?!
<映画評>
★異常なほど楽しいのコメディなだけでなくメラン コリックでさえある!
−The Hollywooe Reporter
★アメリカの映画史に残るような生き生きとした 4 人のキャラクターが生み出された。しかもこのほろ苦い映画は特別なマジック無しに作られていることが 驚きだ!
−Newsweek
★バディ・ロードムービーの新たな地平を作り出した この作品には二人の中年男性に捧げられた希望と詩情が詰まっている
−New York Post
■CHARACTOR
マイルス(藤重政孝) ワイン好きのしがない職業脚本家。小説家を目指して執筆しているが、出版社からは見向 きもされず断られ続け落ち込みがち。
ジャック(石井一孝) ハリウッドを拠点に活動する鳴かず飛ばずの俳優。現在はテレビディレクターをしながら 食いつないでいる。無類の女好きだがふらふらとした生き方を清算して家庭を持とうと試みるが決心がつかない。
マヤ(壮一帆) サンタ・イネズ・ヴァレーのワインレストランに勤める女性。あるきっかけからワインの勉強に夢中になり、いつか自分の農場を持つことが夢。
テラ(富田麻帆) ワイナリーでテイスティング・マネージャーを務めるバツイチの女性。自由気ままで刺激的な事が大好き。マヤとは気の合う仲間。
ブラッド(江浦優大) 普段はトラックや重機の運転を仕事にしているが、副業的に葡萄園の害獣駆除も担う、胡散臭い20代後半の若者。
ビクトリア(嶋村亜華里) マイルスの元妻。知的で気品がある女性。マイルスと離婚後、証券関係の手堅い男性(マイルスとは真逆の)と再婚している。
エヴェリン(片桐はづき) マイルスの小説を出版社に売り込むための仲介役をやっているエージェント。マイルスとは⻑い付き合いで、彼の小説を気に入っているように見えるが、本音は不明。
■STORY
請負でテレビドラマや映画の脚本書きをしているマイルス(藤重政孝)は小説家として一 本立ちする夢を捨てきれないまま 40 代になってしまった。いつまでも離婚の痛手を引きず り神経質なところのある彼は、ワインのことになると一家言もつこだわり派。そんな彼の 古い親友で、いまは落ち目の俳優兼テレビディレクターであるジャック(石井一孝)がつ いに結婚することに。そこでマイルスは、結婚前最後の独身旅行を男2人で楽しもうと、 安ワインの味しか知らないジャックをカリフォルニアのワイナリー巡りの旅へと連れ出す。
バチェラー・パーティーよろしく、ハメをはずすことしか考えてないジャックに対し、必 死にワインの素晴らしさを語って聞かせるマイルスだったがジャックの興味はやっぱりワ インより女。 そんな二人が訪れたサンタ・イネズ・ヴァレーのワインレストランには店員として勤める 女性、マヤ(壮一帆)がいる。マイルスとマヤは顔なじみで互いに興味を惹かれるがなか なか距離を縮められない。一方、マヤの友人でワイナリーのテイスティング・マネージャ ーをしているテラ(富田麻帆)と一目で惚れ合ってしまったジャックは、いきなり初対面 で熱い夜を共に過ごす。そんな二人を横目にマイルスとマヤの関係はどこかぎこちない。 見兼ねたジャックが二人をけしかけ上手くいきかけるが、そんなタイミングでジャックが1週間後に結婚するということがバレてしまいマヤとテラは激怒。マイルスとジャックの気ままな二人旅に暗雲が立ち込める。
■SCHEDULE & VENUE
[会場] 東京芸術劇場シアターイースト
[日程] 2021年3月17日(月)〜25日(木)
3月17日(水) 19:00
3月18日(木) 14:00
3月19日(金) 19:00
3月20日(土) 13:00
3月21日(日) 14:00
3月23日(火) 14:00
3月24日(水) 14:00
3月25日(木) 13:00
※開場は開演の 30 分前 ※未就学児入場不可
■TICKET
[チケット発売日]
#主催者先行:2020年12月25日(金)
※ボトルワイン付きチケットは主催者先行期間のみの受付となります。
#プレイガイド先行:2021年1月16日(土)
#一般発売:2021年1月30日(土)
※チケット発売当初は、客席数は 70%程度を想定して対応予定です。今後、新型コロナウイルス感染状況により変更可能性がありますので予めご了承ください。
[チケット料金]
#一般:8,800 円(全席指定・税込) #ボトルワイン付き観劇券:12,000 円(全席指定・税込) #配信視聴券:\3,300/ボトル付視聴券\6,500(税込・ワイン送料別)
※配信日及び受付先は後日発表いたします。
※ボトルワイン付き観劇券はオリジナル・ワインオープナー付きでお届けします。
※ボトルワイン付き観劇券は別途送料 1,000円(1本)がかかります。
[ボトルワイン付きチケットは 4 種類のワインから選択]
技術革新と戦略的なマーケティング戦略でカリフォルニア・ワインを世界的に認知されるレベルに高めたロバート・モンダヴィから4種類をチョイス。
<ピノ・ノワール(赤)>
ストロベリー、バラの花びら、ヴァニラを思わせる、ピノ・ノワールらしい魅惑的で複雑なアロマ。絹のようになめらかな舌触り、チェリーやラズベリーのエレガン トで華やかな味わいです。
<カベルネ・ソービニョン(赤) バーボン・バレルエイジド>
このワインは、カリフォルニアのワイン造りの技と、アメリカ南部のバーボン・ウイスキー熟成の伝統が出会って誕生した新しいスタイル、バーボンの樽で熟成。ヴァニラや香ばしいオ ークの香りと、熟した黑い果実の風味が印象的です。
<ソービニョン・ブラン(白)>
⻘草、グレープフルーツ、レモンの皮を思わせるアロマに、ピーマンやミネラルの ニュアンス。レモンやスイカズラ、メロンの味わい。クリーンではつらつとした酸 が魅力のワインです。
<シャルドネ(白) バーボン・バレルエイジド>
このワインは、カリフォルニアのワイン造りの技と、アメリカ南部のバーボン・ウイスキー熟成の伝統が出会って誕生した新しいスタイルで、シャルドネのリッチで クリーミーな凝縮感が印象的です。
■STAFF
原作・脚本:レックス・ピケット
翻訳:主計大輔
日本語上演台本・演出:古川貴義(箱庭円舞曲)
舞台美術:稲田美智子
照明:南香織(LICHT-ER)
衣裳:KO3UKE
音響:岡田悠(One Space)
ヘアメイク:竹節嘉恵
音楽:国広和毅
演出助手:城田美樹 舞台監督:上田光成(ニケステージワークス)
衣裳協力:WEGO、HARAJUKU CHICAGO、BIG TIME
協力: ap factory、is、キューブ、サードゲートエージェンシー、サンズエンタテインメン ト、スタジオ・サンパティック
宣伝デザイン:高橋誠己(think-small) ウェブデザイン:柚木⻯也(aboka design)
スチール撮影:安藤毅
PV 撮影:角直和(極楽映像社)
PV アニメーション:佐竹大樹
PV 製作:深沢麿央
票券:林晴美
宣伝:大林里枝
制作:横田梓水、田中理恵
制作助手:阿部楓
プロデューサー:宋元燮
製作支援:SWING
企画・製作・主催:conSept