奥田一平,松島庄汰,木戸邑弥,小西成弥出演『Our Bad Magnet』開幕 コメントも到着

演劇ユニット「unrato」の『Our Bad Magnet』が 2023 年 4 月 6 日(木)東京芸術劇場 シアターウエストにて開幕。
『Our Bad Magnet』は、スコットランドの劇作家・ダグラス・マックスウェルの人気作で、2000 年にスコットランドの グラスゴーで初演。世界 15 か国以上で翻訳上演されている青春群像劇。
幼馴染4人の9歳、19歳、29歳の場面を行き来し、劇中劇を織り込みながら、瑞々しく描き出していく。 出演はアラン役に奥田一平、フレイザー役に松島庄汰、ポール役に木戸邑弥、ゴードン役に小西成弥と、多彩な舞台で活躍する若手4人。

アラン / 奥田一平(おくだ・いっぺい)

1か月間、演出家と出演者4人でたくさん話し合いながら稽古を続けてきまし た。舞台のセットができあがって照明が入って、みんなでひとつの目標に向け て話していたことと重なり合った姿をお客さんに観てもらえるのがとても嬉しい です。これから日々公演を経て、作品がどんどん成長していくと思うので楽し みにしていただきたいです。

フレイザー / 松島庄汰(まつしま・しょうた)

お客さんに観ていただいてこそ完成する、男4人でつくる生の会話劇です。シ ーンごとの心の動きを鮮明に届けられる作品なので、言葉の表面的な部分だ けでなく、その奥の深層の部分までを伝えていきたいです。ラストシーンを目 撃したお客さんがどんな感想を持ってくれるのか楽しみです。

ポール / 木戸邑弥(きど・ゆうや)

4人それぞれが色々な思いを抱え人生を歩んでいく作品です。4人に共感し たり疑問を持ったり、捉え方が人によって違うだろうし、観終わった後にどん な感想を抱いても正解だと思います。劇場から家に帰るまできっと頭の中に 物語が続いていく、自分を見つめ直すきっかけにもなる、それがこの作品の 魅力です。4人それぞれの思いを受け取って、大切にしてもらえたら嬉しいで す。

ゴードン(ギグルズ) / 小西成弥(こにし・せいや)

稽古では、松島さんを筆頭に先輩方3人がひっぱってくださっていました。 僕以外3人のシーンが多いから寂しいこともあったけど、ギグルズとして4人の中でのベストな立ち位置を見つけられたと思います。毎公演、少しずつ変 化のある舞台になりそうなので、何度も観に来てくれる人も楽しみにしてほしいです。僕たちも千穐楽にどんな作品になるのか楽しみにしています。

あらすじ
舞台はスコットランド南西部の海岸添いにある小さな町、ガーヴァン。登場するのはアラン、フレイザー、ポール、ゴードン の 4 人の同級生たち。かつては人気観光地だったがすっかり廃れてしまったその町に、29 歳になった彼らが苦い思い出 を抱えながら集まってくる。地元に残ったアラン、元リーダー格のフレイザー、ロンドンで働くポール、そして…。
彼らの 9 歳、19 歳の場面を行き来しながら、思い出たちが少しずつ明らかになっていく…。劇中劇を盛り込みながら、現 実とファンタジーが交差し人生の真実を浮き彫りにしていく切なく美しい青春物語。

概要
unrato#9『Our Bad Magnet』
作:ダグラス・マックスウェル
翻訳:広田敦郎
演出:大河内直子
日程・会場: 2023 年 4 月 6 日(木)~16 日(日) 東京芸術劇場 シアターウエスト
出演:奥田一平、松島庄汰、木戸邑弥、小西成弥(登場順)
音楽:三枝伸太郎
美術:石原敬 擬闘:栗原直樹 制作:村田紫音
照明:大島祐夫 音響:早川毅 映像:松澤延拓 ステージング:前田清実 衣裳:小林巨和 ヘアメイク:国府田圭 演出助手:矢本翼子 舞台監督:齊藤英明/伊藤春樹
プロデュース:田窪桜子
企画・製作:unrato
主催:(株)アイオーン
写真:交泰